昨日発表になった3月の日銀短観。
日経紙・夕刊の見出しが「景況感2期連続改善」と大きな活字が。
でも、先行きは問題が山積ですので、おさらいします。
確かに景況感は大企業のみならず中小企業も回復しています。
しかし、3か月後の業況判断はいずれも悪化する見通しです。記事から拾ってみますと:
◎米・トランプ政権をはじめ、EU離脱の英国、フランス大統領選など、主要国が保護主義の見通し?
◎為替動向が、3月の短観時よりも円高になりそう。
◎今回、人手不足が1992年2月以来の水準だったが、このような状況下で賃上げや設備投資に進めるか。
など、「難しい問題を抱えている」ということです。
日本経済は分岐点にいる?