おばさんFPのひとりごと

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応急危険度判定士が見た新潟県中越沖地震②

2007-08-19 09:58:39 | 地震・災害
当社 おうちの相談屋本舗 主任相談員N氏の「柏崎・刈羽ボランティア訪問記」2回目。

当市より預かったブルーシートの受け入れに際して早速ひともんちゃく。
最初、ボランティアセンターへ差し出したのですがセンターの職員から「このシートはボランティアセンターへの物資ですか? 又は行政(役場)への物資ですか?」との質問。

「受け取って頂けるのであればどちらでも結構です」と言ったのですが「はっきりと意思表示をしてくれなければ受取れない」とのこと。
意思表示の意味で「大きなシートなので家屋の屋根を一枚で覆うことができます」と使用方法を提示しました。


(実際にこのようにブルーシートで覆われた家は数多く、まだまだブルーシートの必要性は感じました)

「では行政の方で必要な被災者の方に配布していますので役場の方へお願いします」と役場の担当者を紹介されました。
前記しましたが、ボランテイィアセンターと役場は隣り合わせにあります。
センターより電話連絡して頂き行政の担当者の所へ行ったのですが、何やら迷惑そうな対応で「裏の倉庫へ運んで下さい」と軽くあしらわれる始末。
役場の職員さんも忙しく疲れも溜まっている事とお察ししますし、別に頭を下げてもらおうとは思っていませんが、あからさまに迷惑そうな態度をとられたことは残念でした。

支援物資の処理や配分に関して行政の方も頭を悩ませている事だと思いますが、行政の職員だけで考えるのではなく色々な方々(ボランティア等)へ相談し処理すれば適材適所へ配分することが可能だと思います。

物資の受け取りも窓口を一つにすることで解決できると思います。
折角の善意をムダにしない方法を考えるのが課題だと感じました。

さて宿泊所。
男ひとりなのでいざとなれば車の中での宿泊でも構わなかったのですが、ボランティアセンターの紹介で近くの高町ビレッジ(災害ボランティアの人達が宿泊出来る様に特別に提供しているもよう)に落ち着かせてもらうことができました。
宿泊所の高町ビレッチでは朝食と夕食が用意してあり格安の料金で宿泊することができます。


被災地の受け入れ態勢が整っていることをひしひしと感じました。
これも前回の経験があってこそのこと。

前回、小千谷に行った際には避難所で被災者と一緒に生活させてもらったのですが、いろいろな問題があったようで今回は避難所生活は実現なりませんでした。
被災者の方の生の声を聞くには一緒に生活をするのが最良なのですがこの点は今回は残念でした。
次回に続く。

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2 コメント

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暑いですね (カンちゃん)
2007-08-19 16:16:23
ここ何日かの関東の地震が怖くて、
新潟が人事では無くなってます。

行政の窓口さんですが、客商売やってる人間でも、欧米化とでも言うのか、客を客とも思ってない人、客を選んで仕事してる人たちが多くなってると思うので、まあ、ある意味仕方無いと言うか・・・最近は諦める事を覚えてしまいました。
普通に区役所とかでも「何様!」って人いますし。
ブルーシートが手に渡った方本人は重宝してると思いますのでそこだけ考えましょう。

Nさん、お疲れ様です。
カンちゃんさんへ (おばさんFP)
2007-08-20 11:06:18
そのとおりですね、ここ数日の地震、気をつけなければいけないのに慣れっこになっている自分が恐いです。
気を引き締めましょう。

おっしゃる通りブルーシートがお役に立てていると考えることとしますね。
ありがとうございます。

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