
ずっと気になってた作品だったので、初日に観てきました~

アカデミー賞では 撮影賞、美術賞、メイクアップ賞の3部門で受賞

脚本賞や外国語映画賞は逃してしまったけど、、、、、
監督/脚本は、宮崎駿作品など日本のアニメやマンガにも造詣が深く、
『ミミック』でデビュー後、2としては面白かった『ブレイド2』や『ヘルボーイ』などのアメコミを監督し
独特の世界観にファンを掴んだスペインのギレルモ・デル・トロ。

2006年、カンヌやトロント映画祭などでも大絶賛


不思議の国のアリス、ダークバージョン??

内戦で優しかった父を亡くしたオフェリアは、母カルメンの再婚相手、独裁者フランコに心頭するヴィダル大尉の元に身を寄せる。
大尉の子供を宿した母は日に日に衰弱し、その義父は残忍な本性をオフェリアにちらつかせる。
孤独と不安に苛まれ、森を彷徨うオフェリアが足を踏み入れたのは謎めいたラビリンス。
驚く彼女の前に羊の姿をしたパンが現れ、夢のような言葉を囁く。
「あなたは魔法の国のプリンセスかもしれない」、、、、
そして、オフェリアの永遠の幸せを求める冒険が始まった。
ビックリするほど一筋縄じゃいかない作品だった。
重くもあり、悲しくもあり、そして幸せでもある、、、、。
ファンタジー一辺倒ではなく、
歴史的事実に基くスペイン内戦後の混乱した時代とオフェリアの関わるファンタジーの世界が平行して進む、
現実世界と不思議な世界を交錯させて展開するストーリー。
単なる綺麗なファンタジーだと思って観ていたら、よくも悪くも裏切られる









独特な世界観




自由のきかないまさに暗黒と言える厳しい現実。愛する母親は、惨忍冷酷で独裁主義者の男(大尉)と再婚。
恐ろしいその新しい父親から逃げたい気持ちも理解してはくれない。。。

この義父、生まれてくる息子の事しか頭になく、
超独裁的で、まるで虫を殺す様に簡単に人を殺す惨忍極まりない野郎。

1000人の候補者の中からオーディションで選ばれたという
孤独で無垢な少女、オフェリアを演じたイバナ・バケロ(13)もかなり良かった☆
メキシコのアカデミー賞では主演女優賞、スペインゴヤ賞では 新人女優賞受賞。
かなり痛いシーンやグロいシーンもあるので、
そういうのが苦手な人は、映像ちょっと覚悟した方が良さそう。
ただ逆に、ファンタジーがそんなに得意じゃない人には受け入れやすいかも。
わたしはというと、たぶん、観る人が最初に抱いてるイメージ通り、ダークであれ100%ファンタジー
を予想してたので、厳しい現実世界のシーンが長いのは意外だったー。

途中までは、映像は美しいけどそんなに引き込まれなかったのだけど
チョークを手にし、別世界に入ってからの後半が面白かった

そして、 なんと言ってもあのラスト、、、!!
ラストがすごく好き。締め方がかなり良かった

このラストを幸せだととるか、悲しいととるかは人それぞれだけど、、、、
あんなエンディングにもっていったことが素晴らしいと思う。
不思議とあとからジワジワと良かったナ、と思える作品でした。 大人のためのファンタジー



このキャラすごい好き

もっと出して欲しかったよ~!!


EL LABERINTO DEL FAUNO/PAN'S LABYRINTH 2006年 スペイン=メキシコ 119min
10月6日より、公開中~














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人気のmigさんのところで
これは超珍しいこと。
あまりに嬉しくて記念に書き込んでいきました。
見応え十分、リアルなファンタジーでしたねえ。
>そして、 なんと言ってもあのラスト、、、!!
驚きのラストだったけど、よかったです。
余韻が残る映画でした。
手から目玉が出るクリーチャー、いいね。
グロテスクなのに、洗練されてみえるのはなぜ?
ホラー系全然駄目なんです。いや、よく出来てると思いますよ。だけど生理的に駄目・・・うっかり子供に見せなくて良かったです。夜うなされそう・・・・あの目玉のお化けの人はシルバーサーファーもやってたそうですが・・・変なの専門のお方でしょうか?
でもこの観る人にとって、幸ととるか不幸ととるかという手法は私も好きです。
初日に観た作品ってこれだったのねー♪有楽町でもやっていたんだ
これ私もかなり好きかも
migちゃんの言うとおり後からじわじわ~って感動というかすごさがしみてきた感じかも。
あのラストもまさか、、、って感じだったよね
私にとっては悲しいラスト。なので★1コマイナス~。
手に目がついている怪物は怖かったよー
でもあのチョーク、砂時計が終わった後でもつかえちゃうのねん、なんて思っちゃった☆
TB、コメントありがとうございましたぁ☆
いや~予想していたのと違ってましたよね~
それは皆さん共通して思ってらっしゃるみたいだけど。
だって、映画館での宣伝も、いかにも「お子様もどうぞ」って感じで、ファンタジー色を強くアピールしてますよね。
いやはやほんとに、良くも悪くも裏切られました
何より痛かった・・・痛いの苦手な私には、辛かった・・
「もうやめて~
でも、あのラストは良かった~
あのラストには、胸がギュッとなってしまいました
だから、どんなに痛くてグロくても、最終的には良い作品だったと思えますね。
ラストは、驚きと悲しみでいっぱいでした。
終わったあとも、少女のことを思い出して泣きました。
”手の目”の怪物は、良かったですね!
独特の世界観、一筋縄ではいかない、ほんと
そういう映画ですね~かなり好き嫌いありそうで
賛否あるかな?と思ったらかなり評判いいみたいですよね。アカデミーなんかも、やっぱり映画のオリジナリティにやられた人が多かったような気がします。
ラストは悲しいけど、幸せという不思議なエンディングで自分も気に入ってます。
それにしても下の記事、オーウェン・ウイルソン
元気そうで安心しました。相棒ベンの新作には
チョイ役で出てないのかな?今回。
ボクも100%ファンタジーの作品だと思ってたんで
この展開はビックリでしたが、イイ意味で裏切られ
た作品でした。
ボクは重い気持ちで劇場を後にしたくないと言う思
いがあるんで、あのラストはオフェリアにとっては
でした♪
あの義父の存在はムカつきましたね~!
野郎の所業を目の当たりにしたら例え部下でも軍法
会議での有罪覚悟でその場で撃ち殺してますよ!
(゜▽゜)v
わたしこそ、えいさんupしてすぐみてくれてコメント一番嬉しいです
アレ?この映画の感想は?(笑)