ブリコラージュ

トキメキ、ヒラメキ、カンゲキ、ようこそ算数ワールドへ!
算数の面白さと身の回りの出来事の徒然なる独り言ページです。

還暦と算数

2017-08-31 23:59:56 | 中学受験

   いろいろあった夏が終わろうとしています。明日からは9月です。⚽️ワールドカップ出場良かったですね。若手の活躍の裏に長友の働きも見逃せません。

さて、昨日60歳となり還暦を迎えました。還暦とは何ぞや? 思い起こせば、このブログを始めてから一番の驚きは、暦について自分がいかに無知であったかということです。その暦が還ると書いて還暦です。米寿や白寿のように漢字のつくりからくる呼び名とは意を異にします。そこで調べてみました。

 ここでクエスチョンです。今年の干支(えと)は? と、言えば「酉」と答える方が多いと思います。が、正しくは「ひのと酉」です。あまり聞きなれない「ひのと」というのは十干の1つで10年が一周期、酉の十二支は12年が一周期で成り立っています。つまり干支(えと)は十干十二支の短縮形で、10と12の最小公倍数の60年で元に戻る、算数で言うところの規則性の暦なのです。

よって60年前の赤ちゃんに戻るから、赤いチャンチャンコを着て慶ぶわけです。

 

みなさん知ってましたか? 私は恥ずかしながら60歳にして初めて知りました。また赤ちゃんからの出直しです。 

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合宿修了式で話したこと

2017-08-28 12:10:36 | 中学受験

  合宿、終わってしまえば4泊5日は、あっという間でした。最終日の夕方16時から1時間使って行った修了式で次の3つのことを話しました。①は初めて、②は自習時間に、③は常に言っていることを確認しました。

① 自信を持て!

② 不注意によるミスをへらす3つの生活習慣

③ 「わかった」から「できた!」に

 

① 自信

 1日集中9時間学習4泊5日の経験は大きな自信につながったはず。よくがんばりました。この経験を通して「やればできる!」という自信が、これからの家庭学習への取り組みを一回り大きくします。一斉休み時間や移動時間などがない家庭学習ではもっと学習できるはず。しかも連日ではないので、休日1日の有効活用を進化させることができます。

 

② 不注意によるミスをへらす3つの生活習慣

目の前しか見えていない。いつもの勢いで突っ走る。優先順位が不明確。この3つが要因となって不注意によるミスをしでかしてしまう。連日頻繁に生徒と接していることでいつも感じることは、この不注意によるミスの多さです。今回の合宿もご多分にもれず感じたので、最終日の朝自習時間に不注意によるミスを少なくする努力の仕方をアドバイスしたことを再度確認しました。「不注意によるミスは生活習慣病の1つだ。次の3つの生活習慣を心がければミスは減る。実行しよう。

1つ:人の話をよく聴く。

人の話に耳を傾ける姿勢は客観的に自分を見つめることにつながる。音声として聞くのではなく、解ろうとして聴く。その結果、目の前しか見えていなかったものが、広がりをみせる。

2つ:遅刻をしない。

毎朝教室に7時20分集合で点呼を取る。最終日は荷物すべてをもって教室に集合でした。案の定、遅刻者が多くいた。「だってエレベーターが混んでいてなかなか来なかった。」「今朝はいつもと違って混むことは予想できたこと、それを見越して行動する。それが慎重さにつながり、ミスを減らす。勢いで突っ走りことも悪くはないが、いつもと同じではダメ。考えて行動しましょう。

3つ:忘れ物をしない。

 人は大切なものは忘れない。「忘れる」とは心を亡くした状態をいう。今何が大切で何がいらないか、常に優先するものは何かを考えて行動しよう。

 

③ 「わかった」から「できた!」に

 夏の課題になっている問題集「コンプリ―ション」の進み具合を、合宿の初日の授業で聞いてみた。すると多くの生徒との会話は「全部終わった!」「全部ということはやり直しを含めて?」「はい!」

しかし、「コンプリ―ション」の類題が出題されていた朝テストでの出来はいまいち・・・。直しが「わかった」レベルから「できた!」レベルになっていなかった証拠。作業学習ではなく本質をとらえたヒントなしの「自力でできた!」にしないと実力はつかない。このコメントは全員の修了書に書き記した。

 夏休みも終わり通常の生活に戻りつつあります。私はこの期間は家庭教師だけです。次なる企画の準備をしよう!

