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国民の誰一人死なせたくない

2009年12月03日 | 雲の日記
 内閣法制局長官を国会から締め出す

       『国会法改正』に反対です!!





 皆さーん、おはようございまーす^^         

今日は朝から“こぬか雨”です。結構..濡れる雨で、今も少し外に出たら濡れて
しまいました。 皆さんは気を付けて下さいね。滑る足元にも要注意ですよ~^^

皆さんもよくご存知のように(悲しいことに)日本の自殺者の数は毎年3万人を
越えています。 昨年の自殺者は32.249人でした。その前は33.093人

です。1997年までは2万人前半で推移していた自殺者数ですが、1998年
(平成10年)からは一挙に3万人の大台を超え、現在まで続いています。

(引用始まり)
現代日本社会における自殺
1998年から自殺者数が3万人以上に増加した。それまで約2~2.5万人程度であった
年間の自殺者数は、1998年を境に急増して3万人を超え、それ以降3万人超となっ
ている(1日に換算すると平均およそ85~95人)。自殺者の70%以上が男性であり、
1998年以降、自殺者数が急増した要因も男性、特に中高年男性の自殺増加による
ものであった。2003年には、年間自殺者数が3万4千人に達し、統計のある1897年
以降で最大となった。自殺率も27.0と過去最大となった。なお、女性より男性の
ほうが自殺者数が多いのは、女性はたとえ無職でも独身であっても家族や社会の
状況に組み込まれて保護されているが、男性は無職だったり独身であったりする
と、社会的に孤立を余儀なくされるためと考えられる。
...
年齢別に見ると、40代から60代前半にかけてが自殺率は最も高い(2003年度)。
40代から50代にかけては、経済的な理由などから生活苦に陥り、それがもとで
自殺に追い込まれるケースが多い。そのために過労自殺を行うのもこの年齢層が
多い。しかし60代以上になると経済的な理由よりも健康面での不安が自殺の理由
になることが多い。
(引用終わり) (Wikipediaより)

人口10万人あたりの自殺者数(世界の国の自殺率順リスト)
 1.リトアニア
 2.ベラルーシ
 3.ロシア
 4.スロベニア
 5.ハンガリー
 6.カザフスタン
 7.ラトビア
 8.日本
 9.ガイアナ
10.ウクライナ
11.韓国
...
*自殺率上位は日本、ガイアナ、スリランカ、韓国、ベルギー以外は旧共産主義国
(中欧・東欧)で占められている。多くの国の場合、女性の自殺率より男性の自殺率
の方が高い。まれに女性の自殺率が男性の自殺率を上回る国がある(中華人民共和
国など)。 (Wikipediaより)

何だか..男性の自殺者の方が多いというのが気の毒ですね。  

統計で見てしまうと感じられない一人一人の人生.. 死にたくなかっただろうな..
辛かっただろうな.. 悲しかっただろうな..と、掛替えのない人生が命が失われて

いくことに慣れないようにしようと思っています。誰だって本当は死にたくないの
ですから.. 死ぬより辛いかもしれないけど、生きて欲しいです。

生きていれば楽しいことも絶対にありますから.. 先輩から聞いた話があります。

人生は楽しいことが6割苦しく辛いことが4割..楽しいことが少し多いのは神様の
優しさなんだって言われました。辛いことが人生の初めに来てしまった人は、後半

に楽しいことが詰まっているのでしょうね^^ 因みに私は、前半に楽しいことが多
くて後半が大変です>< なぁ~んてね^^ 

個人的意見ですが、死にたいと思うことなんて誰にでも一度や二度あるのではない
だろうか? 勿論、私もありました。でも..死を考えることと実行することとでは

大きな差があります。考えるまでは普通だが、実行しようと思ったら..精神科医の
診察を受けた方がいいです。自殺者の多くが鬱状態だったのではないかと言われて

いますから.. 昔と違い『ストレス社会』の現代では『精神科』の通院は恥ずかし
いことではないです^^ 勿論、他人に話す必要はないですが..^^

1998年から急激に増える自殺者の数.. これは一体何を意味するのだろうか?
偶然?? そんなことはないでしょう.. 何故なら、その後も3万人超の自殺者は

続いているからです。理由は色々考えられるだろうし、一つや二つではないと私も
思います。それでも私なりに考えられる可能性について話してみたいと思います。

自殺を考えるほどの理由となると、一番に考えられるのが『経済的理由』です。
1998年から急速に増える自殺者.. それなら1997年までの影響だろう..

何があった? すぐに思いつくのは『バブルの崩壊』だろう.. 1990年代前半
にかけて『バブルの崩壊』は始まったと記憶している。当然..一気に崩壊した訳で

はなく、2~3年かけて崩壊していくのですが、その時にリストラが始まった記憶
があります。そして印象に残っているのは『住宅ローン』の『ゆとり返済』という
制度です。覚えていますか??

