『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ監督がプロデュースのミステリーサスペンス。
スペインで大ヒットを記録、
今年のアカデミー賞外国語映画賞のスペイン代表に選ばれた作品
今年観られる映画ももうわずか。
20日公開作品は駆け込みでいっぱい。その中でかなり楽しみだったのがこれ。
事前知識といえば、上に書いた3、4つの事のみ。
あとはなーんにも知らないで鑑賞。
日本ではホラー苦手な人が多いから宣伝する時はなるべくラブストーリーだとか
感動だとかを強調することが多い。
この作品も例外ではなくて ポスターにしても一見怖い感じは全くない。
でも実際観てみると、、、、
けっこう怖い いや、怖いっていうより不気味って表現の方が合ってるかな。
はじめは結構淡々としてて何も起きない。
それが怪しい婆さんが現れてからが面白い。
随所、音がもの凄いからそれでびっくりしたりもするんだけど
この婆さんのちょっと衝撃なシーンは先日観た『ミラーズ』のびっくりシーンにちょっと似た光景で
あちらの方が映像的には怖かったので二度目で慣れた?せいもあってそんなに
驚かなかったけど、結構強烈
この映画、怖いのダメな人にはかなりきそう。
わたしはやっぱり大丈夫なんだけどそれでもちょっとゾクっとくるシーンあって
ここ最近観たホラーの中では最も怖いかも。
怖いもの好きとしては満足いく映画
しかし!
単なるホラーやオカルト映画として片付けられない内容になってるところがポイント
単純に人を怖がらせるという要素だけを持つ映画じゃない。
子供を愛する親の気持ちは例え血が繋がっていなくても一緒。
主演のお母さん、すごい強いなーって感じだったけど
愛があれば、怖くない。
そして信じれば見える。
昔は孤児院だった古びたお屋敷を舞台に繰り広げられる、奇妙な出来事。
雰囲気は わたしが大好きな『アザーズ』や『シックス・センス』にちょっと近い。
デル・トロ的世界観で母子愛を描く
ビジュアル的にも幻想的で美しい
監督は短編映画やCMで活躍している新鋭J.A.バヨナ。
デル・トロとは15年来の友人なんだとか。
脚本は新人?のセルヒオ・G・サンチェス。
海辺に建つ古い孤児院で他の孤児たちと楽しく暮らしていた少女ラウラ。
やがて彼女は里親に引き取られ、孤児院を後にする。
30年後、医師である夫カルロスと7歳の息子シモンと共に再びこの地に戻ってきたラウラ。
彼女は閉鎖されていた孤児院を買取り、障害を持つ子どもたちのための施設として再建するため、開園準備を進めていた。
そんな中、シモンが目に見えない子を相手に楽しげに遊ぶようになり、かすかな不安を感じ始める。
そして施設の開園を祝うパーティで、シモンが忽然と姿を消してしまう...。
8/10(86点)
主演のラウラには、アレハンドロ・アメナバール監督作の『海を飛ぶ夢』のベレン・ルエダ。
息子に歳聞かれて37歳って。嘘でしょー
チャップリンの娘で名女優のジェラルディン・チャップリンが霊媒師!(ぴったり!)
いくつかの伏線があって、演出も脚本も上手い。良く出来てるという感じ。
後半の だるまさんが転んだ。 のシーン、
霊媒師に家に来てもらって見てもらうシーン、
ある部屋を見つけ、その中でのシーン、
そしてラスト。
怖いだけでは終わらない、悲しみと幸福のエンディング。
好みの1本でした
こういう映画って、DVDでもいいかって思ったりするけど
音響効果も重要な作品なのでぜひ劇場で!!
ホラー好きはもちろんの事、
怖いの苦手って言ってる人にも是非観て欲しい1本です
あまり宣伝されてないのが惜しい。。。
今年の映画ベスト10、ほぼ選び終えてたんだけど
これ入る事になっちゃったから何か外さないとなー(笑)
そうそう、原題は「孤児院」
「永遠のこどもたち」という邦題、劇中にも出てくる言葉だけどぴったりでした
【追記】2度目観たら更に点数上がっちゃった。☆9でも良かったかも?
