ドストエフスキーではないが、「いない」ということで意識される神の存在というのがあるらしい。
施川ユウキ『12月生まれの少年』という漫画の第①巻で、「神様を意識する少年」というのが出てくる。16ページの「神無月」と題された四コマまんがだ。
「神無月」は、「神がいなくなってしまった月」と読める。しかしその「いなくなったこと」さえ、ほとんどの人が意識していないということに、少年はある日気がついた。
しかしそのことを意識してしまった少年は、ほんの少しだけ、「神の存在」というものを意識せざるをえない。
「神無月」のネームだけ引用。
1コマ目>10月は旧暦で「神無月」と呼ばれる 10月は神様のいない月だ。
2コマ目>でもそのコトを意識してる人はあまりいない …少年のセリフ「元々 存在感 無いんだな…神!」
3コマ目>(空の下で一瞬、無言で考え込んでいる少年)
4コマ目>「うそ! ゴメンなさい!」 …少しだけ 神様の存在を意識した
関連記事:カラマーゾフの叫びは「唯一の真剣な無神論」―マクグラス『キリスト教神学入門』より 2010年01月28日 |
施川ユウキ『12月生まれの少年』という漫画の第①巻で、「神様を意識する少年」というのが出てくる。16ページの「神無月」と題された四コマまんがだ。
「神無月」は、「神がいなくなってしまった月」と読める。しかしその「いなくなったこと」さえ、ほとんどの人が意識していないということに、少年はある日気がついた。
しかしそのことを意識してしまった少年は、ほんの少しだけ、「神の存在」というものを意識せざるをえない。
「神無月」のネームだけ引用。
1コマ目>10月は旧暦で「神無月」と呼ばれる 10月は神様のいない月だ。
2コマ目>でもそのコトを意識してる人はあまりいない …少年のセリフ「元々 存在感 無いんだな…神!」
3コマ目>(空の下で一瞬、無言で考え込んでいる少年)
4コマ目>「うそ! ゴメンなさい!」 …少しだけ 神様の存在を意識した
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