その2チームの前に踊られた、“上五島よさこい連~夢波涛~”さん。(長崎県南松浦郡)
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……この夢波涛さんや先月《かっちぇて》で拝見した“ひがしながさき夢魅隊”さんのように、充分な実力を持たれながらもあえて審査を希望されず、純粋に祭りを楽しまれているところも多かった。
あの審査演舞の、ビリビリするような緊張感を思えば、それもたしかにありだろう。
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……ただ、人間というものは、挑む生き物だ。大人であれ、こどもであれ、届くかどうかわからないものに挑み続け、やたら燃焼したがる。
……ただ速く走る、などというそれ自体どうでもいいことのために命をかけてトレーニングを続ける人たちのよう、大人も子供も関係なく、人が真剣に挑めるイベントというのが、あってもいいのではないか。。
(……それこそ、あの、死力を尽くし相撲をとる、こどもたちのよう。。)
……最近は、そう思うようになった。
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………そして、踊り手が真剣にやるならば、審判もまた、能う限り、公正にして、適切な評価をくださねばならない。。
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……今年のさせぼは、めずらしく、一度も会場で踊れなかった。
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……かっちぇる隊さんたちの、無念を思い……
……また、ファイナル進出を果たされたが、憮然とされていた、青嵐さんたちを思い……
………そして、敢闘賞だったが、やはりステージの裏で悔し泣きしていた、NNPの子たちを思い……
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“……………ちゅーか、ぶっちゃけ、今年はあっぱれ青組さんとかじゃね?”……とか思って(笑)。
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………総踊りも、踊る気になれず、ただ、眺めるだけだった。
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……結局、かろうじてすこし踊れたのは、小巻組さんの受賞演舞を見たあと《ふくこい》PR隊の黒田武士を見ながら、上機嫌になって客席で踊ったときだけだ。
(…………周りのお客さんから、拍手をもらったが;;f(^_^;)
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………させぼからの帰り道、そのふくこいのかたがたと、高速バスで御一緒した。)
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………今度のふくこいには、郷人さんも来なさる。
…………総踊りで、御一緒させていただけたらな~、、、と、ひそかに思うのだった。