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USA 花降りそそぐ

2011-08-01 13:41:24 | アメリカ大陸横断 花の旅

 温室で花と多彩な植物を堪能し、庭の西側のエリアを目指します。

 

 温室を出た玄関先に、プレートに「多分100年は越えているであろう」と記載された、アメリカイチイが見事な姿を見せていました。

 

 

 歩を進めた先の、赤い葉を纏った大木の名前は確認できませんでした。

 上品な色彩の葉に彩られ、ゆったりと枝を伸ばした姿がとても魅力的です。

 いったい、何の木なのでしょうか?

 気になります。

 

 さてさて、こんな歯痒さを重ねるうちに、最近とみに、「木の名前が分かったら、木の知識を身に付けたら、木々を見分けることができたら」どんなに楽しいだろうと思うようになってきました。

 

 この旅を終えたら、早速始めようと思っています。

 

 

 木々が整然と並ぶ道よりは、木立の中に分け入り、先がちょっと曲がったような小道が、気に掛かります。

 

 先が見えないことが、私の好奇心をくすぐり、探求心を呼び覚ますのでしょうか。 

 

 木々の囁きに耳傾けて、そんな小道を散策すれば、何ものにも代えがたい、素敵な時間が過ごせそうです。

 

                 

 

 東の庭園では、木立の中を縫う様に小道が設けられていました。

 西の庭園では、路に沿って木々が等間隔に植栽されています。

 馬車で進む時は、こちらの路を選択する以外に方法はありません。

 

 

 木々と緑を配した様々な庭が揃っていました。

 

 そんな庭園の奥で、色とりどりの花が、花壇を飾っていました。

 

 

 そんな花壇の外れで、見事な枝振りのボケが、満面の花を咲かせていました。

 ドーム状に枝を広げ、全体の高さは優に3メートルを越えています。

 茂みの直径は10メートル以上もありそうです。

 こんなボケは今までに見たこともありません。

 

 

 

 花壇の出口では、クラブアップルが可憐な表情で笑っていました。

 

 

 そして何と言っても主役はこの花。

 

 白い見事な八重桜が、人々の視線を集め、花のアーチで出迎えてくれました。

 

 

 花園を歩む人々の肩に、花びらは降りかかり、散っていきます。

 花の命の儚さと、この瞬間に出会えた幸運を意識せずにはいられませんでした。

 

 

 

  

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