紫竹ガーデンを後にして、十勝平野を東へ向って車を走らせました。
フェリーで見た、テレビの天気予報で釧路の気温が一番低かったからです。
まあ、安易な選択と言えば、その通りですが、これが一人旅の気軽さです。
とうもろこし畑の向こうに日高山脈が見えます。
道は丘陵地を上下しながらズーと一直線。
いかにも北海道らしい光景が続きます。
国道38号に出て暫く走ると、右手にヒマワリ畑が広がっていました。
「とよころ物産直売所」のヒマワリ畑です。
ヒマワリは太陽の花。
今日みたいなピカピカの天気がとてもよく似合います。
そして、豊頃といえばハルニレの木。
十勝川河川敷の牧草地の中で、悠然とした姿を見せていました。
ハルニレの姿を堪能してから道道1038号線に入り、昆布刈石の海岸に向かいました。
何だかとても海が見たくなったので、少しでも早く海に出会えるルートを選択したのです。
昆布刈石の海岸は心地好い風が流れ、空は青く、雲は白く、車の姿を殆ど見かけない道路は、ゆったりと東に向って伸びていました。
直別で再び国道38号に合流し、渋滞のない道路をのんびりと釧路に向かいます。
途中、白糠辺りの道の駅で、東の海の波の上に、釧路の街が蜃気楼のように浮かんでいました。
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