二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

なぜ知識を豊かにし、技術を磨かないといけないのか

2017年01月21日 | 鍼灸

さて大寒が過ぎ本格的な寒さが日本全国を覆っています

いつも鍼灸治療において、臨床をやっていると、患者さんの現在の症状や状態など病態把握が的確にでき、治療とカチッと絡み合った時、即効的に症状が改善したり、短期で健常な状態に戻ることはあります。

しかし、その逆もあります。

初診の問診から身体所見や現代医学的、東洋医学的検査法を行い「このような状態だから、こうしていこう」との病態把握から、患者さんへの説明を行い治療を行ったにも関わらず、うまく症状が改善しなかったり、経過が良くなかったりすることも多々あります。

そのような時は、どこに効果が出ない原因があるのか、もう少しこの方針で治療を継続すれば効果が出てくるのかなどを考察し、常に修正していくことが必要です。

そんな状況の連続が臨床なのかもしれません。

それが学びなのかもしれません。

私たちの仕事、鍼灸師というものは、とくに患者さまのカラダに直接触れ、そして、比較的長い時間患者さんのそばに寄り添える職業です。

ですから、患者さんの多彩な訴えに対応して、期待にこたえていくため、そこにには広く豊富な現代医学的、東洋医学的知識やその他、多くの要素が知識として必要となり、また、患者さんの訴えや人生を受け止め、包み込むような温かい人間性、人間力が必要となるのだと思います。

そして、大前提には症状を改善させ、治癒に導く確かな技術というものも必須です。

だから、知らないことが多いことを自覚し、常に知識を吸収し、自己の技術を練磨し、研ぎ澄ませていくことが必要です。

と、ここで、患者の心、術者の心の観点から、このことにについて考えていきたいと思います。

和田裕美さんの著書 『たくさん失敗をして気づいた 幸福のヒント36』(PHP文庫)という本を読んでいて、「そ~だよね~」と感じて、私たちの仕事に置き換えて考えてみた・・・というのが今回、ブログの神様が降臨してきたきっかけでした。

内容としましては、

和田さんが24歳の時に、英会話スクールの営業担当になりました。なかなか結果を出せずにいて、この仕事を辞めようとも考えていたある日、入会を希望する女性の担当になりました。

その女性は、入会はしたいが入会金や仕事のことについて不安があるようで、和田さんもその女性の不安に感情移入してしまったような形の会話が多くなり、結局、その方は入会されませんでした。

と、ある日、英会話サロンで、その方を見かけます。

会社の違う営業部の方で、成績優秀な方の話で入会することになったということでした。

そして、その優秀な営業の方と今回の件について話をすることになりまた・・・という流れで、本の中から、和田さんと優秀な営業の方の会話を抜粋します。

     ( 和=和田さん  優秀な営業マン=営 )

「質問させてくださいませんか?」

「あ、はい、どうぞ」

「あの、どうやって・・・どうして? 〇〇さんはお金も払えそうにないと言ったし、時間もなくて難しいって悩んでいたんです、それなのに・・・スタートする勇気を持てたのですか?」

「たぶん、〇〇さんと会ったとき、和田さんの心が後ろを向いていたんじゃないかと思うのです」

「へっ、うしろ?」

「うん、後ろというのは言い過ぎかもしれません。ただ、目の前の人が不安になったとき一緒に不安になってしまうのは、自分の軸足がぶれているからです。本気で動いたら相手の不安は解消されるはずなんです、というか相手の不安を取り除いてあげるべきだと思うのです。〇〇さんは前から英会話をやりたかったんです。けれど誰だって何かをスタートさせるときは不安です。 失敗しないかな? ちゃんと続くかな?って。 僕も経験があるのですが、自分自身がちょっと後ろ向きのときって、相手のその不安に自分も共鳴しちゃって、その不安を大きくしちゃうんです。

