コピーライターを目指す人の日記

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小論文「ファッション」

2014-10-11 23:34:19 | 日記
ファッションというものが不思議だった。


「他人に見られることを前提とした
限りなく自分のためのもの」
というのが、僕のファッションに対する考察だ。
なんとも不思議ではないか。


僕はファッションにあまり強い興味を持ったことはない。
多分、人並みか、その少し下ぐらいか。

だけど、ファッションをバカにもしない。
オシャレな人は「カッコいいなあ」とも思う。
憧れもする。


誰かが言っていたのだけど、
「外見は一番外側の中身」という言葉が僕は大好きだ。
その通りだと思う。


けれど、
例えば若い人が全然いない田舎に
ファッションが大好きな人がいったらどうするのだろう、
と時々、考えたりした。

それでもオシャレな着こなしをする?
誰も見てはいないのに?
ん?ファッションって見られるためのものなの?

なんだかずっと不思議だった。

けれど、なんとなくではあるが、
最近僕のファッションに対する感覚が変わってきた。


僕は明日から旅行に行く。
明日着る予定の服を今日着た。

ストライプのキレイめなシャツなのだけど、
下に履く予定の紺のパンツの色がくすんでいた。
それがとてつもなく嫌になった。

まだ、シャツが古着っぽいものであれば良いのだけど、
上がキレイめで下は少し使い古された感じであり、
そのコンセプトの不可解さが嫌になり、
たまらず急遽、新しいパンツを買いに行った。


多分、僕は
ファッションでコンセプト、方向性を示したがっている。

僕の内面的なことでいえば、
いま、大人になりたがっている。落ち着きたいと思っている。

それをファッションで示すことができれば、
自分の中で落ち着けるような感覚がある。


僕のファッション感が変わりつつある。

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