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夏合宿も進化していた

2017-08-22 08:30:30 | 中学受験

  4泊5日の合宿が昨日終了した。授業時間70分×24、朝テスト50分×3、自習時間60分×4というメニューです。5年生は4日目にイベント(算数サバイバル)がありますが、私が担当した小6桜蔭クラスはイベントなしの集中授業です。合宿に参加したのも14年ぶりで、14年前とは違って大きく進化ていました。進化した内容をまとめると次のようになります。

① ロケーションが良くなり、プラスアルファ―要因が生まれている

 かつては涼しい高原のホテルで行っていましたが、千葉県の研修施設を利用。バスでの往復時間がなくなり初日の午前と最終日の午後が有効活用できる。また近郊なためホームシックを訴える生徒は激減。

 

② 教室環境が整って、より学習に集中できる

 旅行客用のホテルではしっかりした教室が確保されず、にわか造りの教室が多くあった。が、最近は研修センターが増えホテルと併設した新しいスタイルで、1クラスごとにしっかりした会議室(バンケットルーム)で授業を行うことができ、より集中して学習に取り組める。

 

③ 教師の予習時間がより確保された

 これは教師の人数の問題ですが、かつては朝6時半(朝の散歩)から夜MTGが終わる23時までの間で休憩時間は全体の1/5くらいだったのが改善されて2倍以上休憩があり、予習時間がより多く確保できるようになった。

 

以上合宿を終えたばかりなので振り返りながら思ったことをしたためました。

生徒の皆さん、よく頑張りました。スタッフの皆様、お疲れさまでした。次回は最終日の修了式で話したことを掲載する予定です。

今日はお休みで、明日から後半の夏期講習が始まります。

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帰省します。

2017-08-10 10:47:27 | 中学受験

  夏期講習前半終了。やはり怒涛のように流れていきました。今日から自分は休みに入り広島経由で帰省するため、ただいま羽田空港にいます。広島の後輩(大学時代)と一献交わします。そして13日は中学校の同窓会があり、還暦を迎えるのを記念した全クラス合同企画です。約300名の同窓生のうち100名ちょっとが参加するそうです。

さてシリーズですが、お待たせしております。申し訳ありませんが図ができていないためまだ掲載できません。テキスト、よりとも、生徒の3通りで解説する予定です。一番エレガントなのは、言わずもがな・・・12歳の発想です。乞うご期待! 

 

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天気予報は生きた理科の授業

2017-08-03 00:44:07 | 中学受験

 最近の天気予報は実に目が離せません。週間天気が毎日のように変化するからです。諸説あるようですが、ここ数年の異常な天候の変化は海底の海流の変化だと言われています。この海底の海流の変化の原因は北極の氷の融解にあり、地球温暖化によるものと考えられています。地球温暖化の影響により地球の7割を支配する海流が変化し、気流の動きに影響を及ぼし、気圧がいとも簡単に変わってしまうのです。気圧が天候を左右する直接の誘因であり、気圧の変化で台風の動きは変わり、今回の5号のようにさまよう結果になるのです。また今年の関東地方の水不足の原因は黒潮の流れの変化によるものであると昨日の天気予報で解説していました。

 2日前から5年生の生徒に「今天気予報をよく見ていると理科の勉強になるぞ!」と伝えました。天気予報ほど現象面に対して原因、理由を詳しく説明する番組はありません。なぜ? どうして? が大切ですね。

台風5号の行方は如何に?

    

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