ノバスコシア州(カナダ)から例年贈られる48フィート(約15メートル弱)の白いトウヒ(spruce)が、Boston の公式ウェブサイトで「休日の木 holiday tree 」と呼ばれたため、Townhallによると、例年通り、問題になっている。
本来この木は、年末のクリスマスのための木である。しかしマジョリティであるキリスト教徒を特別視しているとクレームがつき、「休日の木」とされた。それに対し、アメリカ国民中90%を占める(ホント?)キリスト教信者はどうなるっ、という論調が出てきたわけだ。
行政側はいろいろ配慮が必要とされて迷ったんだろう、ボストンの公園とリクリエーションのコミッショナー、Antonia Pollakは、メディアによって「クリスマス・ツリー」と「Holiday Tree」のふたつを使いわけている。そうすると結局両方からまた叩かれる。バカバカしい話である。
こうした現象は、公的な場所では、具体的に極端な形で現われる。そういえば日本でも男女差別が熱く語られた結果、ある中学校で、男女が同じ場所で着替えをさせられるなんてのがあったが、アメリカでも同じらしい。
Bostonにある小学校では、演劇の原作タイトルHow the Grinch Stole Christmas中のChristmasが、Holidaysに換えられたり(原作は名の通った童話である)、市役所では、赤いポインセチアが禁じられたり(白はいい)した。
またNew York では、キリスト降誕の場面を公立学校では展示してはいけないことにしつつユダヤ教の燭台やイスラム教の新月旗はOKなどというなんだかよくわからないことになったりしている。もちろん Merry Christmas ではなく、Happy Holidayといわなくてはならない。Christmas Partyなんてもってのほかである。
日本でも「クリスマス」が使えなくなるかもしれませんね。
本来この木は、年末のクリスマスのための木である。しかしマジョリティであるキリスト教徒を特別視しているとクレームがつき、「休日の木」とされた。それに対し、アメリカ国民中90%を占める(ホント?)キリスト教信者はどうなるっ、という論調が出てきたわけだ。
行政側はいろいろ配慮が必要とされて迷ったんだろう、ボストンの公園とリクリエーションのコミッショナー、Antonia Pollakは、メディアによって「クリスマス・ツリー」と「Holiday Tree」のふたつを使いわけている。そうすると結局両方からまた叩かれる。バカバカしい話である。
こうした現象は、公的な場所では、具体的に極端な形で現われる。そういえば日本でも男女差別が熱く語られた結果、ある中学校で、男女が同じ場所で着替えをさせられるなんてのがあったが、アメリカでも同じらしい。
Bostonにある小学校では、演劇の原作タイトルHow the Grinch Stole Christmas中のChristmasが、Holidaysに換えられたり(原作は名の通った童話である)、市役所では、赤いポインセチアが禁じられたり(白はいい)した。
またNew York では、キリスト降誕の場面を公立学校では展示してはいけないことにしつつユダヤ教の燭台やイスラム教の新月旗はOKなどというなんだかよくわからないことになったりしている。もちろん Merry Christmas ではなく、Happy Holidayといわなくてはならない。Christmas Partyなんてもってのほかである。
日本でも「クリスマス」が使えなくなるかもしれませんね。