雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

酒と言葉と音楽の渾然 2

2006-08-19 18:26:53 | 音楽

伊勢丹に行ったら、ちょうど沖縄町田琉エイサーの演舞をやってた。

すごくよかった。

 男が太鼓を抱えて大きく踊りながらパワフルに叩く。

 太鼓の音がズシンズシンと腹に来る。

その掛け声たるやパターン化された日常から解放してくれる。

そして観じた、この演舞は、まさに踊りと音楽が渾然としていた古代ギリシャのものだ、と(アフリカなんかもそうだけど)。

ふとみると、後方では乙女たちが小さいながらも相槌をいれながら赤い浴衣(?)で小さくカレンに踊っている。

 この構図、どこかで見たことが・・・。

 思い出したのは、りんけんバンドの「海とう島」。

 ♪男と女は、海と島のようだ♪

って歌うわけだが、男の荒々しい海と、女の波が静かに打ち寄せる砂浜のコントラストが男と女のよき関係を捉えていたように思う。

ほんっと感動した。

今度東京ジャズ・フェスティヴァル2006やダニエル・ハーディングのモーツアルトも聴きにいくのだが、それらとは別の、つまり Nature とArtとに分けた場合の Nature の方、生活の一部に組み込まれすぎて一瞬に通り過ぎていく普段着の音楽ってのもいいね。

そんなわけで5Fの沖縄物産展特設会場になだれこんだ(すっかりはめられた)。

入るとすぐ左手に泡盛の店。

試飲させてもらってグイと飲み干した。

「お兄さん、(泡盛)強いからあとでくるよ~」と店員さん。

「ご馳走様でした」といいながら紙コップを返しながら思った、

すでに来てます、と。

しかしあの演舞をみて一杯で終われるはずがねえっ。

その勢いでその後2杯あおった。

いつの間にか自分のなのに耳障りなほど声がでかくなってた。

まずい、と思い、何か買って帰ることにした。その商品名は、ズバリ「砂肝ジャーキー」!

なんて面白すぎる組み合わせ(名前も実物も)なんだっ!

酔っ払ってなきゃきっと買わなかったかもしれないが、タダモンじゃないっ!

こいつは愛犬リュウとビールでも飲みながら一緒に食べよう、そう思った。。。



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