中高年のランニング

健康と楽しさを求めて

フルマラソンで自己記録を更新させるには

2016-10-30 18:51:47 | ランニング

10月27日練習会より

この日は代々木公園にて午後7時より約10kmのペース走が行われました。

参加者は週末にハーフやフルマラソンを控えているためか、いつもより若干

少なめでしたが

1周1.15km周回コースでのペース走を、10回+αで実施しました。

準備体操後のミーテイングでは、先週イーブンペースについてお話ししましたが
イーブンペースがマラソンでは何故重要かまだ余り理解されていない方もいたの
で具体的にお話ししました。

(私も35年ほど前、フルマラソンに挑戦した当時はイーブンペースについて
全く理解していませんでした)

フルマラソンで自己の記録を更新させる秘訣は

1)30km以降に枯渇するといわれる糖質(グリコーゲン)を如何にして効率

 よく消費するかが重要です。糖質は肝臓や筋肉中にグリコーゲンして貯蔵されて

 いますが体内には2000kcal程度しか備えられていません。それに対して

 マラソンでは概ね2000-2500kcalが必要です。そのため体内のグリコーゲン

 だけではマラソンを走り切る事はできません。そこで一定のスピードで走り
効率的に最後まで走ることが望まれます。

(特に男性はスピードに自信を持っている方が多く、最初の5-10kmで予定より

 早いペースで進み、30km以降大幅にペースダウンして自滅する方を見かけます)

2)ぺースの上げ下げをすると乳酸などの疲労物質がたまりやすいので注意が必要.

 (乳酸がたまるポイントは運動強度でいうと70-80%以上ですが,これにつては
後日お話しします)

・水分が不足すると血液成分が変化し心拍数をあげる
(詳細は後日)

フルマラソンの序盤がいよいよスタートしますが、みなさんが記録更新されよう

お祈りします。