マンハッタンが朝を迎えました。
ほの暗かったバッテリー公園も朝の光に包まれ、木々や草花が眠りから覚め、白い花が輝いています。
数日前に、砂漠の道で朝を迎えた日を想い出していました。
あの頃はまさか、マンハッタンで朝を迎える日があるとは思ってもいなかったのです。
今朝の太陽もまた、刻一刻とその輝きを増し続けています。
リッツ・カールトン・ホテルが朝の支度を始めたようです。
やっと自由の女神様が朝靄の中でお目覚めになられたようです。
ニューヨーク港は薄い靄が掛かり、すっきりした写真が取れませんが、肉眼では鮮明です。
何だか右手のたいまつの先が光っているように見えるのですが、そんな装置が付いていたか記憶が定かではありません。朝日が反射してるのかな?
エリス島もかなり鮮明に見えるようになってきました。
空には下弦の月が、雲の上に望めます。
バッテリー公園ではモクレンが、朝の光の中で華麗な表情を見せていました。
本当に美しいものは何処にあっても、その輝きを失いません。
大雪山黒岳の元旦、アフリカのキリマンジャロ、シンガポールの安ホテルなど、色々な場所で、思い出の朝を迎えてきましたが、還暦になって迎えたマンハッタンの朝も忘れられないものになりそうです。
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