Washingtonpostによると、南アフリカについでHIV感染者の多いインドの、そのなかでも最も感染率が高かった地域Bangaloreで、35%もの感染率減少があった。調査は、トロント大学がスポンサーになって行われたもので、15歳から24歳の妊娠した女性と、20歳から29歳の性病に感染した男性を対象にしたもの。2000年から2004年までに、前者が35%、後者が36%の減少したという。
インドといえば、現在500万といわれるHIV保持者がいて、CIA's National Intelligence Council の2002年の発表では、その数は、2010年には、2500万にまで膨れ上がるとされていたから、楽観的になってはいけないという但し書きはあるが、この減少は、奇跡としかいいようがない。そしてこの奇跡を引き起こした主要因は、避妊具などの普及ほか、HIV感染を阻止しようといういろいろな努力が結実した、とみる向きが強いようである。やはり要は気持ちとかやる気の問題ということらしい。
さて、「要は気持ちとかやる気」という結論になる事件を取り上げたのは、今日僕が遭遇した奇跡に繋げるためである。今日僕は、「気」を体験した。やってくれたのは、同僚の同僚の同僚のひとりで、これまでこんなことができるひとがこんな近くにいるとは知らなかった(本人もうさんくさがられるからやらなかったらしいが)。
僕も最初は眉唾だと思っていた。「気」がテレビなどで取り上げられ、芸能人が自らの意志に反して歩き回ったり引っ張られたりしている様は面白くて仕方なかったが、僕にはとてもあんなの信じられなかった。テレビカメラというひとつの視点しか許さない媒体などもともと信じられるはずがない。
ちょっと「ホントかな」と思い始めたのは、父親が亡くなる瞬間。死に際に間に合わなかった僕のところに父の魂がやってきて、人間が肉体を超える精神力を持っているのを目撃したのと、あの有名な外交官、岡崎久彦さんの「気」に関する著作を読んでからだった。
岡崎さんは、天安門前後の中国に行ったとき、必ず気功の先生に会って教えを乞うていた。税金の無駄遣いと心配する必要はない。現在なら何十万払ってもあってくれそうにない達人がその頃は、ただ同然で会って惜しげもなくいろいろなことを教えてくれたらしい。
とにかくあの岡崎さんがいうのならということで、岡崎さんが著作に書いている練習法を実践しはじめた。3年で、自分の体内なら何とかすることができるようになり、5年で他人を快癒させることも可能とあったと記憶する。
まずその同僚は、スプーンをまげてみせた。いわゆるグニャとしたやつだ。彼女の年齢は、聞くのもはばかられる感じだったから、腕力でやったとは考えがたい。
もう夜も遅いので話を急ぐと、一番驚いたのは、青年である僕と、50代男性との腕相撲を介しての実験である。この男性と腕相撲をしても、僕は自分の力を出す必要もなく勝った(ちなみに大学のとき腕相撲の強さを測定したが、成年男子の平均が20キロのところ僕は46キロあって、まず腕相撲で負けた記憶がない、ただし棒高跳びのインカレチャンプは68キロであっさり負けたが)。しかし彼女が僕に手をかざすと、反時計周りの気流が僕にビリビリと伝わってきて、なんだこれは?と思いつつ、もう一度その男性と腕相撲をやってみた。そうしたら相手にならない(僕がかなわない)!僕は全力を出してその男性の力を受けとめるのが精一杯だった。
しかしもっと驚くべきことが今みつかった。一同その奇跡のような力に驚愕し、我も我もと自分の不具合のあるところに手をかざしていただいたが(Jesusにみえていたかも)、彼女は嫌な顔ひとつせずその力を使ってくれた。
ちなみに僕なんぞが岡崎さんのいう練習をやりはじめたのは、電車で座る席を確保するためにほかの乗客の動きをとめるとか、回転寿司で僕が狙っていた平目の縁側を横取りしようとする僕の左隣にる中年男の手をその隣にいる女性のお尻に持っていくとか、可愛い女の子をはがいじめにするためとか、こんなところで明らかに出来ないようなことまでが念頭にあった。
しかし彼女は違うのである。ここ10年来難聴で苦しむご主人に手をかざし、腰痛ほかいろいろな病に苦しむ方が喜ぶ顔を見るのが嬉しくて仕方ないとおっしゃり、また、本来こういう力は誰にでも備わっているのだから、みながそういう力が出せるようにといろいろ教えてくださる。
