二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

なぜ、日本のガン患者やガン死亡率が減らないのか? ③

2010年01月16日 | 癌(ガン)

アメリカでは様々なガン治療への変化の中で、日本のがんセンター総長にあたる NCI(アメリカ国立ガン研究所)のデヴュタ所長が1985年のアメリカ議会において次のように証言しています。

≪分子生物学の発達などで遺伝子の仕組みや働きが詳しく調べられるようになってショキングなことがわかった。それはガン細胞の中には抗ガン剤対抗遺伝子(反抗ガン剤遺伝子:ADG)とも呼ぶべき遺伝子があることだ。抗ガン剤をぶつけてもガン細胞はこの遺伝子の働きで、抗ガン剤に負けない細胞に自分自身を変身させてしまうことがわかったのだ。ガンのプロとしてこれに大きなショックを受けている」

つまり抗ガン剤ではガンには対抗できない、抗ガン剤でガンが治せないことが理論的に立証されてしまったわけです。

≪NCI所長のADG(反抗ガン剤遺伝子)証言に続いて、1988年にはガン研究・治療期間としてNCI自身が「がんの病因学」というレポートを出し、そこで決定的な指摘をしています。今村氏の著書から、さらに引用を続けます。

〈さきほどホジキン病(注;悪性リンパ腫の一種)の治療が、新しいガンを生むという指摘を紹介した。しかし話はホジキン病だけに限らない。他の多くの抗ガン剤治療も、また放射線治療も、もとのガンのほかに新しいガンを生むことを、1988年にはなんとNCI自身が3000ページの大レポート「ガンの病因学」で指摘した。
デヴュタ所長の指摘や1988年の日本癌学会で問題にだれたのは、抗ガン剤ではガンは治せないということだった。しかし、NCIのこのレポートでは、抗ガン剤や放射線治療はガンを治せないだけでなく、”抗”ガン剤などは抗ガン剤にあらず、正確には新たなガンを増やす向ガン剤で増ガン剤だということが指摘されたのだ。〉

恐ろしい話とは思いませんか。抗ガン剤はガンを治療するどころか、新たなガンを生み出す”増ガン剤”である……。
NCI所長の議会での証言からすでに22年(今年からすると25年)、NCIレポートからでも19年が経過しています。にもかかわらず、日本のガン治療の現場で抗ガン剤、放射線が大手を振ってまかり通っているのです。≫


日本でもガン治療に関しては多くの研究がなされていますが、こと治療成績ということになると、このアメリカでの報告を上回る、科学的根拠や客観的事実があるのかが問題となってきます。また何を目的に治療するのか、というのはガンを縮小させるためだけを目的とするのか、ガンを生んだ身体自体を根本から治すことを目的とするのかにより、どの治療方法を選択するのか変わってくると思うのです。

自分の身体は、医師が治すものでもなく、鍼灸師が治すものでもありません。本人の身体自体にその力があり、身体の健康はご本人の決断に委ねられます。

また、OTA(アメリカ議会技術評価局)という、さまざまな政策の立案にあたって基礎調査を行う専門機関があります。この機関が3年の時間をかけて、ガンの通常療法(現代医学的治療)と非通常療法(代替医療)について調査を実施しました(1987年~1990年)。その報告書(OTAレポート)は300ページにものぼる詳細な報告です。

≪〈3年前(1987年)、アメリカの上下両議員40名は、連名でOTAに非通常療法のことを調査するための専門プロジェクトを発足させた。40名の議員たちはこう主張した。
「通常療法では治らないとされた末期ガン患者が、非通常療法でたくさん治っている。議会はこれらの療法のことを詳しく調べ、国民に知らせる義務がある」
こうして発足したOTAのヘルス・プロジェクトは非通常療法のことを調べるとともに、現在主流となっている通常療法に関しても独自に調査し、両者の比較検討などを行った。…中略…
OTAのレポートは非通常療法による効果を数多く紹介するとともに、通常療法の欠陥を指摘し、NCI(アメリカ国立ガン研究所)やACS(アメリカがん協会)などに厳しい批判と叱責を加えているほどである。抗ガン剤ははたしてその使用を正当化するだけの根拠があるのかという疑問もで持ち出している。これは、「抗ガン剤の抗腫瘍効果は、逆に患者のためにはマイナスにしかなっていないことも多い」ことが分かったからで、こういう現代医療の欠陥に手を打たずに(正確には手を打てずに)きたNCI に対しては「これでは国民のガン・センターとはいいがたい」とまでその責任を追及している。

ガンの治療研究は医学の諸分野の中でも、もっとも熱心に進められている。読者もガン治療も年々、進歩していると思いこんでいる人が多いに違いない。そういう人には、OTAレポートの次のような指摘は不思議に思われるかもしれないし、大きなショックに違いない。
「ガン療法(通常療法=現代医学的治療)には過去、数十年ほとんど見るべき進歩がなかった。〉
つまり、1971年にニクソン大統領が号令を発した「ガン征服戦争」は、まったくの敗北に終わったことを決定づけ、ダメ押ししたのがOTAレポートです。≫