「・・・。そうかもしれません。私自身が迷っていました。実は結果が出なくて焦っていたし、落ち込んでいたし、何よりもやめたいなって思っていたんです」

「そうですか」

「はい、そ、そんな気持ちで人に会ってしまって、未来の見えてない私が誰かの背中を押して未来をワクワクと感じてもらうことができないのは、当たり前ですよね」

「・・・そういうときってありますよ。今回は、和田さんの不安な気持ちが彼女の中にある不安と共鳴しちゃったんです」

わたしは、おずおずと聞いてみました。

「あの、〇〇さんに・・・何と言ったのですか?」

「僕が〇〇さんに言ったのは、”未来は誰にも見えません。確実なのは、怖いと思った人には恐怖の未来がやってきて、逆に、なんとかなるだろうって明るく捉える人にはワクワクの未来が来るんです”、みたいな簡単なことです。それは僕がいつでも自分に言い聞かせていることです」

     ( 抜粋終了 )

治療院へ来院する患者さんは様々な方がおいでになります。

急性の痛みの症状、慢性疼痛、慢性症状、原因不明の症状、難病、それぞれの悩みを抱えて治療院の扉を叩かれます。

そして、患者さんの状態を聴くために問診はじめ多くの情報を収集するわけですが、特に慢性症状を持つ患者さんほど「心」に負の感情を抱いている方が多いのは、治療院に限らず医療機関であれば当然のところだと思います。

その負の感情とは、不安であり、怒りであり、恐怖であり、憂いであり、閉塞感であり、不満であり、苦しみであり、悲しみであり、いきつく所は絶望なのかもしれません。

症状と感情が入り混じったところで、現在の患者さんの「病気」が成立しているので、非常に症状改善や治癒の道に困難を要する場合も多いのです。

そのような時に、迷路のトンネルに入り込んで彷徨っている患者さんに、出口までの地図(病態把握と治療方針)を差し出し、僅かでも出口という希望を示していくこと、暗闇の中に幽かではあるけれど、光という希望や歓びを見い出してあげることが私たちの仕事なのだと思います。

そして、逆境にある患者さんの人生に寄り添い、出口という希望の光に一緒に伴走する(確かな治療技術)ことで、患者さんの人生をより豊かに、快適にしてあげることこそ、私たちの仕事の本分なのだと感じます。

光を得た患者さん、出口に到達した患者さんには、負の感情はなくなり、安心、笑顔、リラックス、感謝、満足、優越感、楽しみ、嬉しさ積極的な感情が放出され、そして到達した場所は幸福で溢れているのだと思います。

苦しんでいる患者さんの心をそこに導いていくには何が必要か・・・

それが豊富な知識であり、確かな治せる技術であり、寛容で、包容力があり、向上心のある人間性の探求にあるのだと思います。

治療院での臨床の場は、権藤、権藤、雨、権藤ではありませんが(ちょっと古すぎ~、プロ野球に興味ないとわからないし~)、反省、反省、気付き、反省の繰り返しで、患者さんから学び、修正し、常により良いものを提供していかなくてはいけません。

患者さんの笑顔と幸せのため、やはり努力を惜しんではいけないし、信念を持って手探りでもいいから進み続ける姿勢が、心が大切なのだと感じます。

日々、展開される治療院の現場の中で、当たり前のことなのですが、本を読んで何か新鮮にプチ感動し、再認識させていただきましたので書かせていただきました。

当たり前・・・ということで

 

COWCOW「あたりまえ体操#1」

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

    二葉鍼灸療院 田中良和

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

第98回全国高校野球選手権大会(2016夏の甲子園大会)トレーナー活動回想録3

2017年01月05日 | 高校野球

皆様、新年あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします

さて、年を越してしまいましたが、第98回全国高校野球選手権大会(2016夏の甲子園大会)トレーナー活動回想録 ~練習・サポート編~に引き続き、~試合編~を書いておきたいと思います。

星稜高校は、組み合わせ抽選の結果、大会第4日目の第3試合で和歌山県代表 市立和歌山高校と決まりました。市立和歌山は、2016年は春夏と連続出場をしており、夏の和歌山県大会では、準々決勝では智辯和歌山高校、決勝では箕島高校を倒しての甲子園出場を果たしてました。投手力や守備力は互角で、打撃力は星稜がうえかなと試合前は感じていました。

