もともと移民の国のせいか、アメリカにはヨーロッパにその起源を持つ“○○Day”がやたらと多い。
3月17日のSt. Patrick's Day(セントパトリックスデイ)もそのひとつ。
アイルランドにキリスト教を広めた聖人、聖パトリックの命日で、アイルランドの祝祭日にあたる。
もともと北米のアイルランド系移民の多い町では、この日には盛大なパレードが行われ、また人々は緑色のものを身に着けるならわしになっているため「緑の日」とも呼ばれる。
アイルランド系移民の多いシカゴ市内でも毎年大きなパレードが行われているのだが、毎年泥酔した野郎どもが度をすぎた大騒ぎをし、町を汚すことが問題化していたため去年からパレードが1箇所に縮小されたといういわくつき。
別段アイルランドとは何の関係もない私たち。
毎年特に普段の日となんら変わりなく過ごしていたのだが、前日に犬の散歩の途中でばったり出くわしたテリーから「あしたうちに“セントパトリックスデー・ディナー”食べにこない?」とご招待を受けた。
ばったり出くわした人を夕食に招待するあたりが、なんともアメリカっぽい。
もちろん二つ返事でOK。
★ ★
当日午後6時。
Pちゃんとふたり、もちろんGOROを連れてギネスビールを片手にテリーのおうちにお邪魔する。
ここのところ10℃以上の春のポカポカ陽気が続いていて、コートなしで歩けるのがうれしい。
テリーのうちの玄関を見たGOROが興奮してドアを叩く。中から走ってお出迎えしてくれたのはもちろん・・・
GOROのbest buddy、AJ(右)。
GOROは緑の蝶タイで正装してご機嫌。
さっそくDinner開始。
そしてこれが伝統的なアイルランド料理。
コンビーフとキャベツ、サトイモとにんじんの塩茹で。
これだけ。とってもシンプル。
テリーのおばあちゃんがフランスとアイルランドの血が入っているらしく、毎年一応セントパトリックスデイをこうしてお祝いしているそうだ。
コンビーフときくと、あの缶詰のしょぼ~いコンビーフを想像してしまうが、この手作りコンビーフは7時間以上もゆっくりと蒸し焼きにしたもので、舌の上でとろけるように柔らかい。
蒸しキャベツとの相性も抜群で、ついつい箸(フォーク)がすすむのだった。
右からテリーの娘のケリー、ご主人のビル、テリー、そしてPちゃん。
このご夫婦は幼馴染だが実はお互い再婚同士で、結婚したのは2年前。まだ新婚さんだ。
ケリーはテリーと前のご主人との娘さんで、一つ屋根の下3人で暮らしている。
ケリーの上にもうひとり長男がいるが、彼は独立して郊外で暮らしていてたまに遊びにやってくる。
この子どもたち、と~っても性格がよくて母親思い。テリーがいかに愛情たっぷりに二人を育てたかがわかる。
母親の再婚相手のビルとも仲がよく自然で、見ていてほのぼのする。
アメリカには子連れで再婚するカップルが多い(ほとんど)だが、「新しいお父さん」「新しいお母さん」と押し付けるのではなく、あくまで下の名前で呼び合う個人と個人の関係なのがいい。
★ ★
食事のあとは、場所を庭のファイヤープレイスに移して、火にあたりながらビール片手にだらだらとおしゃべり。
その横でGOROとAJは仲良く駆け回る。こっちも会話を楽しんでいるかのようだ。
午後9時半。
朝の早いビルのことを考えて、撤収。
気兼ねなく語り合える、年の近い友人と過ごすひとときは本当に楽しかった。
これもGOROのおかげ。
ありがとう、GORO!
3月17日のSt. Patrick's Day(セントパトリックスデイ)もそのひとつ。
アイルランドにキリスト教を広めた聖人、聖パトリックの命日で、アイルランドの祝祭日にあたる。
もともと北米のアイルランド系移民の多い町では、この日には盛大なパレードが行われ、また人々は緑色のものを身に着けるならわしになっているため「緑の日」とも呼ばれる。
アイルランド系移民の多いシカゴ市内でも毎年大きなパレードが行われているのだが、毎年泥酔した野郎どもが度をすぎた大騒ぎをし、町を汚すことが問題化していたため去年からパレードが1箇所に縮小されたといういわくつき。
別段アイルランドとは何の関係もない私たち。
毎年特に普段の日となんら変わりなく過ごしていたのだが、前日に犬の散歩の途中でばったり出くわしたテリーから「あしたうちに“セントパトリックスデー・ディナー”食べにこない?」とご招待を受けた。
ばったり出くわした人を夕食に招待するあたりが、なんともアメリカっぽい。
もちろん二つ返事でOK。
★ ★
当日午後6時。
Pちゃんとふたり、もちろんGOROを連れてギネスビールを片手にテリーのおうちにお邪魔する。
ここのところ10℃以上の春のポカポカ陽気が続いていて、コートなしで歩けるのがうれしい。
テリーのうちの玄関を見たGOROが興奮してドアを叩く。中から走ってお出迎えしてくれたのはもちろん・・・
GOROのbest buddy、AJ(右)。
GOROは緑の蝶タイで正装してご機嫌。
さっそくDinner開始。
そしてこれが伝統的なアイルランド料理。
コンビーフとキャベツ、サトイモとにんじんの塩茹で。
これだけ。とってもシンプル。
テリーのおばあちゃんがフランスとアイルランドの血が入っているらしく、毎年一応セントパトリックスデイをこうしてお祝いしているそうだ。
コンビーフときくと、あの缶詰のしょぼ~いコンビーフを想像してしまうが、この手作りコンビーフは7時間以上もゆっくりと蒸し焼きにしたもので、舌の上でとろけるように柔らかい。
蒸しキャベツとの相性も抜群で、ついつい箸(フォーク)がすすむのだった。
右からテリーの娘のケリー、ご主人のビル、テリー、そしてPちゃん。
このご夫婦は幼馴染だが実はお互い再婚同士で、結婚したのは2年前。まだ新婚さんだ。
ケリーはテリーと前のご主人との娘さんで、一つ屋根の下3人で暮らしている。
ケリーの上にもうひとり長男がいるが、彼は独立して郊外で暮らしていてたまに遊びにやってくる。
この子どもたち、と~っても性格がよくて母親思い。テリーがいかに愛情たっぷりに二人を育てたかがわかる。
母親の再婚相手のビルとも仲がよく自然で、見ていてほのぼのする。
アメリカには子連れで再婚するカップルが多い(ほとんど)だが、「新しいお父さん」「新しいお母さん」と押し付けるのではなく、あくまで下の名前で呼び合う個人と個人の関係なのがいい。
★ ★
食事のあとは、場所を庭のファイヤープレイスに移して、火にあたりながらビール片手にだらだらとおしゃべり。
その横でGOROとAJは仲良く駆け回る。こっちも会話を楽しんでいるかのようだ。
午後9時半。
朝の早いビルのことを考えて、撤収。
気兼ねなく語り合える、年の近い友人と過ごすひとときは本当に楽しかった。
これもGOROのおかげ。
ありがとう、GORO!
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