「秋葉原連続通り魔」の弟の自殺について。- 2014.04.24
独占スクープ!「秋葉原連続通り魔事件」そして犯人(加藤智大被告)の弟は自殺した 兄は人殺し、その家族として生きていくことは苦痛そのものだった…… | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]
>「あれから6年近くの月日が経ち、自分はやっぱり犯人の弟なんだと思い知りました。加害者の家族というのは、幸せになっちゃいけないんです。それが現実。僕は生きることをあきらめようと決めました。
死ぬ理由に勝る、生きる理由がないんです。どう考えても浮かばない。何かありますか。あるなら教えてください」
そう語った青年は、その1週間後、みずから命を絶った。彼の名前は加藤優次(享年28・仮名)。日本の犯罪史上稀にみる惨劇となった、秋葉原連続通り魔事件の犯人・加藤智大(31歳)の実弟だった。
彼の問いかけに対し、どう答えればよかったのか、いまでも答えは見つからない。彼を止められなかったことは悔いが残る。だが、どうやって止めればいいのか、その時は正直、わからなかった。
'08年6月8日、日曜日。加藤智大は白昼の秋葉原の雑踏に2tトラックで突っ込み、さらにダガーナイフを使って、7名もの命を奪った。
>東京と埼玉を往復するかのように、優次は職と住居を転々とした。この時期、彼は私に、こう心情を明かしたことがある。
「引っ越して、住民登録を済ませると、1ヵ月も経たないうちにマスコミの人が来るんです。インターフォンが鳴り、ドアが乱暴に叩かれる。なんでわかるんだろう、と恐怖を覚えるとともに、やっぱり逃げられないんだな、とあきらめのような感情が湧きました」
>「またマスコミが来てしまうのか……」
父親は非難めいた口調ではなく、そう呟くと玄関の向こうの暗闇に消えた。この日もやはり、電気が灯ることはなかった。
この記事を読むと、加藤の弟を追い詰めたのは明らかにマスコミでしょう。
引っ越しても定期的に調べて追いかけてくるマスコミ・・・。
これじゃあ、鬱状態になって自殺したのも仕方ないのではないでしょうか。
ネットの情報も罪だと思いますが、ネットは残るだけで追い詰めたりしませんからね。
犯罪者とその身内はまったく別。
そういう考えも徹底させないとこういう悲劇はなくならないですね。
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2013年4月21日(月)