にゃんこのヨガ的生き方

毎日をゆったり、元気に機嫌よく暮らす

こどもたちとの時間

2012-06-26 21:54:26 | 日々の暮らし
10才年上の人と話をしました。彼には娘さんがふたりいます。
上のお子さんは既に結婚して家を出ていて、
現在、奥さんと下のお子さんの3人暮らしです。

上のお子さんが結婚する時寂しかったですか、と訊きました。

「結婚する前日、お父さんハンコいる?と言うんですよ。
本人は軽い気持ちで言ったのでしょうが、
ああもう同じ苗字じゃなくなるんだなと。
その時随分こたえました。今でも同じ気持ちです」

若い時は親の気持ちなど考えもしないけれど、
自分が親の立場になって初めてわかるものなんですよね。
そう言いながら、涙が出そうになるのをこらえました。

我が家では上の娘が、「ひとり暮らしをする」と準備を進めています。
若い頃は家から出たいものでしょうし、
一度は出た方が、当人も色々見えてくるでしょう。
それでもやはり、「夏には契約したい」と聞くと、
これまでの時間と、残された時間が貴重に思えてきます。

先日、外付けHDDの入れ替え作業で、以前の写真を見ました。
彼女が12才の頃の写真です。
可愛くて、見ていると涙が出てきます。

今振り返ってみるに、当時の子どもたちとの時間は、実に貴重なものでした。
今見ても、きらきらと輝いています。
どうして当時、気づかなかったのでしょうか。
あの頃は自分のことばかり考えて、早く大きくならないかな、
と思い、邪険にしたりしたこともありました。

タイムマシンに乗って、小さかった頃の子どもたちに会いたい。
だいすきだよ、だいじだよって、もう一度彼女らを抱きしめたい。
そして今一緒にいる彼女たちも、抱きしめる。だいすきだよ、と。

どうせ結婚したら別々に住むんだから。
それまでは一緒にいようよ。
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