ニューヨーク植物園に到着しました。
門の前に到着すると、駐車場へ入りきれない車が列を作っていました。
周辺の路は駐車禁止です。ここまで来たら、車列に並ぶしかありません。
しかし、10分ほど待っていると、係員が向かいのフォーダム大学の駐車場へ車を誘導し始めました。どうやら臨時開放するようです。
12ドルの駐車料金はしっかり徴収されましたが、殆ど待たずに入園することができました。
入場券売場に大勢の人達が並んでいます。私はラン展を開催している温室にも入れる20ドルのチケットを購入しました。
ここが今回の旅で計画した最後の目的地となります。
どんな花に出会えるでしょうか。
ニューヨーク植物園の概要を資料からご紹介しますと、
「ニューヨーク植物園は1891年にオープンしています。かつてニューヨーク市をおおっていた森林50エーカーが植物園の中に保護され、そこは国の史跡に指定されています。
園内には、数多くの植物コレクションが展示されており、1902年に一般公開された米国最大の温室はEnid A. Haupt Conservatoryと呼ばれています。」
開園:火曜~日曜 午前10時~午後6時
休園:月曜、感謝祭(サンクスギビングデー)、クリスマス
入場料:大人6ドル 学生3ドル 2歳~12歳1ドル オールガーデン・パス 20ドル
地下鉄:B、D、4 Bedford Park Blvd.下車→Bx26バス Mosholu Gate入口下車。
私は園内を時計回りに歩き始めました。
温室の方角へ向かうと、見事な桜に目を奪われました。
幾本もの桜が華麗な姿で来園者を迎えてくれます。
特に温室の周囲が圧巻でした。
こうしてニューヨークで桜を見ていると、世界に通じる桜の美しさを実感します。
そして桜も、その他の美しい花々も、全ての花はみな一瞬の命です。
私は今ここで、花の極みに出会えたことを、素直に喜び、感動していました。
春の花が花壇を飾っていました。
歩を進めれば、木立の中で桜が春を謳っています。
惚れ惚れするほどの姿を見せて、年輪を重ねた大樹が幹いっぱいに枝を広げていました。
枝先に春の葉芽を準備したまま、新緑を俟つ大樹の先で、葉が開くのも待たずに散ってゆく桜が、確かな時の移ろいを物語っていました。
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