公式サイト
EL ORFANATO 2007年 スペイン=メキシコ 108min
12月20日より公開中~
アカデミー賞外国語映画賞 スペイン代表作品
カンヌ映画祭批評家週間 カメラドール候補作品
ゴヤ賞 新人監督賞受賞/オリジナル脚本賞受賞/美術賞受賞/製作監督賞受賞/音響賞受賞/特殊効果賞受賞/メイクアップ&ヘアスタイル賞受賞
ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭 グランプリ受賞
バルセロナ映画賞 最優秀女優賞/最優秀美術賞/最優秀撮影賞/最優秀作品賞/最優秀編集賞/最優秀監督賞/最優秀サウンド賞
ポルト国際映画祭 最優秀女優賞受賞/最優秀監督賞受賞
Fotogramas de Plata賞 女優賞
クリック応援してね
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スペインで大ヒットを記録、
今年のアカデミー賞外国語映画賞のスペイン代表に選ばれた作品
今年観られる映画ももうわずか。
20日公開作品は駆け込みでいっぱい。その中でかなり楽しみだったのがこれ。
事前知識といえば、上に書いた3、4つの事のみ。
あとはなーんにも知らないで鑑賞。
日本ではホラー苦手な人が多いから宣伝する時はなるべくラブストーリーだとか
感動だとかを強調することが多い。
この作品も例外ではなくて ポスターにしても一見怖い感じは全くない。
でも実際観てみると、、、、
けっこう怖い いや、怖いっていうより不気味って表現の方が合ってるかな。
はじめは結構淡々としてて何も起きない。
それが怪しい婆さんが現れてからが面白い。
随所、音がもの凄いからそれでびっくりしたりもするんだけど
この婆さんのちょっと衝撃なシーンは先日観た『ミラーズ』のびっくりシーンにちょっと似た光景で
あちらの方が映像的には怖かったので二度目で慣れた?せいもあってそんなに
驚かなかったけど、結構強烈
この映画、怖いのダメな人にはかなりきそう。
わたしはやっぱり大丈夫なんだけどそれでもちょっとゾクっとくるシーンあって
ここ最近観たホラーの中では最も怖いかも。
怖いもの好きとしては満足いく映画
しかし!
単なるホラーやオカルト映画として片付けられない内容になってるところがポイント
単純に人を怖がらせるという要素だけを持つ映画じゃない。
子供を愛する親の気持ちは例え血が繋がっていなくても一緒。
主演のお母さん、すごい強いなーって感じだったけど
愛があれば、怖くない。
そして信じれば見える。
昔は孤児院だった古びたお屋敷を舞台に繰り広げられる、奇妙な出来事。
雰囲気は わたしが大好きな『アザーズ』や『シックス・センス』にちょっと近い。
デル・トロ的世界観で母子愛を描く
ビジュアル的にも幻想的で美しい
監督は短編映画やCMで活躍している新鋭J.A.バヨナ。
デル・トロとは15年来の友人なんだとか。
脚本は新人?のセルヒオ・G・サンチェス。
海辺に建つ古い孤児院で他の孤児たちと楽しく暮らしていた少女ラウラ。
やがて彼女は里親に引き取られ、孤児院を後にする。
30年後、医師である夫カルロスと7歳の息子シモンと共に再びこの地に戻ってきたラウラ。
彼女は閉鎖されていた孤児院を買取り、障害を持つ子どもたちのための施設として再建するため、開園準備を進めていた。
そんな中、シモンが目に見えない子を相手に楽しげに遊ぶようになり、かすかな不安を感じ始める。
そして施設の開園を祝うパーティで、シモンが忽然と姿を消してしまう...。
8/10(86点)
主演のラウラには、アレハンドロ・アメナバール監督作の『海を飛ぶ夢』のベレン・ルエダ。
息子に歳聞かれて37歳って。嘘でしょー
チャップリンの娘で名女優のジェラルディン・チャップリンが霊媒師!(ぴったり!)
いくつかの伏線があって、演出も脚本も上手い。良く出来てるという感じ。
後半の だるまさんが転んだ。 のシーン、
霊媒師に家に来てもらって見てもらうシーン、
ある部屋を見つけ、その中でのシーン、
そしてラスト。
怖いだけでは終わらない、悲しみと幸福のエンディング。
好みの1本でした
こういう映画って、DVDでもいいかって思ったりするけど
音響効果も重要な作品なのでぜひ劇場で!!
ホラー好きはもちろんの事、
怖いの苦手って言ってる人にも是非観て欲しい1本です
あまり宣伝されてないのが惜しい。。。
今年の映画ベスト10、ほぼ選び終えてたんだけど
これ入る事になっちゃったから何か外さないとなー(笑)
そうそう、原題は「孤児院」
「永遠のこどもたち」という邦題、劇中にも出てくる言葉だけどぴったりでした
【追記】2度目観たら更に点数上がっちゃった。☆9でも良かったかも?
