Life in America ~JAPAN編

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アートとジャーナリズム

2006-11-02 05:59:24 | アメリカ生活雑感
Dedeのハイスクール時代からの友人で、ジャーナリストでアーティストでもあるダイアンから、作品の展示会の案内をいただいていたので見に行くことにした。
バスを乗り継いでやっとこさたどり突いた先は、サンフランシスコのダウンタウンからかなり離れたところにある小さな喫茶店。そこには彼女が日本滞在中に習っていたという書道、抽象画など数点が展示されていた。
(「たのもう、アメリカ。」p.281もあわせてご覧くださいまし。)


作品名「kokoro」。
ふたつの違う「心」が力強いタッチで描かれている。($600)高いんだろうか安いんだろうか?


彼女の展示の片隅では、ご主人のジャーナリスト、マイケルさんが9月に出した新書「SHUTTING OUT the SUN」が紹介されていた。これは、日本の“引きこもり問題”にスポットをあて、日本の若者に今何が起こっているかを鋭く考察した本。
Dedeの紹介で私がはじめてマイケルさんに会った2003年、彼は7年間の日本駐在を終えてアメリカに帰国したばかりで、まさにこの本を執筆し始めたところだった。私はその最初の頃、資料の翻訳をちょこっとだけお手伝いしたいきさつがある。その本がついにこうして発売されたことに、少し感動。早速取り寄せてみよう。
日本でも早く翻訳本が出ればいいのに。


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6 Comments

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Unknown (asako)
2006-11-02 11:28:41
二つの「心」の違いが、とても面白いです。
ふと、今の自分の心はどっちに近いのだろうかと
考えてみました。
バランスや形は左の心が好きなのですが、
右の心が気になってしょうがないです。
何とも言えず、面白くてコメントしちゃいました。
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再会まであと○○日 (あにい)
2006-11-02 16:06:29
引きこもりっていうのは、日本特有なんでしょうか?
これはとても気になる本ですね、、どんな内容ですか?又教えてね、、
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Unknown (shoko)
2006-11-02 17:25:38
asakoさん、こうして並べてみると、右のほうは泣いているようにも見えますね。第一画目の筆の入り方が全く逆なのも面白い。でも、どちらとも用紙からはみ出しているんですよ。強さも弱さも、はみ出すくらいemotionalっていうことなのでしょうか。
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10日後は宴会だ (shoko)
2006-11-02 17:29:08
あにい。
まだ取り寄せてないので、今度じっくり読んで感想を書き込みますね。外国人からみると「引きこもり問題」は本当に不思議だそうです。まぁ、アメリカ人のように、すぐ銃をぶっ放すようなストレス発散手段に出ないからでしょうけど。
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いっそ (テリ)
2006-11-02 21:39:33
ご自分で翻訳なさっては?

実は私も一冊翻訳を抱えていて、来年までという緩やかな期限をもらっているのですが、いやはやいろんな私生活上の変化も予想され自信がありません。(このへんはまたブラックからメールするでしょう…)
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なんだろ?気になる (ブラウン)
2006-11-03 09:47:55
日本でも翻訳本が出るみたいです。当然といえば当然ですが。
知り合いだから余計に、翻訳など大それたことできません。しかもこんなセンシティブな内容私には荷が重過ぎます。
テリさまはどんな翻訳を抱えていらっしゃるのでしょうか?
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