合宿、終わってしまえば4泊5日は、あっという間でした。最終日の夕方16時から1時間使って行った修了式で次の3つのことを話しました。①は初めて、②は自習時間に、③は常に言っていることを確認しました。
① 自信を持て!
② 不注意によるミスをへらす3つの生活習慣
③ 「わかった」から「できた!」に
① 自信
1日集中9時間学習4泊5日の経験は大きな自信につながったはず。よくがんばりました。この経験を通して「やればできる!」という自信が、これからの家庭学習への取り組みを一回り大きくします。一斉休み時間や移動時間などがない家庭学習ではもっと学習できるはず。しかも連日ではないので、休日1日の有効活用を進化させることができます。
② 不注意によるミスをへらす3つの生活習慣
目の前しか見えていない。いつもの勢いで突っ走る。優先順位が不明確。この3つが要因となって不注意によるミスをしでかしてしまう。連日頻繁に生徒と接していることでいつも感じることは、この不注意によるミスの多さです。今回の合宿もご多分にもれず感じたので、最終日の朝自習時間に不注意によるミスを少なくする努力の仕方をアドバイスしたことを再度確認しました。「不注意によるミスは生活習慣病の1つだ。次の3つの生活習慣を心がければミスは減る。実行しよう。
1つ:人の話をよく聴く。
人の話に耳を傾ける姿勢は客観的に自分を見つめることにつながる。音声として聞くのではなく、解ろうとして聴く。その結果、目の前しか見えていなかったものが、広がりをみせる。
2つ:遅刻をしない。
毎朝教室に7時20分集合で点呼を取る。最終日は荷物すべてをもって教室に集合でした。案の定、遅刻者が多くいた。「だってエレベーターが混んでいてなかなか来なかった。」「今朝はいつもと違って混むことは予想できたこと、それを見越して行動する。それが慎重さにつながり、ミスを減らす。勢いで突っ走りことも悪くはないが、いつもと同じではダメ。考えて行動しましょう。
3つ:忘れ物をしない。
人は大切なものは忘れない。「忘れる」とは心を亡くした状態をいう。今何が大切で何がいらないか、常に優先するものは何かを考えて行動しよう。
③ 「わかった」から「できた!」に
夏の課題になっている問題集「コンプリ―ション」の進み具合を、合宿の初日の授業で聞いてみた。すると多くの生徒との会話は「全部終わった!」「全部ということはやり直しを含めて?」「はい!」
しかし、「コンプリ―ション」の類題が出題されていた朝テストでの出来はいまいち・・・。直しが「わかった」レベルから「できた!」レベルになっていなかった証拠。作業学習ではなく本質をとらえたヒントなしの「自力でできた!」にしないと実力はつかない。このコメントは全員の修了書に書き記した。
夏休みも終わり通常の生活に戻りつつあります。私はこの期間は家庭教師だけです。次なる企画の準備をしよう!