信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

2017/05 信州DC in Spring №2 (その10) 早朝の表銀座を歩く

2017年05月17日 | 北アルプス(南部)


お早うございます、信です。
燕岳登山を綴った信州DC in Spring №2 も10回を数えるまでになりました。
既に登山開始してからアップした写真も260枚を超えました。
まだまだあるんですが、でも間もなく終焉を迎えねばなりません。
淋しいような気もしますが

時は5月3日 AM 6:15
今日も良い天気になりそうです。


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水晶が一番奥で輝いています。


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ワリモから鷲羽、三俣蓮華への稜線。
鷲羽池にはいったい何mの雪が積もっていることやら


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そして双六、笠ヶ岳への稜線へ。


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美しい笠ヶ岳


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槍に向けて伸びる表銀座の道。


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つられて歩き出しますが、足元は凍てついた氷の道。
うっかりすると足を取られかねません。

慎重に足を運びます。


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その先には大天井の大きな、そして険しい直登していく道。


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大天荘はまだ営業していませんから、そこでは留まれません。
東天井も越えて、横通のトラバースを下って常念小屋に辿り着くしかありません。


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一の沢、横通の尾根に続く南アルプスと富士山。


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そして八ヶ岳。
一昨日はその手前の霧ケ峰をブラブラしてました。


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ここはかなり下ります。
また上がって来るのが億劫になりました。

残念ながら今日は帰らねばなりません。明日は子供たちが来る日です。


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振り向いて


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この突端に行って見ましょう。
トレースもあるし雪庇ではなさそうです。


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表銀座の斜面。
美しいダケカンバが続いています。


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昨日のトップです。
ここで撮りました。


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この斜面を見れば、どんな気象条件か容易に理解出来ますね。
日本海から湿った空気が吹き付け、立山・劔に20mの雪を降らせ
その勢いのまま西の斜面に猛烈な風が吹いて、東に雪だまりが出来ます。

この壁に守られて信州安曇野が、いや関東まで守られているのです。
猛烈な風を受ける西の斜面には、稜線に近いほど雪はありません。


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安曇野の朝靄が晴れていきます


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厳しい自然の摂理の上にある美しさ。


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昔から人は敬い、感謝し、畏れてきたのです。


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決めた。

今年はあの頂に行こう。


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裏銀座の烏帽子は今朝もすっきりしています。


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今日室堂は最高の朝を迎えたことでしょう。


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帰りに見た

女王の上の孤高の岳人。


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これから大天井に向かう人を見送って


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AM 7:06 燕山荘のテラスに戻ります。


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急ぐ理由はありませんが


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じっとしていると体温を持って行かれます。


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イワヒバリが見送ってくれます。


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シンサン マタオイデ


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美しい世界に 後ろ髪引かれ


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下山します。






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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます(^-^) (自宅から剱岳が見える富山県人。)
2017-05-17 06:04:37
素敵です✨✨✨✨✨✨✨
しんさんの世界にひきこまれます。

ありがとうございます🍀

今朝の立山は霞んでて剱岳の姿は見えません。
山に魅せられた一年生です。
これからも楽しませて頂きます。
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Unknown (takayan)
2017-05-17 06:28:59
おはようございます。

笠ヶ岳といえば、昨年に行った新穂高ロープウエイの上の園地から、正面に見えていた山ですね。
槍ヶ岳も見えていて、感動した事が思い出されます。

今日のお気に入りは25番です。
人物が入っているのが良いと感じました。
でもやっぱり、昨日のトップの18番が素敵ですね。

16,17番は、錫杖さんが好きそうな切り取りですね。

今朝も素晴らしい景色に感動しました。
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立山 ()
2017-05-17 06:29:15
自宅から剱岳が見える富山県人。さん>