 

8月10日は、早朝に宿舎を出発し、軽くカラダを動かして甲子園入りです。

練習では皆、朝ですが、明るく、いい動きをしていました

    今日もいい天気

ちなみに、この日の星稜市立和歌山以外の試合は・・・

 第1試合  関東第一(東東京)  広島新庄(広島)

 第2試合  京都翔英(京都)   樟  南(鹿児島)

 第4試合  花咲徳栄(埼玉)   大曲工業(秋田)

の3試合で、なかなかの好カードでした。

選手たちは、軽く汗を流し甲子園入り。

   

やはり阪神高速高架下に来ると気持ちが高まる~~

 

 

 第98回全国高校野球選手権大会 1回戦  平成28年8月10日(水)  
             
                    (大会第4日目 第3試合)

   星 稜(石川)   市立和歌山(和歌山)   観客数;38000人

    ( 試合開始 13:50   試合終了 15:30 )

 

                       一  二  三  四   五  六  七  八  九   合 計
   市和歌  1 3 0 0 0 0 1 3 0  8
 

  星 稜   1 1 0 0 0 0 0 0 0  2

 

試合が始まれば、どちらかが勝ち、どちらかが負けます。当たり前ですが、この負けを繰り返さないために、さらに次のステップのために何がどうなっていたのかを振り返っておくことも必要なのだと思います。

その振り返りはトレーナー活動の糧にもなります。チーム状況がどうだったか、甲子園大会にベストで試合に臨むためにはどうしなければならなかったか。いろいろ反省点も多い今夏の活動でした。

さて、試合は、星稜はピッチャー寺西君、和歌山は赤羽君で始まりました。

1回から試合が動きました。というより寺西君のリズムや調子があまり良くなく四球でランナーをため、1点を献上しましたが何とか1点で抑えました。しかし、2回に入っても復調する兆しがなくランナーをため1年生投手の竹谷君にスイッチしますが、相手のバントを絡めたタイムリーなどで3点を献上してしまいます。

しかし、序盤、和歌山の赤羽君も相手守備陣も私の目からみると浮足立っていたかなと思います。
星稜は1回裏すかさず、この日、両チーム合わせて唯一の長打となる畑中君のスリーベースヒットとキャプテン虎谷君のタイムリーで同点に追いつきます。

そして2回裏、星稜はヒットと相手エラーが重なり、1点を奪い、なお1アウト満塁という大チャンスを迎えました。初回の守備からの星稜の流れは悪かったですが、ここでビッグイニングにしておくことは、試合を大きく左右します。ここでチャンスに強い森田君。ここ最近、打撃の調子は落としてきていましたが、期待される場面でした・・・が、併殺打。
ここから、この試合、1試合5併殺という大会記録をつくってしまうのでした
本来チーム星稜なら、相手のチームからいただいたエラーやミス(失策;星稜1個、和歌山3個)は確実に加点していくのですが、今日は何か動きが硬く、勢いがありませんでした。

2番手を受け継いだ星稜の竹谷君はよく8回途中までリズムを作ってくれました。星稜はこの試合11安打を放ったものの、大事なところで併殺をくらい得点には結びつきませんでした。
逆に和歌山は短いヒットと送りバントを絡めて終盤追加点をあげていきました。

そして、竹谷君がつかまりだしたところで、3番手の2年生投手 小倉君にスイッチしましたが、ピリッとせず、さらにライトもヒット(ゴロ)をトンネルするなど、ここまで来ると、2014年来、逆転の星稜と言われてきたチームも気力が空回りしていきます。

8回、9回の星稜の攻撃も簡単に終わり、星稜の2016年夏の甲子園の戦いは終了、ゲームセットとなりました。

先ほども書きましたが安打数は星稜が11安打、和歌山が12安打と差はありません。犠打は星稜が0で、和歌山が5と、ここに試合の流れにもよりますが戦術の違いが出ているのでしょう。

