2012年6月26日 今日がイギリス一周 花の旅の最終日です。
成田への飛行機は、今晩19時15分にヒースロー空港を飛び立ちます。
レンタカーを返して、お土産を選んで、等等を考えると15時には空港に戻っていたいところです。
実は、心配症の私は、スピードカメラで違反を撮影されていないかを案じていました。
勿論、スピード違反をしないように安全運転に徹しましたが、幹線道路でも市街地へ入ると急に制限速度が低下します。
標識を見落とした可能性もあります。
また、都市部ではバス専用レーンなどもあって、左折時に、いつそのレーンに入っていいのか迷いました。また、そのような場所には必ず監視カメラが設置されていました。
サッカーのオフサイドやバレーボールでのタッチネット等は故意でなくても反則です。
その意味では運転に反則は付きものですから、今回の旅で違反がゼロだったとは断言できません。
また、それを記録された可能性もゼロではありません。
何しろ全てがあちらのルールと判断ですから。
そして、その違反の有無はレンタカーの返却時に明らかになるはずです、・・・多分。
罰金はせいぜい3万円止まりでしょう、・・・多分。
しかし、その為に煩雑な作業が生じた場合、飛行機の出発に間に合わない可能性があります。
ということで、早目にヒースロー空港に帰る予定で、一日のスケジュールを考えました。
昨日はキュー王立植物園の全貌を見ることができなかったので、今日は、もう一度キュー王立植物園を訪問する予定です。
キュー王立植物園の開園は9時半です。
いつものように朝早く目が覚めて、車の中でのんびりしていたのですが、そうだ、朝のラッシュ前にロンドン市内の公園を見ておこう、と思い付きました。
すぐに行動開始です。
まずは、テムズ川沿いに走ります。
ロンドンブリッジを渡りました。
橋の天井にオリンピックマークが格納されていました。
日本に帰ってから、このマークが橋を飾っている姿がテレビに映しだされていました。
目的地はクイーン・メアリーズ・ガーデン(Queen Mary's Garden)です。
400種類、30,000 本以上のバラが植えられているそうです。
事前の調査で、開園は朝5時です。
ロンドン市内は早朝にも関わらず、交通量も多く、神経を使いました。
ガイドブックにも、慣れないうちはロンドン市内に車で入らないほうが良いと記載されています。
その通りだと思いました。
ガーデンへは7時半に到着しました。
クイーン・メアリーズ・ガーデンはリージェンツ・パーク(Regent's Park)の一画にあり、更にその中にローズ・ガーデンが作られています。
6月はバラの季節です。色とりどりのバラが咲き揃っていまいた。
バラだけではなく、滝や池の周囲に水生植物などが植裁され、小鳥の囀りが明るく響いていました。
園内には市民が寄贈したベンチが置かれ、その背には
I watch the sunrise lighting the sky,
and on this bright morning I feel your presence near me.
(空を朝陽が染めるのを見つめ、その輝く光の中で私は、すぐそばに貴方を感じている)
といったプレートが収められていました。
お洒落ですね~ 嬉しくなっちゃいますね~!
市民の心持ちの豊かさを、ひしひしと感じます。
良いものを見せて頂きました。
さて、そろそろ私はキュー王立植物園へと向かうことに致しましょう。
ロンドンの都心へ向かう対向車線では渋滞が始まっていました。
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