植物園の最奥部は貯水池でしたが、周囲に金網が廻らせてあり、中を確認することができませんでした。
また、この辺りが植物園で、最も高度が高いようです。
貯水池から少し下った場所のせせらぎに沿って、小道が森の中に設えてありました。
小道を抜けると、広い芝生広場に出ました。
振り返れば、歩いてきた散策路を包んでいる森が尾根の下に佇んでいました。
芝生広場に出た所で、 ピンク色の、既に花の盛りを過ぎたと思われる花を見かけましたが、名前が分かりません。
帰国して、葉の容姿からマメ科を推測し、ピンクの花を咲かせる樹木を検索したところ「ピンクシャワー」あるいは「ピンクレディー」と呼ばれる Cassia javanica ではないかと見当を付けました。
下の写真ですが、間違っていたら御免なさい。
ご存知の方のコメントが頂ければ幸いです。
広場の最も高い場所にヤシの木が密集していました。
椰子というと、高木が等間隔で並んでいる姿の印象しなかったので「珍しいな」と思いました。
案の定、この木にも名札がありません。
ネット検索でも判明しませんでした。
東屋の下にぽつんと、一本の木が見えましたので近寄って見ると、名札が付いていました。
学名は「lagerstroemia speciosa」で一般命はバナバ、あるいは女王花(Queen's Flower)と呼ばれているようです。
和名は「オオバナサルスベリ」で、葉に糖尿病に効果のある成分が含まれているそうです。
バナバの近くの木には名札がありましたので、控えてきました。
学名は「Fagraea fragrans」 マチン科の樹木で建築用材や枕木として有用な樹木だそうです。
公園や街路樹としても植栽され、爽やかな木陰を提供してくれるようです。
このように植物名が表示されていれば、後で調べて、知る楽しみが広がります。
多分ペナンでは、緑の中で体を動かす人はいても、花や樹の名を調べ、楽しむ人はそれ程多くは居ないのでしょう。
「この木何の樹」と興味を持って調べると、とても楽しいんですけど。
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