また、相手ピッチャーの赤羽君は完投し投球数104球、星稜ピッチャー陣は、最終回、2年生エース清水君が出てMax 146kmのストレートを投げ込み相手打線を抑えますが、4人で140球を投げました。
おそらくボール球が多いのだと思いますが、ここにも波に乗り切れなかった要因があるのかなと感じました。

私はベンチ近くの内野席で観戦していましたが、振り返れば多くの星稜高校応援団の皆様が、最後まで諦めない、最後まで分からないんだという強い気持ちで応援していただいておりました。本当に、いつも甲子園に帯同するたびに感動、感激させていただいております。

星稜コンバットマーチが流れる機会は少なかったですが、あの曲が聞こえるたびに星稜高校野球部OBとしては鳥肌が立ちます。

本当に応援団の皆様、星稜高校を応援していただいた地元ファンの皆様に感謝です。

この敗戦は、おそらく次に繋がっていくだろうと思います。私もチームをベストなコンディショニングにもっていけなかった悔いもありますので、新チームではそうならないように対策を講じていくことが、私の役目だと肝に銘じて、甲子園球場をあとにしました・・・

2016年の試合を振り返りました。

星稜高校野球部選手の皆さん、保護者の皆さん、監督、部長などスタッフの皆さん、学校関係者の皆さん、お疲れ様でした。

来年もまた来ましょう

最後までお読みいただき、ありがとうございました。が、この~試合編~は最終ではなく、次に~番外編~を書いて回想録を終了したいと思います。

どうぞ最後までお付き合いくださいませ~

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

コメント (4)
この記事をはてなブックマークに追加

第98回全国高校野球選手権大会(2016夏の甲子園大会)トレーナー活動回想録2

2016年12月31日 | 高校野球

第98回全国高校野球選手権大会(2016夏の甲子園大会)トレーナー活動回想録~開会式編~に引き続き、パート2としまして、~練習・サポート編~を書きたいと思います

今夏は試合を含め5日間のサポートとなりました。

朝早くに起床し、朝食をとり、準備をして練習にでかけ、昼食、夕食、ミーティングの間に施術があるというのが大体の日程です。

私は、練習会場まで選手と一緒にバスで移動し、少し練習準備やグランド整備等の手伝いをしながら必要であればトレーナー活動を行っていきます。テーピングが必要な選手は朝、早めに起きてもらい行うか、朝食から出発までに時間があれば、そこで行います。

   

練習から帰ってきてからが私の本業であり、ここにいる意味である身体サポートの仕事を行っていきます。バッテリーを中心に施術が必要な選手を順番に指名しながらこなしていきます。
就寝もそんな遅くするわけにもいきませんので(と言いながら消灯ギリギリまでかかってました)、夕食・ミーティングを挟んで前と後に効率よく施術を行っていきます。

私は、はり師、きゅう師、あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格を持っておりますので、特に鍼とあん摩マッサージ指圧を中心に施術を行うということになります。

あまり詳細には申し上げませんが、世の中には多くのスポーツトレーナーという民間の資格があります。日本には基本的に「スポーツトレーナー」という国家資格はありません。
あえて言えば(公財)日本体育協会が認定するアスレティックトレーナー(JASA-AT)がそれに当たるでしょう。さらに言えば、だからと言って身体に対して施術を行う行為は許されているかと言えば、許されていません。

トレーナーというと、いろいろなカテゴリーに分かれるかと思いますが、身体に触れてケアする「施術」を行うトレーナーであれば、私の所持する国家資格か、医師、理学療法士、柔道整復師などの国家資格を取得しないと本来は施術してはいけません。
この有資格の施術者の間でもやっていい施術と、やっていけない施術があります。このあたりが混同してしまっているのも考えものですが・・・
このあたりを書いていくと、これだけで永遠文章が続いていくので、ここで終了しますが、「治れば何でもいい」という声もよく聞かれますが(そうなのですが)、スポーツ障害を発症しての施術者や治療院選びには、やはり日本国の一定のルールを守っている所を選んでいただきたいなと思います。

さて、練習についていくと選手の動きがよくわかります。わかってもなかなか対処できない場合もあるので、まだまだ私もトレーナーとしての精進が必要なのですが、選手の動きを見るのと、見ないのとではやはり身体へのアプローチや言葉がけも変わってきます。

