今年も7月に入りましたね。
まずは、早く梅雨明けしてもらいたいものです...。
またクラシック音楽を聴いた記事です。(完全にネタ切れ)
この私。
ベートーヴェンの交響曲の聴く頻度は、やはり圧倒的に「第9番」が多く、毎日のように何かしらのCD(演奏)で第4楽章の「歓喜の歌」が部屋に流れている状態であります。
続いては、「第7番」でしょうか。あの第1楽章の独特のリズミカルな雰囲気が、ロック好きの私にも受け入れやすかった?のかも知れません。
それから、いつもお邪魔しているブログの記事を読んで、しばらくの間、第3番「英雄」を聴きました。
が・・・良いとは思っても、どうしてもイマイチ馴染めませんでした。全体的に重厚すぎて、聴いていると疲れるのです。
そんな事もあって、上記の作品は、聴き比べするには充分な数のCD(演奏)が揃いました。
後、カップリングの関係で、第5番「運命」(以前記事にしました)も充分すぎるほど揃っていますが、「英雄」と同じ理由でそれぞれのCDをほとんど聴いていません。(汗)
で、次に何番の交響曲を聴こうかと思って、聴いたのが「第8番」でした。
手元にハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮/ウィーン・フィルによる、ベートーヴェンの交響曲の全曲が揃っているので、全交響曲、とりあえず一度は聴いています。
その中で、有名な第6番「田園」を差し置いて、何故「第8番」かと言えば、「第7番」のカップリングがこの作品だったので、続けてけっこうよく聴いていたのもあって、印象に残っていたからです。
そんなわけで、「第8番」を改めてジックリと聴いてみました。
感想としては、前々から思っていましたが、こじんまりとしていて良いですね。全楽章共、このCDでは10分を切る演奏時間だし、飽きる間もなく聴き通せました。
何と言っても、上に挙げた交響曲と違って、重厚さや悲壮感?が感じられず、どの楽章も軽快で楽しさを感じさせる点が、非常にとっつきやすくてGOOD!でした。
特に第1楽章が印象的で、何度も繰り返し聴きたくなるぐらい、個人的にはハマりました。
第3楽章の華麗さも捨て難いです。途中でのホルンとクラリネット?の演奏は、聴いていてほのぼのしていて素敵です。
この交響曲「第8番」・・・ベートーヴェンの交響曲の中では、小品と言えるかも知れませんが、十二分に充実した内容、満足感いっぱいの作品だと思います。
個人的には、トータルで考えれば、今までの交響曲の中で一番馴染みやすい作品でした。演奏時間が短いのも、その大きな理由ですけどね。(苦笑)
ただ・・・今のところ「第8番」は、オーケストラ演奏盤はこの1枚(後はリスト編曲のピアノ演奏盤が)しか持っていません。
けっこう気に入ったものの、財政的な問題もあるし、この「第8番」を目的にCDを購入するのには少々抵抗があるので、聴き比べを楽しむのは、まだまだ先になりそうです。(残念...)