このOTAレポートには、このようなことも書かれています。

≪「生存期間や病気のない期間の伸長、さらに生の質(QOL)の向上を図ることが、望ましいガン治療の姿であるのはいうまでもない。現在までのところは生存期間の伸長できる療法は、ガン細胞やその腫瘍に直接的な効果があり、腫瘍の場合はそれを退縮させることのできる療法だと考えられている。確かに場合によって腫瘍を小さくすることが、その腫瘍のある位置、腫瘍の大きさゆえに患者を苦しめている苦痛を軽減させ、生存期間を延ばし、さらに生の質をも向上させる場合がある。しかし、多くの抗ガン剤は激しい副作用を伴っていて、腫瘍を縮める効果が必ずしも生存期間の伸長という治療の本当の目的にはつながっていない」〉

日本の抗ガン剤治療に関しては、

少し回りくどい説明ですが、要するに現代西洋医学のガン専門医たちは「ガンを小さくすること」を治療の第一義にしていますが、それが患者さんのためになってはいないということです。これは現在の日本にもそのまま当てはまります。抗ガン剤治療は「四週間にわたって腫瘍が縮小した」ということだけで「効果あり」とされ、専門医は得意になります。しかし、その間、患者さんが直面するつらい副作用に対してはもちろん、四週間後に再び腫瘍が大きくなっても、そのことは知らん顔です。≫

副作用に関しては様々な対症療法が行われるようになってきましたけれども、依然、ガン細胞以外の細胞には非常に強いダメージがあるということには変化がありません。

また、抗ガン剤の認可を行っている厚生労働省では、

≪厚労省の紀平担当技官に「抗ガン剤はガンを治せるのか?」と質問。すると回答は①ガンを治せないのは常識…には驚きます。さらに②猛毒物である、③強い発ガン性物質、④多臓器に発ガン、⑤ガン細胞は耐性を持つ…なども”周知の事実”とアッサリ認めたのです。また同省保険局の麦谷医療課長も「抗ガン剤はいくら使っても効かない」と公言しています。≫

抗ガン剤の認可基準が、4週間投与し、10人中1人のガン細胞が縮小すれば認可されるのです。4週間投与するとガン細胞は抗ガン剤に対して耐性を持ちます。ということは、4週間後のガン細胞は衰えた周囲の正常細胞をよそに大きくなっていきます。抗ガン剤治療後、標的のガン細胞が大きくなろうが、他に転移しようが、抗ガン剤の薬としての認可基準には関係ないということです。

OTAレポートによると、東部共同ガン研究グループ(ニューヨーク大・シカゴ大・アインシュタイン大・など20近くの大学病院、研究所などが参加)の治療実験では…

1年7か月かけて、743人の肺ガン患者(Ⅳ期)を対象に広範な実験を行いました。
①マイトマイシン、シスプラチン、ビンプラチンなど三種の抗ガン剤を同時に与える組
②シスプラチン、ビンプラチンの2種を与える組(幾組もの抗ガン剤の与え方)
③カルボプラチン ④イプロプラチン などどれか1種しか与えない組
に分けて治療実験が行われました。結果は…

抗腫瘍効果→①20%の患者に効果 ②は13%に効果 ③は9% ④は6% という結果。

検討されたのはこれだけではなく、
①・②→副作用がひどく、白血球減少症からくる細菌感染症や不造血性貧血(血球の再生ができないために血中のすべての細胞が減少してしまう状態)のため、薬投与数週間で亡くなる人もあった。ひどい副作用や命にかかわる副作用が多く、命にかかわる副作用は③・④の7~11倍も出た。

生存期間→①=22.7週、③31.7週だった。

腫瘍を小さくする効果の大きい薬(その組み合わせ)ほど副作用もひどく、生存期間も短いということが言えます。OTAレポートでも「抗腫瘍効果が必ずしも患者のためになるものではない」と報告されています。

≪ここに、抗ガン剤治療の本質が明らかにされています。ガン専門医たちが「ガンを小さくすること」に躍起になり、多種の抗ガン剤を投与すればするほど、ガン細胞とともに患者さんの命も縮まるわけです。≫

また、放射線治療についても、OTAレポートでは
≪このOTAレポートは放射線治療の危険性についても指摘しています。〈「腫瘍が再び大きくなり始めるまでの期間も、また生存期間も長かったのは、それまで放射線治療を受けていなかった患者たちだった」この記述からは放射線の副作用がうかがえる。なお、この実験は、実験に使った薬の働きを確かめるために、それ以前はどんな抗ガン剤治療も受けなかった患者ばかりを集めて行ったので、放射線治療の逆効果も浮き彫りになったと考えていい。〉≫

現代医療の治療を受けてガンが治った人もいると思いますが、それは抗ガン剤が治したのでも、放射線が治したのでもなく、身体に張り巡らされている免疫系を主とした防御ネットワークの働きが治し、それが抗ガン剤や放射線の作用を同時に抑えられたからだと思うのです。実際、ガンによる死は増加しているのですから。

長くなりましたが、もう少し、最後のパート④までお付き合いください。
最後の流れ、そして代替医療、鍼灸治療を行う私はこの問題をどう考えていくのか、そんなことを書いていきたいと思います。

引用文献:『がんを治す「仕組み」は あなたの体の中にある』 真柄俊一 著
       『いまの食生活では早死にする 改定最新版』 今村光一 著
       『ガン勝利者 25人の証言』 今村光一 著
       『消費者に隠された100の真実 知ってはいけない!?』 船瀬俊介 著

二葉鍼灸療院 田中良和
ジャンル:
びっくり
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