    

調子のよい選手、調子の悪い選手、その日の動きの悪い選手、特に施術が必要ないなと思う選手など、いろんなタイプが出てきます。そんな状態を見ながら練習終りなどに声をかけて、施術の順番を決めていくのです

今大会での星稜に関しては練習ではかなり皆、動きが良かったように思います。

ただ万全の態勢かと言うと万全ではありませんでした。これはトレーナーとしての私の責任も大いにあるのですが、すべての選手がベストの状態で、自分のパフォーマンスを甲子園球場で出せる状態であったわけではないことが私としての最大の悔いであり、反省点でもありました。

何とかここへ向けて、怪我のないカラダづくり、早期発見する予防体制を整えていかなければならないと強く感じた大会でもありました。

選手への細かいアプローチ方法については、ここでは詳細に書くことはできませんが、先ほど書いたように鍼とあん摩マッサージ指圧施術を中心にストレッチや運動法を組み合わせながら施術をしていきます。

マッサージ方法や鍼治療に関しても、いろんな方法がありますので、今後、さらに痛みを軽減し、よりベストな状態で試合に臨めるような施術方法や組み立てを構築していく必要があります。

また、トレーナーは基本、目薬であっても薬を渡してはいけません。そんな中で、選手によっては眠れない、鼻が詰まるなどの筋骨格系の不調以外の愁訴を訴える選手もいるわけです。
病院に罹ることが必要な場合もありますが、そこまででない、そんな症状に対しては鍼灸治療がよく効果を及ぼします。心身のリラックス(副交感神経優位)にも効果を発揮できるのも良いところです。

   頭に鍼ささってま~す 誰でしょ~

また、トレーナーは朝起きてから眠りにつくまで、ほぼ動きっぱなしであり、自分の体調管理も大切になってきます。選手やチームスタッフに迷惑をかけては本末転倒ですから・・・

とりとめなく書いてきましたが、選手の身体サポートを通して、やはり活躍してくれれば嬉しいし、逆に活躍できなければ「昨日のこの鍼が効かなかったかな」、「もう少しあそこを施術しておけばよかったかな」と、自分の責任の重さを感じ自己嫌悪に陥ることも多々あります。

そう、選手が活躍できなかった、試合に出れなかったのは、トレーナーの責任でもあるのだと思いながらいつも活動、勉強、研修しています。

星稜高校野球部のベンチ入りメンバーには、厳しい状況の中でも、いつもの力を発揮して、いい試合を展開して欲しいし、その積み重ねが勝利へとつながると思い施術を行っています。
体調は悪くはありません。あとはあの甲子園の雰囲気をどう自分のものにしてしまうか、なのかなと感じながら最終日のサポートを終了させていただきました。

そうそう、甲子園では練習場が割り当てられるわけですが、もう少しここを練習しておきたいという時に、やはり各地に散らばって活躍している星稜高校野球部OBや関係者の繋がりというのが強く感じられます。またそこで頑張っている選手たちも手伝いにきてくれたりし、現役選手たちにも大いに刺激になることもあるのです。

 

そんな時、「やっぱスポーツってええな~」と思うのです

練習お手伝い、ありがとうございま~す

何か本当に書きたいことを羅列してきました。

長くなりましたが、~練習・サポート編~を終了します。次回は、~試合編~となります。ご興味のある方は見てやってください

 

監督、選手は記者さんからのインタビューも受けないといけないからたいへん。

 


最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

 

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

第98回全国高校野球選手権大会(2016夏の甲子園大会)トレーナー活動回想録

2016年12月31日 | 高校野球

さて、第98回全国高校野球選手権石川県大会~決勝~に引き続き、2016年夏の甲子園大会のトレーナー活動回想録を書いておきたいと思います

 

7月27日(火)、石川県大会で優勝を決めた星稜高校野球部の選手やスタッフは先に甲子園へ向け出発していました。私は優勝から細々とトレーナー活動の準備を行い、8月6日(土)のお昼過ぎまで診療を行い、大阪へ向け資機材とともに車で向かいました。