お早うございます。
この日は高曇りの朝を迎えました。
表銀座を歩くと、知らず知らずのうちにあっと云う間に長く歩いてしまいます。
始めは下りでらくちんに歩けて
周りの景色がどんどんダイナミックに変わっていくからでしょうね。

私のは山の写真家の師匠の模倣です。
まだ自分の世界感を作れていません。
何度か山に通って
自分なりの世界感を作りたいと思っています。

何年かかるか分かりませんが
またお付き合い下さい。
コメントありがとうございました。

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笠ヶ岳 ()
2017-05-17 06:40:35
takayan師匠>

お早うございます。
錫杖師匠がまたスゴイことになってますね。
どん欲というか
純粋というか
その行動力には驚かされます。

25番ありがとうございます。
岳人は蛙岩(げいろいわ)を過ぎたあたりを歩いているのだと思います。
私も蛙岩まで行こうと思ったのですが、この大下りで下山へのダメージを思い留まりました。

新穂高R/W展望台からの笠ヶ岳は絶品ですよね。
たしか2年前かな、錫杖師匠が登っていましたが
秋口に登りたいと思います。

六甲はいかがでしたか
現像が大変そうですね。
その前に太神山でしたか、これも楽しみにしています。
コメントありがとうございました。

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Unknown (はりさん)
2017-05-17 09:13:18
おはようございます。
燕岳からの山岳写真集。
いっぱい楽しませていただきました。
260枚以上ですか。
いつもすごい数の写真をアップされますからね。
(私はいつも10枚前後なもので…。)
今年は、笠ヶ岳をめざされるのですね。
私も2年前になんとか登った山です。
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Unknown (錫杖)
2017-05-17 11:47:34
こんにちわ

「岳人」信さんの山紀行。
やはり連載ものは引き込まれますね。
わたしの18番なのに(笑)
 6番の北鎌尾根の美しさ 天空に突き刺すかの槍ケ岳 アルプスNo.1の鋭峰だなあとつくずく思いました。

そして16番のダケカンバの美しさよ もたまりません 名古屋弁ではたまりゃあせんです。

最後に熱い意思表明 笠ヶ岳 幡隆聖人開山の名峰は槍と笠の2つ 笠ヶ岳の横にある小笠に立つケルンを入れたアングルでぜひ槍ケ岳を撮影してみてくださいね

 山好きのわたしには最高に嬉しい山紀行になっていますこと改めて感謝申し上げます。

 
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笠ヶ岳 ()
2017-05-17 18:41:22
はりさん>

やはり登っておられますね。
飛騨の名峰、私は高山方向から見るのも好きですが
平湯のICから見ると、まるで槍かと見まごう姿です。
秋口か、あるいは花咲き乱れる夏か
思案中です。

私の場合、忘備録的要素が高いので殆ど時系列で絵を並べています。
1500枚で300枚も載せたのですから、ちと載せすぎですかね。
まいっか、錫杖師匠は喜んでくれてるし
まだ自分なりの世界感が出来ていない証拠です。
がさつな性格で精進が足りないのです。
まあ懲りずにまた覗いてやって下さい。
コメントありがとうございました。

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連載もの ()
2017-05-17 18:52:42
錫杖師匠>

その十八番まで模倣してしまった信です。
すいません。
時系列で掲載して、枚数を限定しようとすると、どうしても連載ものになりますね。
以前は1回で70~80枚掲載していましたから
基本はあまり変わっていませんね。

笠ヶ岳は昨年、双六、蓮華、鷲羽をやった際にどうしても行かなければならない山になっていました。
笠新道を登り切れるか、自信はありませんが、しっかり準備して天気を読んで行きたいと思います。

また中湯温泉のお宿でお世話になろうと思います。
「まほろば」のご主人に昨年のお礼と、また今年も小池新道入り口までお願いしようと目論んでます。
そうすると来年もお礼に行きそう・・

さて明日はいよいよ下山です。淋しい限りですが、また次の一歩を考えるとしましょう。
コメントありがとうございました。

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