春を待ちわびるニューヨークの人々に、この植物園は花木を愛でる恰好の場を提供しているようです。
入園者には家族連れが多く目立ちました。
広い園内を巡るトラムがやってきました。
図書館の前では樹齢100年、平均樹高27mのユリノキが芝の広場を囲んでいました。春になれば、枝先にチューリップのような黄色い大型の花を咲かせるのでしょう。
近くの散策路にはコウヤミズキが枝いっぱいに黄色い花を咲かせていました。
私は春になると毎年、小石川植物園で見事な中国のシナミズキの花を見ていますが、今年はニューヨークで日本のコウヤミズキに出会えました。
「ホリー・ジョリベット」の品種名が付いた桜が、こんもりと花に包まれています。
枝振りの良い、美しい樹にヨーロッパシデの名札が付いていました。
植物園は広く、木々にも十分な場所を提供できるからでしょうか、皆伸び伸びと枝を広げています。
辛夷(コブシ)が根元に花びらを散らせていました。
自然なままに枝を広げているからでしょうか、地面に落ちた花びらの配置が美しいほどに均一です。
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