渋谷区の宮下公園での野宿者排除について。- 2013.12.30
昨日、ツイキャスで渋谷区の宮下公園での野宿者排除の中継を見てました。
これは渋谷区側が宮下公園にいる野宿者を一方的に公園から1月3日まで締め出すという酷いもの。
それをめぐって渋谷区の役所の人間、警察、野宿者の支援者たちとがずっと揉めていました。(今日もそうなる模様。)
これの酷いところは、渋谷区役所がもう27日で仕事納めで連休に入ってるにも関わらず、こういう強行手段に出るという事でしょう。
野宿者を追い出したいのであれば、まず渋谷区の福祉課が野宿者の今後の生活の事も考えて相談に乗ってあげた上で、平和的に立ち退いてもらうのが行政のあり方だと思うんですけどね。福祉行政として。
だって、彼らは行き場がないから公園で野宿せざるを得ないわけでしょう。
だったら、渋谷区が彼らの困ってる事を聞いて生活保護なりを取らせて生活を助けるべきで、ただ公園から追い出すだけでは、次の公園に移るだけで何の解決にもならない。
何の解決になってないから毎年同じような事で揉めるわけでしょう。
こういうところが「お役所的」だなぁと思います。
役所の人間は自分がいる年だけでやり過ごせばいいと思ってるから、根本的な解決なんてどうでもいいと思ってるんでしょう。
今日もその宮下公園で「揉め事」があるみたいです。
ぼくはこういう野宿者の支援してる人たちも偉いというか、立派だなぁと思いますね。
「人のために頑張れる」って素敵じゃないですか。
渋谷区民のためにも、根本的な解決策が必要なんじゃないでしょうかね?