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今までの偏差値はあてにならなくなる!

2017-12-19 14:32:07 | 中学受験

9月から4か月続いた合判テストも12月で終わり、志望校を決める最終偏差値も出そろいました。満足感、不安感と様々な気持ちで追い込みの学習を進めていらっしゃると思います。さあ、いよいよ中学受験、ここから残り45日間で下剋上が始まります。油断しないために、また真逆の諦めないために次の内容を理解して頑張り続けましょう。

ラストスパートの心構え

 各種合判テストが終了してから入試までの過ごし方で、お子様の相対的な実力に変化が生じます。今までの偏差値はあてにならなくなると言っても過言ではありません。実力をアップさせる勝負はこの期間であることを親子共々強く認識しましょう。特に冬期講習や正月授業のある冬休みと、1月の試し受験の結果が出てからの過ごし方で、お子様の実力は変化します。決して油断することなく、またあせることなく、リズム、ペースを崩さずに達成感を得ながら学習させることが大切です。次の3つの心構えを肝に銘じてください。

①あせらない                                         

「子は親の鏡」と申します。親があせるとそのまま子どもに移ります。せかすような発言や出願関係で慌ただしく生活することは避けましょう。落ち着いた環境のもとでしっかりした学習をさせましょう。

・  願書等の準備はお子様をまきぞいにしない。

・  過去問に振り回されない。(優先順位を守る。)

・  テストのよいところをまずほめる。

・  不安にさせない。(「合格しない」「落ちる」「受験やめたら」等の言葉は何にも解決しません。前向きな言葉をかけましょう。)

②リズムを崩さない

いつも変わらず同じリズムでテンポの良い生活をしましょう。起床後、登校前、帰宅時、夕食前後、就寝前は特に落ち着いた状態で過ごせるよう配慮しましょう。コツはスマイルです。

・  第一志望を変更しない。

・  睡眠時間は削らず、起きている時間を有効に過ごす。

・  緩急のリズムをつける。(「じっくり」と「スピーディー」をおりまぜたバランスの良い学習をさせる。暗記物は短時間で頻繁に)

・  外野の雑音に振り回されない。(他塾の情報、友達の話)

・  窓口は一つ(不安なことがあれば、通っている塾の先生にいつでも相談する)

③合格を信じる

「信じる者は救われる」の言葉を信じましょう。

・  一歩一歩前進している実感をもたせる。達成感を感じさせる。

・  弱気は禁物ですが、過度な期待はプレッシャーとなるのであくまで自然体で。

 

※自署「中学受験 三位一体合格法」にも書き記したことを一部引用記載しました。   

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