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川苔川を辿って

2013-07-04 12:52:48 | 花の山

 

 登山道へ入ると、小さな沢に杉の丸太橋が掛かっていました。


 手作業で作られたことがよく分かります。

 この橋を掛けるのに、どれ程の方々が携わってくれたのでしょうか。

 遊びで登る山への道に、多くの方が汗を流してくれていることに、足が竦むような思いがします。

 

 これだけのおもてなしを受けるのですから、今日は存分に楽しまなくては勿体ない。

 

 

 振り返れば、杉木立の中に奥多摩の峰が優しい曲線を描いていました。

 

 

 清々しい杉林に続く、明るい沢の中に登山道が分け入って行きます。

 

 

 小石川後楽園のような大名庭園の趣で、山水画の題材になりそうな風景が続きます。

 

 ここが都心からわずか3時間ほどの場所なのは、感嘆すべきことかもしれません。

 

 そんな山道の脇で、興味ある掲示物を見かけました。

 

 

 この森は、昭和42年43年にオリンピック記念事業として、スギ・ヒノキ・カラマツが植栽されたことが表示されていました。

 

 昭和42年といえば、私は高校生で、ラジオで深夜放送を聞いていた頃のことです。


 あれから46年・・・

 

 感無量です。

 

 植松や渡辺は元気にしているでしょうか。

 

 

 川苔川に沿って続く登山道には湧水が流れ、新緑のカツラが目を和ませてくれます。

 

 

 

 沢に幾条もの滝が現れます。

 

 

 

 山道は沢の右岸と左岸を、おもてなしの橋で繋ぎながら、高度を上げて行きました。

 

 

 

 

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