公式サイト
EL ORFANATO 2007年 スペイン=メキシコ 108min
12月20日より公開中~
アカデミー賞外国語映画賞 スペイン代表作品
カンヌ映画祭批評家週間 カメラドール候補作品
ゴヤ賞 新人監督賞受賞/オリジナル脚本賞受賞/美術賞受賞/製作監督賞受賞/音響賞受賞/特殊効果賞受賞/メイクアップ&ヘアスタイル賞受賞
ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭 グランプリ受賞
バルセロナ映画賞 最優秀女優賞/最優秀美術賞/最優秀撮影賞/最優秀作品賞/最優秀編集賞/最優秀監督賞/最優秀サウンド賞
ポルト国際映画祭 最優秀女優賞受賞/最優秀監督賞受賞
Fotogramas de Plata賞 女優賞
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私も決めないとなあ・・・。
この映画も結構入れようか悩みませんですか?
それくらい私はよかったなあ。
ホラーは苦手で基本見ませんが、これだけは内容が深そうで観ちゃいました。
予想通りで嬉しい^^
たくさんの人に見ていただきたい作品です。
これ、原題がオルファナートってヤツですよね。
俺も予告とか海外のポスターのデザインで、かなり期待してたんですよ!
ところがですね、ルメット監督の「その土曜日~」観に行った時、このチラシを見つけたんですが、なんか感動とかの文字を見て落胆してたんです‥。
ホラーじゃないのかと‥。
でもmigさんの「結構怖い」の文字を見て、期待度再上昇~!!
宣伝に惑わされました。
あ~、でも間違いではないんですね。
よく考えてみれば、向こうのポスターは結構不気味なデザインのモノがあったので、やっぱり怖い映画で間違いなかったんや。
ちょっと勉強になりました。
俺も劇場で観たいと思います!
だから、レビューはまだ見ないでおきますね。
今日の晩に「悪魔のいけにえ」オリジナル観まーす。
これ、ご覧になったんですね~
実は私、「今月の気になる映画」で
「見たいけど多分見れない・・」って事で
この作品を挙げてるんですぅ
ホラー苦手でも『アザーズ』や『シックスセンス』は大好きなんですが、
これ、結構エグいシーンがあるとかで、見るのを断念
って事で、migさんのレビュー、楽しみにしてました~
ほんとこわそ~だけど、やっぱり良かったのですね。
では、DVDで見てみよっかな・・・
怖いの苦手な私としては、悩ましいです
「パンズラビリンス」好きです。
面白そうですね、観たくなりました^^
観たらまたコメントしにきますね。
これは拾い物でした。
ベスト10となると、
ギリギリって感じかな。
でも今年の収穫であることは
間違いないです。
トラックバック&コメントありがとうございました。(*^-^*
確かに『アザーズ』や『シックス・センス』に近い雰囲気ありますね。
主演の女優さんも『アザーズ』のニコール・キッドマンに少し雰囲気が似ているかも?
母親と子供達を描いたヒューマン物語が軸なのでホラーが苦手な人にも観てほしいですよね。
わたしもびびりまくりました…(宣伝はホラーじゃなかったよね!?)
もうベスト選んだんだ!早いなあ~
わたしもそろそろ選ばないと…
そうなのですよ~、もうすぐ旅行に行くのでちょっと先に考えとかなきゃって。
もうそんな時期なんて早い!
この作品はギリギリ入れますよ~
そう、ホラーのようでドラマのようで。
良く出来てる作品でしたよね♪
これ、気になってました??
チラシの裏、ラブストーリーって書いてあるんですよ!
ぜんぜん違いますよ~
母子愛のお話ですね。
ホラーなんだけど怖さもあるんだけど、
ホラー映画として期待するのもちょっと違うかなぁ、、、、。
でも映画としてすごく良く出来てるし、
ホラーファンも満足出来ると思いマス☆
けっこうびっくりするシーンもあるんで。
是非劇場で!!
感想待ってますね~。ホラーっぽくはあるけど
ホラーというのは忘れて観て下さい(笑)
悪魔のいけにえ、楽しまれたかな??
でもね、怖いシーンもあるんですが
これ是非nonさんに観て欲しいです!
だって母親の強い愛を描いた作品でもあって
単なる怖がらすだけのホラーではないんですよ~。
エグいシーンはちらっと、一瞬だけなので大丈夫ですよ!
「アザーズ」が大丈夫ならきっと大丈夫です
ほんとオススメです~。