星稜高校野球部トレーナー帯同の場合は、患者さんから同意を得られている・・・かどうか分かりませんが、休診させていただいての帯同となります。ご迷惑をおかけしております
当院ご来院の患者さんには、この時期、いつもご理解いただいて、心より感謝しております。が、本当は従業員を育てて、休診しない体制を整えていくのが理想なのだと思います。そうしていけるように精進します

さて、今年から石川県代表の宿舎が伊丹空港のそばから、大阪中心部の淀屋橋に変更となりました。

  地下には温泉もありますのでgoo

宿舎へは19時30分ごろ到着。久しぶりに大阪市内や都市高速を走りました。名古屋などもそうなのですが、車が多くて車線がたくさんあると緊張度が増すのは私だけでしょうか

宿舎到着後、監督、部長、スタッフの皆さんと会食し、翌日は開会式で朝も早いとのことで早目に就寝ということになりました。私は宿舎のトレーナールームとなる部屋で荷物をばらし大まかな準備を行い、明日からのトレーナー活動に備えました

トレーナールームです

翌7日(日)より選手とともに生活するトレーナー活動が始まります。今回もいろんな反省点や気づきをいただくことができました。

さて、朝、5時に起床し6時半に甲子園へ向けて出発しました。

7日は、開会式でした。星稜高校は大会第4日目の第3試合(相手は、和歌山県代表 市和歌山高校)ですので、開会式後は記念撮影を行い、昼食後、練習場へ向かうという日程でした。

近年では、第95回、第96回、第98回と星稜高校野球部に帯同させていただきましたが、試合はもちろんなのですが、この開会式前の球場周辺の雰囲気から球場内のザワザワ感、開会式が始まり選手が入場してくるシーンは、いつも鳥肌が立ち、奮えます。

毎年、毎年、同じ形で行われるわけですが、開会のファンファーレが鳴り 栄冠は君に輝く の演奏が始まると、もう私の中にある熱い何かがざわめき、動きまくります

第98回高校野球開会式

 今大会の参加校は3874校。そのうちの49代表がこの晴れの舞台で試合を行う権利を勝ち取りました。惜しくも出場を逃した高校の方が多いのは当然ですが、だからこそ、この場で感動のドラマが生まれるのだと思います。

私が現役のころはレギュラーではなかったですし、また、甲子園一歩手前で涙を飲んだことが多く出場できませんでしたから、毎回毎回、この大会に帯同すると感動してしまいます。

開会式は無事終了し(選手もさることながら、いつも演奏隊の皆さんが熱中症で倒れないか心配になります)、心引き締めてトレーナー活動に臨むのでした

ちなみに、今大会は開会式を一日遅らせて8月7日~21日の間で開催されました。
皆さまもご存じ、リオデジャネイロオリンピックの開会式が8月6日に行われるための対応ということでした。

【NHKリオ】開会式

リオオリンピック・パラリンピックでは連日、日本人がメダルラッシュの活躍、さらに、メジャーリーガーのイチロー選手の大リーグ通算3000本安打達成という偉業もちょうど重なり、本当にいろんな刺激がバンバン感じられる第98回全国高校野球選手権大会だったと思います。

トレーナー活動時は常に高校野球映像かオリンピック映像をテレビで流していました

トレーナー活動回想録~開会式編~ 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次は、~練習・サポート編~を書かせていただきますので、また見てやってください

最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

第98回全国高校野球選手権石川県大会~決勝~ 星稜 vs 日本航空石川

2016年12月30日 | 高校野球

年末になりましたが・・・今更ながら今夏の星稜の戦いを少し振り返ります

ずっと今年中に更新しようとしていたのですが、ズルズルと~ ということで年末になってしまいました

 

7月に行われた、第98回全国高校野球選手権石川県大会決勝戦を、そんなに詳細ではありませんが振り返りたいと思います。

 

