コピーライターを目指す人の日記

言葉と、人と、文章を書くことが、僕はきっと好きです。

自分を律する人の話

2014-08-31 23:44:54 | 日記
仮にAさんとする。


Aさんは
僕の人生に影響を与えた人トップ3に入る。

Aさんは多くの仕事を生み出す人だった。

Aさんはよく言った。
「“自分を律する”という言葉が好きだ。」

僕はあまり好きになれなかった。
それは、僕が自分を律したくなかったからだろう。
楽をしたかったからだろう。


そういえば最近、
ふとこの言葉を心の中で呟いている。

律することができているかはわからないけれど、
呟いてはいる。


僕も少し、
好きになってきたみたいだ。


今以って
僕はAさんが好きなのか嫌いなのか
よくわからない。

ただ
「“自分を律する”という言葉が好きだ。」
と発言するその覚悟の大きさに、
今更ながら気付く。


明日の座右の銘は
「自問自答」

始める前に伝えた話

2014-08-30 22:20:24 | 日記
転職したいという思いを
就職活動を始める前に
会社に伝えておいて本当に良かったと思う。


考えてみれば当たり前だけど、
転職が決まったら多くの手続きが必要になる。
その確認の度に上司と話すことになる。

先に転職を決めてから
今の会社に伝えた場合、
手続きの話をすることさえ億劫になると思う。

僕なら毎回
「申し訳ないなぁ。」という気持ちになる。


先に伝えていたぶん、
何の気兼ねもなく話すことができる。
さらにありがたいことに
「頑張れよ。」というような応援の言葉だったり、
そこからの冗談だったりを、本当に楽しく話せる。

応援してもらえていることが、
本当にありがたいし、嬉しい。



もし仮に、
僕が転職を考えている人と話をする機会があったとしたら
伝えたいことが2つある。


まず、今の仕事をやりきること。
できれば、就職活動を始めることを今の会社に伝えること。

書いてみれば当たり前のことだけど、
その大切さを身を以て知った。

「必勝法」なんてエラそうなことを語るつもりはない。

ただ、自分と周りが
気持ちよく転職するコツであることは間違いない。

そして、人間にとって、
そういうことが大事なんだと、僕は思う。


明日の座右の銘は
「浩然之気」

呑み過ぎた話

2014-08-30 04:17:54 | 日記
飲み過ぎた。

今日は会社の方が内定祝いとして
飲み会を開いてくれたのだけど、
普段、あまり飲まないぶん、
飲み過ぎてしまった。

あやうく、
毎日書くと決めているブログを
書き損じるところだった。


すみません。
今日はこの辺で。


明日の座右の銘は
「日進月歩」

君がりんごの木を植える話

2014-08-28 21:51:10 | 日記
「明日、世界が滅びるとしても、
今日、僕はりんごの木を植える。」


ドイツの宗教改革者、マルティン・ルターの言葉。

ドイツ語で語ったのだろうから
正式な日本語というのはないのだろう。

ルターの言葉として1番使われているのは上記の形だけど
あるコピーライターさんは少し違う日本語で紹介していた。


「明日、世界が滅びるとしても、
今日、“君”はりんごの木を植える。」


衝撃だった。
一瞬でこの言葉の虜になった。

この言葉をしばらく見つめて思考を巡らせ続けた。
きっと絵画を好む人が
好きな絵画を見つめ続ける時はこんな感じだな、と思った。

「僕」の方は
自己陶酔してる人物の言葉にも聞こえてしまう。
僕を含め、あまり自分に自信のない人たちにとっては、
「へえ、そんな人もいるんだなあ。」ぐらいの
受け止められ方をされるだろう。


「明日、世界が滅びるとしても、
今日、君はりんごの木を植える。」

「今日、君はりんごの木を植えるだろう。」
とか
「りんごの木を植えよう。」
の方が日本語としては違和感がないけれど、
「君はりんごの木を植える。」の方がパワーがある。

圧倒的に肯定してもらえている。
優しさも感じる。

こんな伝え方ができる人になりたいと思う。


日課で広告コピーを20個書いているのだけど、
例外として、今日はこの言葉を20回書いた。

「有言実行」とこの言葉を
座右の銘にしようと思う。





りんごの木を植えようと思う。

基本的に世の中は混沌としていて、
人が人を騙したり、傷つけたり、嘘をついたりしているけれど、
自分の信じたいことを信じて、
「何のために」とかじゃなくて、損得勘定とかじゃなくて、
ただ、りんごの木を植えようと思う。


やるべきことをやることもそうだし、
やりたいことをやることもそうだし、
遠い日の夢のことを考えることもそうだし、
誰かを信じることも、好きになることも、
全部、
りんごの木を植えることだと思う。



明日の座右の銘は
「明日、世界が滅びるとしても、
今日、君はりんごの木を植える。」

覚悟の話

2014-08-27 23:59:57 | 日記
ここ数日間で、
何度か覚悟を問われた。


比喩ではなく、
「覚悟はあるか?」と聞かれた。
こんなに様々な人から覚悟を問われたのは始めてだ。

その度に「あります。」と答えた。


もちろん、
「辛いことに耐える覚悟」はある。

けれど、
きっと一番強い覚悟の形は
「面白がる覚悟」だと思う。

「仕事を面白がる覚悟」。
「生きることを面白がる覚悟」。
何があろうとも。

その覚悟が、きっと一番強い。

その覚悟を
もっと磨いていこうと思う。


明日の座右の銘は
「鉄心石腸」