祀られ鬼 花尻万博
「祀られ鬼」「鬼と災ふ」「街に鬼」「虹に鬼」などについて。
「鬼」への「こだわり」は、「かたくなさ」にもなり、言葉が硬直している感じを受けた。
俳句も言葉を介す以上は、ぎりぎりの省略を検討すべきだと思う。
こういうことを言う以上は、私なりの俳句による意見を本歌取りしてみます。
虹となり
狂おしき鬼
弦となり
豊里友行
わたしの立体が在るすべて 萩原健次郎
言葉の粘土を練るように推敲される感を受ける。
継続的な情熱の炎で優れた作品の強度を増すと思う。
虹剥がす直立の蚯蚓の火柱
豊里友行
たましひにばねある刑やあたたかし 小津夜景
「てぶくろにおぼつかなくも棲む指か」など詩の一片として持ってきても俳句でも詩でも成立するのではないだろうか。
このボーダレス感に棲む俳人として詩人としての覚悟の不在がある。
これらのポエジーは、付け焼刃の一行詩に見えかねない。
「火のなかから もう一つの火のなかの 母を見て 宗左近」
このポエジーから感じ入るところの魂の弦とでも言いましょうか。
これら俳句には、感性のきらめきを見て取れるのだが、魂に触れるようなポエジーを期待してしまう。一過性の実験に終始しないように詩と俳句の継続的な往還から視える何かを期待してしまう。
たましいの器月も太陽(ティダ)も漂白す
豊里友行
のの変容
野の乃ののの之のに野が乃ののの之のに野が乃をのの之のに 森川雅美
言葉の語呂合わせに終始して韻律の面白さや詩的表現の探求に乏しい。
これは、言葉に向き合う姿勢にあるような気がする。
どっどっどっどっどっどっどっどっとオスプレイの泥
豊里友行
黒い十人の
縊死圧死溺死感電死転落死毒死凍死情死笑死失血死 柴田千晶
柴田千晶ワールド、そのままの詩だと思う。
こんな感じで鍛錬していくと詩人を驚愕させる柴田ワールドが目に浮かぶ。
柴田ワールドは、本歌取りは、(ヾノ・∀・`)ムリムリ。
死死死死死詩ノ陶片ノ死死死死死
豊里友行
空爆や生まれることを拒む獏 竹岡一郎
「乳房あれ 人日の暗黒にこそ」「ふさふさの尾が火事跡の金庫から」「空爆や生まれることを拒む獏」など優れた俳句作品も誕生していて俳人としての大成の感を受けた。継続的な志向を求む。
本歌取り不可能で詩才羨ましい。
空爆の生まれる臍の獏の酔い
豊里友行
*注意=これら本歌取りは、私の作品ではありません。即興の返答唄といいましょうか。
駄作まで ・。・
「祀られ鬼」「鬼と災ふ」「街に鬼」「虹に鬼」などについて。
「鬼」への「こだわり」は、「かたくなさ」にもなり、言葉が硬直している感じを受けた。
俳句も言葉を介す以上は、ぎりぎりの省略を検討すべきだと思う。
こういうことを言う以上は、私なりの俳句による意見を本歌取りしてみます。
虹となり
狂おしき鬼
弦となり
豊里友行
わたしの立体が在るすべて 萩原健次郎
言葉の粘土を練るように推敲される感を受ける。
継続的な情熱の炎で優れた作品の強度を増すと思う。
虹剥がす直立の蚯蚓の火柱
豊里友行
たましひにばねある刑やあたたかし 小津夜景
「てぶくろにおぼつかなくも棲む指か」など詩の一片として持ってきても俳句でも詩でも成立するのではないだろうか。
このボーダレス感に棲む俳人として詩人としての覚悟の不在がある。
これらのポエジーは、付け焼刃の一行詩に見えかねない。
「火のなかから もう一つの火のなかの 母を見て 宗左近」
このポエジーから感じ入るところの魂の弦とでも言いましょうか。
これら俳句には、感性のきらめきを見て取れるのだが、魂に触れるようなポエジーを期待してしまう。一過性の実験に終始しないように詩と俳句の継続的な往還から視える何かを期待してしまう。
たましいの器月も太陽(ティダ)も漂白す
豊里友行
のの変容
野の乃ののの之のに野が乃ののの之のに野が乃をのの之のに 森川雅美
言葉の語呂合わせに終始して韻律の面白さや詩的表現の探求に乏しい。
これは、言葉に向き合う姿勢にあるような気がする。
どっどっどっどっどっどっどっどっとオスプレイの泥
豊里友行
黒い十人の
縊死圧死溺死感電死転落死毒死凍死情死笑死失血死 柴田千晶
柴田千晶ワールド、そのままの詩だと思う。
こんな感じで鍛錬していくと詩人を驚愕させる柴田ワールドが目に浮かぶ。
柴田ワールドは、本歌取りは、(ヾノ・∀・`)ムリムリ。
死死死死死詩ノ陶片ノ死死死死死
豊里友行
空爆や生まれることを拒む獏 竹岡一郎
「乳房あれ 人日の暗黒にこそ」「ふさふさの尾が火事跡の金庫から」「空爆や生まれることを拒む獏」など優れた俳句作品も誕生していて俳人としての大成の感を受けた。継続的な志向を求む。
本歌取り不可能で詩才羨ましい。
空爆の生まれる臍の獏の酔い
豊里友行
*注意=これら本歌取りは、私の作品ではありません。即興の返答唄といいましょうか。
駄作まで ・。・
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