北海道に上陸した翌朝、無料化実験中だった道東道を、東へ向って車を走らせました。
とりあえずの目的地は帯広。
40年ほどの昔、私は十勝平野の要都である帯広に住んでいましたが、その頃に何度も足を運んだ野草園がどうなっているか、今一度この目で確かめたかったのです。
入り口に立ったとき、思わず「ぇ~」と声が出そうでした。
私の記憶の野草園は、横をはしるバス道路から全体が見渡せ、高い樹木などは殆どなかったのです。
ところが今、目の前の野草園は完全な森。
時の流れを感じざるを得ません。
すっかり浦島太郎状態でした。
帯広野草園
それにしても暑い!。
クーラーを効かせて車を運転している時は分からなかったのですが、一歩外に出ると眩暈がしそうです。
涼しいだろうと、わざわざ夏休みの旅行先を北海道に選んだのに、すっかり当てが外れました。
この炎天下では三脚を立てて花の写真を撮る気にもなれません。
それでも折角の帯広ですから、次は真鍋庭園へと足を伸ばしました。
真鍋庭園入口
ここは日本初のコニファーガーデンで、海外から移入した樹木などが展示されています。
森の中に散策路が整備され、所々に池や水の流れが設けられていて、とても気持ちの良い所です。
私は、心地よく空調の効いた喫茶室でアイスコーヒーを注文して、ゆったりとした時間を過ごさせて頂きました。
真鍋庭園で涼んだ後、帯広の郊外に位置する紫竹ガーデンへ向いました。
紫竹ガーデン園内
後から聞いた話ですが、この日の十勝地方は東京よりも暑かったようです。
紫竹ガーデンには花が溢れていましたが、あまりにも光が強すぎて花の写真撮影には条件が悪すぎました。
更には、日射病になりそうな程に陽射しが強烈だったので、早々に退散することに致しました。
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