何も無かった。
何も無いと思っていた。
でも何も無いなんてこと、厳密に言えばありえなくて。
正確に言えば、自分の必要をしているものが何も揃わないということだったんだろう。
その場に留まれば、揃っていくのは分かっていた。
でも留まれなくて。
少し揃えばすぐに先に進みたくなる。
進めばまた必要なものは変わってくる。
そんなことの繰り返しで人は成長していくんだと思っていた。
でも成長すればするほど満たされなくて。
どこまでいってもゴールは見えなくて。
自分が吸収してきた様々な要素を活かせるかどうかは、料理することと似てるかもしれない。
美味しいとされる材料をいっぱい揃えて、全部鍋に投入すればそれでいいかといえばそうじゃなく。
旨みを出す食材もあれば吸う食材もあり、ひとつひとつの食材の特徴を知っていかなければ美味しくはならない。
美味しい料理を作るレシピだけをいっぱい覚えればいいってわけじゃない。
でもたくさんのレシピを知っていればその関係性に気づくこともあるかもしれない。
自分が吸収することの順序が逆だったとしても、それがマイナスだとは思わない。
最近「持ってる」なんて言葉が流行っていて、それは先天的な能力を指していることが多いけど、
もし自分がそんな風に言われても何にも嬉しくない。
もともと持っているものなんかより、自分の努力によって得てきたものが評価されなければ、
努力の意味が薄れていってしまうような気がして、この「持ってる」って言葉が好きになれない。
自分自身に対して申し訳ないくらいの遠回りばかり選んでしまう自分。
それが腹立たしいって思う自分もいれば、応援したい自分もいて。
背中を押す自分もいれば、足を引っ張る自分もいて。
自分の中に一体何人の自分がいるんだろう。
いつかこの無数の人格が統合されて、本当の力を発揮できるときがあるのかな。
それとも、この無数の自分を常に管理して力へと導く自分が必要なのかな。
何も無いなんてこと、やっぱりなくて・・・
何も無いと思っていた。
でも何も無いなんてこと、厳密に言えばありえなくて。
正確に言えば、自分の必要をしているものが何も揃わないということだったんだろう。
その場に留まれば、揃っていくのは分かっていた。
でも留まれなくて。
少し揃えばすぐに先に進みたくなる。
進めばまた必要なものは変わってくる。
そんなことの繰り返しで人は成長していくんだと思っていた。
でも成長すればするほど満たされなくて。
どこまでいってもゴールは見えなくて。
自分が吸収してきた様々な要素を活かせるかどうかは、料理することと似てるかもしれない。
美味しいとされる材料をいっぱい揃えて、全部鍋に投入すればそれでいいかといえばそうじゃなく。
旨みを出す食材もあれば吸う食材もあり、ひとつひとつの食材の特徴を知っていかなければ美味しくはならない。
美味しい料理を作るレシピだけをいっぱい覚えればいいってわけじゃない。
でもたくさんのレシピを知っていればその関係性に気づくこともあるかもしれない。
自分が吸収することの順序が逆だったとしても、それがマイナスだとは思わない。
最近「持ってる」なんて言葉が流行っていて、それは先天的な能力を指していることが多いけど、
もし自分がそんな風に言われても何にも嬉しくない。
もともと持っているものなんかより、自分の努力によって得てきたものが評価されなければ、
努力の意味が薄れていってしまうような気がして、この「持ってる」って言葉が好きになれない。
自分自身に対して申し訳ないくらいの遠回りばかり選んでしまう自分。
それが腹立たしいって思う自分もいれば、応援したい自分もいて。
背中を押す自分もいれば、足を引っ張る自分もいて。
自分の中に一体何人の自分がいるんだろう。
いつかこの無数の人格が統合されて、本当の力を発揮できるときがあるのかな。
それとも、この無数の自分を常に管理して力へと導く自分が必要なのかな。
何も無いなんてこと、やっぱりなくて・・・