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自転車でパタンへ

2014-04-09 23:09:17 | ヒマラヤ・トレッキング 花の旅

 

 

 スワヤンブナートからGH(ゲストハウス)へ戻り、午前中ネパール観光局で入手したTIMSとACAEPをザックの貴重品袋に保存しました。


 一昨日3月1日の夕刻、ネパールへ入国した時は、右も左も分からず、不安な気持ちで部屋のドアを開けたのですが、三日目の今日は、勝手知ったる我が町、みたいな気分になっているのが、自分でも分かります。


 まるでロールプレイングゲームで次々と敵をクリアしているような気分でした。

 

 こんな風に、事が上々に運んでいる時は、誰かさんが頭の隅で、「調子に乗ってると痛い目に合うぞ」と忠告してくれます。


 今まで、この忠告にどれ程助けられたことでしょうか。


 アメリカのドライブで、砂漠の中に孤立して以来、この誰かさんの忠告が増えてきたように思います。

 

 手傷を負ったジャッカルのように、用心深さが増したのかもしれません。

 

 

 GHで一息いれ、心を鎮めてから自転車にまたがり、今度はカトマンドゥの南方に接する古都、パタンを目指しました。

 

 

 カトマンドゥ市街の道路はバイクや車で溢れ、舗装されてはいるのですが、車に追い抜かれると砂埃が舞い上がり、目を開けていられない程です。

 


 私はGHを再出発するとき、コンビニでマスクを購入し、サングラスを掛けることにしました。

 


 ネパールのマスクは日本のものと異なり、黒い色をしています。


 自転車やバイクを運転する人達が、黒いマスクをしているので、最初はびっくりしましたが、この方が汚れが目立たないのでしょうか?

 

 

 カトマンドゥ市内を南下し、街外れでハグマティ川を渡りました。

 

 

 何度も「パタンはこの方向ですか?」と、街の人に確認しながら自転車を走らせました。

 


 私は主に若い人に道を訪ねましたが、ネパールでは、かなりの人が英語の質問に英語で答えを返してくれました。


 橋を渡って暫く進むと、ナマステ・スーパーマーケットの先で三叉路に出ました。

 

 

 緩く右へ下る道を進みますと、道の周囲に宗教的な印象を受ける建築物が目に付くようになりました。

 

 

 道の横に、古い様式の建物が姿を見せ始め、どうやらパタンの核心部に近づいてきたようです。

 

 

 道行く人の足どりも穏やかで、街はしっとりした雰囲気を漂わせていました。

 

 そんなパタンの通りを、惰性に任せながら自転車を進めて行くと、程無くして、パタンのダルバール広場に出ました。

 

 

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