10月30日
朝から雨、そして寝坊。
雨ゆえに社殿、神楽殿の拭き掃除に徹する。
それでも8時半頃には拭き掃除も終わり、日供祭斎行後は、太鼓の練習をし、その後、暖をとるため、車の中に入り、本を読む。
元NHKアナウンサーで現在、千葉県の神職でもある宮田修さんの『神道講話への誘い』。
読みながら、まだまだ勉強しなければならないこと、やらなければならないことは山ほどあることを痛感しました。
著書を読みながら感じたこと・・・「なぜ、神さまに手を合わせるか」
祈るということは、見えない存在(神さまやご先祖さま)を意識するということ。
例えば、健康(交通安全)を祈ったとして、祈ったのだから、不摂生(スピード運転)してもよいということにはならない。
神さまに祈ったのだから、自分で健康管理(安全運転)しなければと思うことが、祈りではないでしょうか。
そうすると、祈りをささげるということは、自分に思いやりをもつということ。
そして、自分を大切にするということは、他人に対しても思いやりをもつということに繋がります。
他人に冷たければ、それは自分に返ってきます。
気づけば、祈りが人々の「和」に繋がるということになるのではないでしょうか。
毎日、家庭内の神棚に向かい「いつもお守りいただきましてありがとうございます」の一言を申し上げて、祈ることで、生き方も回りも変わるかもしれませんね。
↓神社境内の裏
境内裏には大きな柿木があります。
午後より、総代会臨時総会。
私が宮司になったことにより、何かと総代の皆様にはお世話をいただくことが増えてきており、大変恐縮なことです。
総代会では、まず例祭の反省点や今後のことについて、「町の中への幟立て」や「宣伝をもっと」「ふれ太鼓による町周り」「家々のしめ縄飾り」など前向きな意見が出され、大変うれしく思いました。
神宮大麻と杉森神社神札の頒布について、「お札やお守りは商品とは異なるので、授与や頒布という言い方を広めていければいいなあ」とお願いを申し上げました。
また、新嘗祭における芋煮会や節分祭における豆まきなども前向きに検討いただけることになりました。
さらには、国道への「杉森神社案内板」の設置なども提案されました。
杉森神社のさらなる繁栄、ひいては河内町の繁栄に繋がるよう、一歩一歩前進して参りますので、総代の皆様には、これからもご理解とご協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。