二葉鍼灸療院 院長のドタバタ活動日記

私が日頃行っている活動や、日々の鍼灸臨床で感じたことなどを綴っていきたいと思います。

第98回全国高校野球選手権石川県大会~準決勝~ 星稜 vs 小松大谷

2016年08月04日 | 高校野球

第98回全国高校野球選手権石川県大会準決勝を振り返ります。この日も私はラジオde観戦

さて、小松大谷との試合は、一昨年、星稜が奇跡の大逆転、そして、昨年の小松大谷の9回裏の大逆転を通して因縁の対決とメディア等では持て囃されています。

この時期、行われる番組「アメトーク」の高校野球大好き芸人SPでも、今年はこの戦いが取り上げられました。確かに素晴らしい試合だと思います。そして、今年の番組では、星稜箕島の延長18回の死闘や元メジャーリーガーでOBの松井秀喜君が3年生の夏、あの物議をかもしだした、星稜明徳義塾の5連続敬遠シーンも放送されており、星稜野球部OBとしては嬉しい放送でした

 ちなみに・・・

  アメトーク 『高校野球大好き芸人SP』 動画1

  アメトーク 『高校野球大好き芸人SP』 動画2

が、あまり「因縁」「因縁」と騒ぐのもいかがなものかと思います。当の選手たちは特に意識もなく試合に臨んでいます。そのあたりは監督や部長、コーチの練習の取り組み方やミーティングでしっかり認識が出来ているのだなと思います。

そして、この試合が終わることで、この「因縁」という言葉も出なくなるのではないかと思います

 

 第98回全国高校野球選手権石川県大会 ~準決勝~  石川県立野球場  

 

 星 稜  小松大谷   平成28年7月25日(月)

 

                              合   H   E
 大 谷  0 0 0 0 2 0 0 0 2  4   8  1

 星 稜  0 0 0 2 2 3 0 1 x  8  11  0

 

この試合、序盤は両チームともランナーは出すが「あと1本」が出ないという、こう着状態の試合でした。

星稜先発は寺西君。前回先発の小松明峰高校戦よりはラジオを聴いていて、脱力を心がけているようでしたし、要所、要所はしっかり締めてのピッチングでした。5回途中まで投げましたが、まだ不安が残る投球だったかなと思います。何を改善していったらいいのか身体面でしっかり観ていきたいなと思います。

続いてリリーフしたのが、ランナーを置いてアンダースローの前井君でしたが、少し力が入ったのか(あくまでもラジオを聴いていてです)、主軸に連続タイムリーを浴び2点を献上しました。

続いてマウンドへ送られたのが左の小倉君でした。緩急をつけ相手に的を絞らせないピッチングで強力 小松大谷打線を抑えました。9回安打され1失点を失ったところで最後の締め(ラーメンではないですよ  )は清水君に託されました。

清水君、春の県大会以降、故障があり投球できませんでしたが、何とか投げることができました。この試合は打者3名に10球を投げ失点を1されたとは言え、最後はきっちり4番打者を打ち取り、その仕事を果たしました。まだ本調子ではありませんが、何か手ごたえをつかんだのではないかと感じております。

守備は安定し、失策なし。上出来です

攻撃では、前にも書きましたが序盤はランナーは出すが1本が出ない嫌な雰囲気でした。そんな中、4回9番の川岸君が、値千金、流れをつくる2ランホームランを放ちました。影の4番とでもいう活躍です。2試合連続のホームランとなります。

素晴らしいの一言 思わずラジオを聴きながらガッツポーズでした。現在の彼はキャッチャーとしても多くの投手のリードを任され、投手の良さを引き出しています。そこに持って来ての、打席でも何かをやってくれそうな雰囲気を醸し出しています他のチームからすれば、こんな打者が9番にいるのは嫌ではないかな~と感じます。

また、今年の打線は1番、2番はほぼ固定ですが、この2人の出塁率は高く、きっちり仕事をしてきます。本日も1番 森田君、5打数2安打で2ベースヒット1、2番の畑中君は、3打数3安打で打点1の犠打2という必殺仕事人ぶりです。

そこに持ってきて、3番出場の多い虎谷君はタイムリーヒットを打ち、4番の寺西君は2本の2ベースヒットを打つという破壊力で小松大谷投手陣を圧倒しました
「打線は水もの」と言いますが、好調を維持したままここまで来ております。あとは気負わず、いつも力で打席に立てれば決勝戦も全く問題ないと感じていました

試合終盤には、あと1点でコールドゲームまで差をつけましたが、そこは小松大谷も意地がありました。しっかり粘り、最終回には2点を献上してしまいました。
裏の攻撃であったことが最終回の少しでもある不安をなくしたこと、点差があったこと、打線が好調であること、投手が最小の失点で抑えていたこと、いろんなことが重なり、今年の最終回は、心をゆったりと落ちつけて聴くことができました。

さて、高校野球の聖地まであとひとつです。

普段通りの星稜野球を行えばきっと、いい展開の試合となるでしょう。しかし、決勝戦というのは、さらに何が起こるか分からない試合です。身を持って知ってる選手たちは、きっとそのあたりの気持ちを引き締め、そして、昂ぶらせ、決勝戦に臨むことと思います。

決勝戦は翌日。翌日はちょっと空模様が気になりますが、どちらにせよ、もう1試合で代表が決まります。また、あの場所で黄色いユニフォームが走り回るのを想像しながら、そして、トレーナー活動のイメージトレーニングをしながら、決勝の日を迎えるのでした

 ~追伸~ 
アメトークの高校野球大好き芸人の一人が、この試合を観戦していたとか、していなかったとか・・・

最後まで、お読みいただき、ありがとうございました

 

   二葉鍼灸療院 田中良和

 

コメント
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