ミナック・シアターに到着した時に、小学生の体験学習が行われていたので、私は入場を待たされ、見学を終えた頃は17時近くになっていました。
この付近には、入場できる観光施設や庭園はないので、昨日のスローペースを挽回する為にも、移動距離を稼ぎ、明日に備えることにしました。
ミナック・シアターを離れてしばらく、「囲い込まれた牧草地」の狭間を走りました。
やがて、大型トラックが行き来する幹線道路に入り、
片側二車線の高速道路に出て、
やがて、その道が三車線となって、目的地のブリストル(Bristol)が近づいてきました。
明日はウエールズに行く予定だったので、ブリストルからブリストル海峡を跨ぎ、最短距離でウエールズに入ろうと、ナビの目的地にチェプストウ(Chepstow)という町を入力しました。
しかし、ブリストルの郊外を過ぎても一向に橋が見えてきません。
高速道路は駐車禁止です。
変だな? と思っても、車を停めて地図を確認する場所が無いので、そのまま走っていると、やがてナビに「グロースター」(Gloucester)という町名が標示されました。
え グロースターと言えば、ブリストルからバーミンガム(Birmingham)への途中に位置する町です。
何故? と思いましたが、ようやく見つけたガソリンスタンドに車を停めて確認すると、ナビはブリストル海峡を大きく迂回して、グロースターを経由してチェプストウへ向かう道を選択していたのです。
後から推測すると、ナビは有料道路を通らない設定となっていたようです。
ブリストル海峡を跨いでウエールズに入るセバーン橋は有料道路だからです。
しかし、既に20時20分を過ぎていました。
これ以上無理して、事故でも起こしたら元も子もありません。
今日はこの街で夜を過ごすことにしました。
でも、転んでも只では起きないぞと考え、
せめてもと、グロースター大聖堂を探し、そのお姿をパチリ。
これは、「ハリーポッターと賢者の石」でボグワーツ魔法学校として、撮影に使われた大聖堂です。
それにしても、緯度の高いイギリスの6月は、20時を過ぎてもこの明るさです。
6月15日 の位置
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