(引用始まり)
平成4年ごろから開始された「ゆとりローン」という名の住宅ローン初年度は70
万件、平成5・6年では凡そ110万件の契約を取り金利が当初5年の間超低金利
になる事から当時は「夢のマイホームローン」として脚光を浴びていました。
しかしこのローンは恐るべき落とし穴があり平成12年4月に廃止されています。
現在では「国家ぐるみの巨大詐欺では?」との声もあります。 現在の状況として
平成14年頃からこのローンを利用していた方の自己破産・個人再生が急激に増え
これは平成20年にピークに達すると言われている事から
「平成20年問題(2008年問題)」として「団塊の世代の大量退職」と共に
深刻な社会問題となっています。
(引用終わり) (【ゆとりローンの恐怖】より)
ソース先:http://www.revenge.jp/page40-1.html


当初5年間が超低金利になる“このローン”の返済は、6年目から急激に返済額が
跳ね上がります。順調に所得が伸び、経済が安定していれば返済も可能だったかも

しれませんが、日本経済は『バブル崩壊後』という危機の中にあった。
1997年には大型倒産が相次ぎ、消費税も3%から5%に増税になった年ですね。

その後の景気回復でも何故か、労働者の所得は減り続け自殺者数も3万人超を続け
ています。今は非正規労働者への国民の理解があるから、少しは慰めになっている

と思いますが、労働者達に再脚光を浴びている本が『蟹工船』というのも悲しい..

(引用始まり)
蟹工船(かにこうせん)は、1929年に全日本無産者芸術連盟の機関誌である雑誌
『戦旗』で発表された小林多喜二の小説である。いわゆるプロレタリア文学の代表
作とされ、国際的評価も高く、いくつかの言語に翻訳されて出版されている。

著者小林多喜二(-1933年2月20日)没後50年が経過しており、著作権による制限に
かからないため、青空文庫などで全文を読むことができる。

この小説には特定の主人公がおらず、蟹工船にて酷使される貧しい労働者達が群像
として描かれている点が特徴的である。蟹工船「博光丸」のモデルになった船は元
病院船の博愛丸である。
(引用終わり) (Wikipediaより)


思い出せば『能力主義だ!』『自由な働き方だ!』と言われ始めてから17年位が
経つだろうか?? そして日本古来の働き方である『終身雇用』は崩壊していった。

そして次に来たのが『派遣の解禁』です。それも小泉内閣で成立させた『製造業の
派遣解禁』は大きかったですね。 日本の大企業の多くは『製造業』だからです。

正規労働者から非正規労働者へと、労働力はシフトされていった。今や働く3人に
一人は非正規労働者です。非正規労働者にシフトすることによって企業は、莫大な

経費削減が出来る訳です。給料も減り、ボーナスも無い、社会保障に関する雇用主
負担も激減(もしくはゼロ?)するだろう.. 人件費の大幅削減が可能なのです。

勿論..その反作用として『国庫に入るべき各種社会保険料』は激減するのですが..
このことを大きく報道するマスコミがいないのは、残念ですね>< 

雇用不安に陥った労働者の中で『子供の教育』『家のローン』などなど..一番お金
を必要とする世代が、一番自殺の多い世代です。50歳から59歳です。

次に自殺が多いのが、60歳から69歳です。専門家は“健康への不安”等と分析
しているが、私は『老後への不安』だろうと考えます。その中には『健康』もある

だろうが、やはり一番は『経済的』不安だろうと思う。その中でも、一番の責任は
『公的年金制度』だと個人的に思っている。国民が安心して老後を暮らせるように

するのが国家の役目だろう.. 国民は働き、各種税金を払い、年金保険料を納めて
暮らしてきたのです。それが老後を迎え(厳しい経済情勢の中で再雇用は難しく)、

これからの暮らしの不安が押し寄せたら.. どんなに心細いだろうか??
その年代が60歳~69歳で、2番目に自殺者が多い世代です。

年間3万人を超える国民が自殺している国:日本.. 自殺を食い止める為に出来る
政策を、政府には考えて欲しいですね。世界では『自殺防止』に取り組み、大きな

成果を挙げている国もあるのですから.. 国民の命を軽んじないで貰いたいです。
『国民の誰一人も死なせたくない!!』です。 中高年にも暖かい目を向けてね^^

死んではいけない.. 
あなたの命は 地球より思いのだから..


今日もダラダラと長くなってしまいましたね>< 反省しているのですが..
雨の一日ですが、“今日も元気で ファイト!!”             






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