皆さんおはようございます。
三徳山は、曇っています。
気をつけてお出かけください。
さて、自民党議員の「 LGBT」に対する発言に批判が相次いでいます。
また、4,000人規模のデモが起こりました。
内容は
「自民党の杉田水脈衆院議員が雑誌寄稿で、LGBTなどの性的マイノリティーに関して
「子どもを作らない、つまり生産性がない」といった主張」をしたことです。
これは、明らかに、人権を無視した発言だと、私も思います。
ある記事では
「同性愛者を「子供をつくらず役に立たない」と迫害したナチスの思想とそっくり」と批判しています。
そもそも「LGBT」という言葉をご存じでしょうか。
「Lesbian」(レズビアン、女性同性愛者)、
「Gay」(ゲイ、男性同性愛者)、
「Bisexual」(バイセクシュアル、両性愛者)、
「Transgender」(トランスジェンダー、出生時に診断された性と自認する性の不一致)の頭文字をとり、
セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の一部の人々を指した総称。」です。
現在の日本では、
「性的少数者の権利を守り、当事者が生活しやすい環境を整えるための行政や企業などの取り組みも進められている。同性カップルに結婚に相当する関係などを認める同性パートナーシップ制度は、15年に東京都渋谷区で条例が施行されて以降、東京都世田谷区や那覇市、札幌市などでも導入された。東京都国立市では18年4月、個人の性的指向や性自認を第三者が勝手に公表する「アウティング」を禁じる全国初の条例が施行された。教育現場では、文部科学省が15年、都道府県の教育委員会などにLGBT生徒へのきめ細かな対応を求める通知を出し、16年には教職員向けにLGBT生徒への対応をまとめた手引きを発行した。17年に改訂されたいじめ防止基本方針には、LGBT生徒への配慮が盛り込まれている。また、外資系企業を中心に、一部の企業では、性的指向や性自認による差別を禁じる社内規定や、社内の支援グループの整備などが進められている。」(知恵蔵の解説より)
ということでした。
しかし、杉田議員は「LGBTだからと言って、実際そんなに差別されているものでしょうか」と疑問を呈しました。
差別の事例は、少し調べれば、いろいろとあります。知らないのでしょうか???
ウィキペディアで調べてみました。
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東京都青年の家事件(とうきょうとせいねんのいえじけん)は、同性愛者の団体に対し、東京都が「青少年の健全な育成に悪い影響を与える」として宿泊施設「府中青年の家」(2005年2月に閉鎖)の利用を拒絶した事に対して、1991年2月に起こされ、1997年9月の二審で原告団体の全面勝訴で結審した損害賠償訴訟である。提訴の理由は「青年の家を利用した際、他団体から嫌がらせを受けた。そこで青年の家側に対応を求めたところ、青年の家所長と都職員から不誠実な対応をされ、今後の利用を拒否された」というものだった。
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また、杉田議員は「LGBTに税金を使うのはいいことか?」と問い掛けました。
国民を、どのように考えているのか本当に疑問視するしかない発言だと思いました。
残念でなりません。
まだまだ、国民全体で議論がなされないことが原因でもあろうかとも思いますが、
この度の、杉田議員の発言については、国民には理解が難しいでしょう。
では、明日も、あなたにとって良い日でありますように。
ツイテル。ツイテル。
ありがとう。感謝。感謝。
喜べば、喜び事が、喜んで、喜び連れて、喜びに来る。