やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

『路』と『論』

2015-09-04 06:41:34 | 今日のやれこら
畑の側の傾斜に生えている「ニラ」の花です。
葉っぱの間から伸びた茎に,白い花びらが幾つも付いています。


花の少ない時期だからかもしれません。
2cmほどの,チョウチョの様に見える「虫」が何匹も花の周りを飛んでいます。

   “ん?”
   “違う,間違いだったんだ
       これは何十年に亘る間違った思い込みだ”

「蕎麦は,タデ科ソバ属の一年草木」「ニラは,ネギ属の多年草の緑黄色野菜」
「ニラ」に似た花のネット検索で,この年になって「初めて」知りました。
ニラと蕎麦は,まるで違うんだ。

(蕎麦畑,ネットよりコピペ)
「一面に白く広がる蕎麦の花,そば粉になる前の蕎麦の実」
テレビに写真,蕎麦の花と実の映像は何度も見ています。
ですが,これまで蕎麦畑を実際に見たことはありません。
ご近所で栽培しているところも有りません。
映像で見る蕎麦の花と実は,畑の傾斜に生えた,ニラの花と実にそっくりです。

「細長い葉っぱで,ニラと同じような茎を出し,やがて実を付け・・・」
蕎麦は,ニラと同類の「草?の実」からできるとばかり思っていたんです。
「実物」を見たことのない,映像だけの「イメージ」が長年の勘違いの元だった様です。

「蕎麦は,ニラに似た草に実る」
長年の勘違いを,今まで,誰に言った事も無いし,聞かれて説明した事も有りません。
私だけの問題です。
あの時の「覚え間違い」に比べれば,「負」の気分は「軽い」ものです。

あの時とは,学生運動華やかかりし頃,50年近く前の事です。
「アメリカが・・日本が・・安保が・・安田講堂が・・・」
下宿に集う同級生と,慣れない酒を飲みながら激論をしていたんです。
その時,「思い込み」で口に出し,たいそう「負」の気分になった言葉が有ります。
『路』と『論』の違いです。

「君の話はめちゃくちゃだ!! もっとみんなに分かるように,
『理論整然』 としゃべれ!!」