筑紫の国から『花つくし日記』

福岡から情報発信の山野草・庭の花などをテーマにしたブログです。
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●d40万葉の歌碑 巻5-795太宰府市 太宰府メモリアルパーク 太宰府の丘展望台

2024年05月02日 | 20.万葉の花鳥風月

万葉の歌碑を訪ねて


歌碑の設置場所/福岡県太宰府市大字大佐野字野口807-128
          太宰府メモリアルパーク 太宰府の丘展望台

万葉集/巻5-795  作者/山上憶良(やまのうえのおくら)

家に行きて  如何(いか)にか吾(あ)がせむ  枕(まくら)づく
              妻屋(つまや)さぶしく  思ほゆべしも


【意味】奈良の家に帰ったら、私はどうしたらいいのか。
             枕を並べた妻屋が寂しく思われて仕方がないだろう。

 ※つまや【妻屋】・・・夫婦の寝所。
 ※おもほゆ【思ほゆ】・・・思われる。

旅人の妻の死を悼んで山上憶良が詠んだ歌
憶良は、旅人の気持ちを十二分に汲み上げてというより、旅人になりきって詠っているのである。

 

写真下 歌碑の全景

写真下 歌碑の解説案内板  (親切な説明です。)


万葉の歌碑とは
万葉集の歌を刻みつけた碑が「万葉歌碑」です。 多くの人々に親しまれた万葉の歌を石に刻み、その歌を作った歌人を讃(たた)え、その歌が後の世に残ることを願っているのです。

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