 第98回全国高校野球選手権石川県大会 ~決 勝~

    平成28年7月27日(火)  開始;13時  終了;15時17分  石川県立野球場 

    ~決 勝~

       星 稜  日本航空石川

          一  二   三   四  五  六  七  八  九   合 計    H    E  
        航 空 0 0 0 0 2 2 0 1 0  5  12 1 

   星 稜 0 0 0 1 0 0 4 2 X  7  9  1

          優 勝:星稜高校  2年ぶり18回目の夏の甲子園出場

                     ※大会通算本塁打数 30本(大会タイ記録)
                     ※星稜チーム大会本塁打数 9本(新記録)

 

試合は、星稜が1点先制するも、中盤、相手打線に先発の1年生竹谷君がつかまり2点を献上し逆転を許し、2年生の小倉君にスイッチするも6回に2点を献上し追加点。次に3年生の前井君にスイッチ。前井君のテンポよい投球で相手の攻撃の流れを断ち切りました。ここで終盤の試合の流れを星稜に引き寄せたのではないかなと感じました。3年生の仕事をきっちりやってのけてくれました。
6回終了時点で4-1と、追いつけない点数ではありませんが、雰囲気が「不味いな~」という状況でした。

     

5回からは相手投手が佐渡君からエースの打田君にスイッチ。打田君も序盤いいピッチングでしたが、投手交代で何かリズムが変わったかなと試合が終わって感じたのでした。

7回裏には四球や相手エラー、そして連打で4点を奪い逆転。ここ最近、逆転の星稜と呼ばれる粘りを発揮しゲームをひっくり返しました。

ここで注目しておきたいのは星稜の下位打線や代打陣の勝負強さです。大事な場面で代打を命じられ、その打率は10割近いという越中君の活躍、意外性の男の活躍が大きな力となった大会でもありました。この試合でも大事な終盤に2打点を挙げる活躍でした。

意外性なんて言えないですよね~。

本当に、もう少し早めの逆転をお願いしたいところでした。心臓に悪い悪い。

8回からは2年生エースの清水君がマウンドにあがりますが、1点を献上し同点。その裏、星稜は連打で1アウト1・3塁と勝ち越しのチャンスをつかみました。ここで打席の清水君が敬遠されて満塁策がとられます。

 

後々の監督対談で、航空石川の中村監督はスクイズで勝ち越しはされたくなかったと、バントをきっちり決めてくる清水君を敬遠したとか・・・その後、一人倒れ2アウトで9番の2年生キャッチャー川岸君が打席に立ちます。

ここでも注目は、川岸君の今大会の打力は9番ではないということです。主軸を打ってもいいほどチャンスに強く、ホームランを打てる長打力もあるという状況の中で、今大会ナンバーワン本格派投手である打田君との、勝負しかないこの場面は、野球ファンとしては見ごたえがあったと思います。
星稜関係者としてはヒヤヒヤでしたが~。

力と力のこの勝負、見事に軍配があがったのは川岸君でした。外角のストレートを右中間に打ち返す2点タイムリーを放ちゲームを決めました。 シビレました~

最後は、清水君がきっちり打ち取り優勝を勝ち取りました。

逆転で勝ちをつかみ取る諦めない粘り強さは大いに評価されますが、甲子園勝利に向け課題も多くみつかった試合結果でもありました。

四死球や細かい守備の乱れなどがないと仮定したなら、星稜の勝ちは微妙だったと思います。それだけ航空石川のチームとしての精度も高かったですし、きっちりした野球をされていましたので、いいチームだという強い印象が残りました。

2016の夏の石川県大会も熱く、ドキドキ、ハラハラ、ワクワクな展開してくれました。

チーム星稜高校野球部 選手の皆さん、ありがとう

そして、監督、部長、副部長、コーチのスタッフの皆さん、お疲れさまでした

保護者の皆さまのご苦労さまでした

 

来年もあの聖地へ行きましょう 行きたい

私も多くの反省点を踏まえて、トレーナー活動を頑張っていきたいと思います

最後までお読みいただき、ありがとうございます

 星稜高校野球場へ帰っての、優勝後ミーテイング

 

    二葉鍼灸療院 田中良和

コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加