非正規労働者の比率が60%近いと言う報道を見て愕然としました。
我国の最新の調査では、派遣・契約社員・パート・アルバイトなどの
非正規労働者は1731万人に達し、全労働者の33%を占めるまで
になっています。その半数近くが年収200万円未満だそうです。
6月26日の朝日の経済気象台でも
「格差の拡大は今日の経済社会にとって、大きなテーマだ。
日本では非正規社員の増大とそれに伴う生活水準の低下や格差の
固定化が問題となってきた。---」
さらに、労働運動総合研究所2008年4月首都圏に住む
若年単身労働者世帯の調査を見ますと
「 最も多いのが「生活費が足りない」で48.7%、次いで「自分の健康・病気」
の40.8%、「老後の生活設計」の32.9%、「自分の時間がとれない」の
28.9%、「結婚問題」の23.7%などと続いている。----」
昨年後半突然襲った世界的同時不況の影響で、雇用環境は当面低水準のまま
続く覚悟をして、みなさん将来計画を立てられる事を切望いたします。
最近若い人とお話しますと、雇用環境の悪化がひしひしと伝わってきます
そこでランニングを取り巻く環境即ち、仕事と余暇の過ごし方について
もう一度見直してみては如何でしょうか。
私が仲間数人と@ミク練習会を始めたのは約27年前になります。
当時は現在と違って、年功序列的な風潮が強く(と言っても成果主義、
実力主義の会社も勿論ありました)一度就職すると終身雇用が多い
社会慣習だったと思います。
練習日は週一回千駄ヶ谷の300mトラックに水曜日に集合しました。
何故水曜日かと言うと、当時は大手企業の大半が水曜はノー残業日で、周りを
気にせずに午後5時には帰社できたからです。
また練習の内容は、時間のないサラリーマンにとって、最も短時間で
かつ効率的で成果が得られるインターバルやレペを採用しました。
練習会に参加する方々の、環境や考え方は10人十色で夫々を尊重
しなければなりませんが、私は仕事は人よりも少し熱心に取り組み、
家庭を大事に(実績上は罰点かも)
余暇としてのランニングに熱中しながら(会社では長時間勤務だった関係で
、約25年間昼休みにのみ練習)会社生活の大半を過ごしたと
自分では思っています。
厳しい社会環境下だからこそ、仕事の取り組み方、余暇の過ごし方
(運動や自己研修など)
を一緒に考えてみたいと思います。