気の持ちようというのは、本当に大事だと思った。
インドといえば、現在500万といわれるHIV保持者がいて、CIA's National Intelligence Council の2002年の発表では、その数は、2010年には、2500万にまで膨れ上がるとされていたから、楽観的になってはいけないという但し書きはあるが、この減少は、奇跡としかいいようがない。そしてこの奇跡を引き起こした主要因は、避妊具などの普及ほか、HIV感染を阻止しようといういろいろな努力が結実した、とみる向きが強いようである。やはり要は気持ちとかやる気の問題ということらしい。
さて、「要は気持ちとかやる気」という結論になる事件を取り上げたのは、今日僕が遭遇した奇跡に繋げるためである。今日僕は、「気」を体験した。やってくれたのは、同僚の同僚の同僚のひとりで、これまでこんなことができるひとがこんな近くにいるとは知らなかった(本人もうさんくさがられるからやらなかったらしいが)。
僕も最初は眉唾だと思っていた。「気」がテレビなどで取り上げられ、芸能人が自らの意志に反して歩き回ったり引っ張られたりしている様は面白くて仕方なかったが、僕にはとてもあんなの信じられなかった。テレビカメラというひとつの視点しか許さない媒体などもともと信じられるはずがない。
ちょっと「ホントかな」と思い始めたのは、父親が亡くなる瞬間。死に際に間に合わなかった僕のところに父の魂がやってきて、人間が肉体を超える精神力を持っているのを目撃したのと、あの有名な外交官、岡崎久彦さんの「気」に関する著作を読んでからだった。
岡崎さんは、天安門前後の中国に行ったとき、必ず気功の先生に会って教えを乞うていた。税金の無駄遣いと心配する必要はない。現在なら何十万払ってもあってくれそうにない達人がその頃は、ただ同然で会って惜しげもなくいろいろなことを教えてくれたらしい。
とにかくあの岡崎さんがいうのならということで、岡崎さんが著作に書いている練習法を実践しはじめた。3年で、自分の体内なら何とかすることができるようになり、5年で他人を快癒させることも可能とあったと記憶する。
まずその同僚は、スプーンをまげてみせた。いわゆるグニャとしたやつだ。彼女の年齢は、聞くのもはばかられる感じだったから、腕力でやったとは考えがたい。
もう夜も遅いので話を急ぐと、一番驚いたのは、青年である僕と、50代男性との腕相撲を介しての実験である。この男性と腕相撲をしても、僕は自分の力を出す必要もなく勝った(ちなみに大学のとき腕相撲の強さを測定したが、成年男子の平均が20キロのところ僕は46キロあって、まず腕相撲で負けた記憶がない、ただし棒高跳びのインカレチャンプは68キロであっさり負けたが)。しかし彼女が僕に手をかざすと、反時計周りの気流が僕にビリビリと伝わってきて、なんだこれは?と思いつつ、もう一度その男性と腕相撲をやってみた。そうしたら相手にならない(僕がかなわない)!僕は全力を出してその男性の力を受けとめるのが精一杯だった。
しかしもっと驚くべきことが今みつかった。一同その奇跡のような力に驚愕し、我も我もと自分の不具合のあるところに手をかざしていただいたが(Jesusにみえていたかも)、彼女は嫌な顔ひとつせずその力を使ってくれた。
ちなみに僕なんぞが岡崎さんのいう練習をやりはじめたのは、電車で座る席を確保するためにほかの乗客の動きをとめるとか、回転寿司で僕が狙っていた平目の縁側を横取りしようとする僕の左隣にる中年男の手をその隣にいる女性のお尻に持っていくとか、可愛い女の子をはがいじめにするためとか、こんなところで明らかに出来ないようなことまでが念頭にあった。
しかし彼女は違うのである。ここ10年来難聴で苦しむご主人に手をかざし、腰痛ほかいろいろな病に苦しむ方が喜ぶ顔を見るのが嬉しくて仕方ないとおっしゃり、また、本来こういう力は誰にでも備わっているのだから、みながそういう力が出せるようにといろいろ教えてくださる。
気の持ちようというのは、本当に大事だと思った。
それにしてもstoneさんの練習を始めたきっかけがあまりにも日常的で爆笑してしまいました。(笑)