やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

コツコツ ボツボツ

2020-10-27 18:57:55 | 今日のやれこら

雲一つない青空に

はるばる海を渡ってやって来た 


『ケタケタ ヒンヒン』=『今年も来たぞ』と ジョウビタキ

足は長靴 手に手鍬  作業着に着替えた連れ合いが

コツコツ ボツボツ 芋ほりを 

剪定疲れの爺さんは 「今日は休憩 のんびり ゆっくり」

の つもり だったけれど

 

「ぐぅーすぅー ぐぅーすぅー」 昼寝の後に

 

クロガネモチの木 登って   『チョキチョキ チョッキン』

深まる秋の いつもの光景 変わらぬ日常


いつもの 言い訳

2020-10-15 18:24:45 | 今日のやれこら

いまが盛りの 金木犀

甘酸っぱい香りを 嗅ぎながら

『落ちたら おおごと 気を付けて下さいよ』

 

腰の命綱 枝に掛け

「さぁーて 始めるか」  と 松剪定

朝・昼 2時間 計4時間

上の2段を 摘み終えて

 

出来栄え

― 職人並み - と 自己満足 

 

“あぁーあ 今年も・・・・・”

 

「夜目・遠目 春に芽吹けば 皆同じ」


『えっ!! 10年も!!!』

2020-10-13 18:48:47 | 今日のやれこら

連れ合いが言います

 

『予約していた本が 届いたようですから

       買い物ついでに 図書館にも・・・』

 

「分かった 買い物は後 先ず図書館に・・・・」

   

という事で     連れ合い乗せて 市立図書館

『本を受け取るだけですから・・・』

5分も掛からないようです      路上駐車して 待つことに

 

「あれ!! どういう事!! こりゃ困った!!!」

 

3分程で 連れ合いは出てきました

「エンジン始動 出発!」 の はず ですが

何度 キィーを回しても

 

『プルルーン シュポ↘  プルルーン シュポ↘』

 

一向にエンジンが・・・・

 

原因はバッテリーの不調   およその見当はつきますが

どうしようも有りません

 

「もしもし エンジンが掛からず 困っています」

 

JAFに 救援要請 したんです

『おっしゃる通り バッテリーの不調です』

 

到着したJAFさんは そう言った後 続けます

 

『一応 エンジンを掛けますが・・・・

  バッテリーの痛みが ひどすぎます 

 このバッテリーを使われて 何年になりますぅ?』

 

「うーん この車に乗り出してだから 10年ちょっとかな」

 

『えっ!! 10年も!!!

 走行距離にもよりますが  バッテリー交換は 2・3年が普通・・・・・

 次に止まったら 多分 エンジンは掛かりませんよ

 近くの自動車屋さんでの バッテリー交換をお勧めします』

 

と なれば

図書館から5分  オートバックス店へ・・・・・・

 

『やれこらさん バッテリー交換 終了しました』

 

バッテリーの値段は 3万少し

思わぬ出費ですが・・・・・・・ 仕方ありません

 

「昼はラーメン 夜 卵かけご飯  余分な物は買わんでええでぇ」

 

食料品売り場で品定めする連れ合いに   言ったりして・・・・・・・・・


いつもの 駄洒落

2020-10-06 18:17:21 | 今日のやれこら

いつもの年より 2週間遅れ

ようよう

畑の端に 彼岸花 

空は青空 剪定日和

仕事着に着替え

手には のこぎり

ハサミは 腰に

 

気分はすっかり 職人モード

 

『ガシャ ガシャ ガシャ』 三脚脚立を持ち出して


金木犀を   

『チョキチョキ チョッキン』 

 

『おっ やりょうるの』

 

脚立の下から

声掛けしてきた 近所の忠さん

 

「あぁー 久し振りじゃなぁ」

 

脚立を降りて 「あれこれ」『あれこれ』 喋った 別れ際

 

忠さん言います いつもの 駄洒落

 

『脚立から落ちちゃあ 大ケガするどぉ

          無理せんてぃ ええどぉ』


「お前が 正しい」

2020-10-01 19:23:01 | 今日のやれこら

空は快晴 神無月

お日様隠れ 東の空に 「中秋の名月」

そして 毎年思いだす

嫌な思い出 一つ 有り

40年近く前 我が子は保育所 年少組です


「今日はお月見の日 ウサギさんの餅つきが見られる日  先生が“ゆうちゃった”」
子は 保育所から帰るなり言います

「そー みんなで 月見しようか」

母の言葉に 子は喜びます

 

形だけですが “お茶と饅頭 ”の準備をしました

ですが・・・

空模様が心配です

雨は 降ったり止んだり

月見を予定した時間には 空は雲に覆われ 小雨も降ります

子は残念がりますが 仕方ありません

「今日の月見は無理 おまんじゅうだけ食べて もう寝ましょ」

「いやだ お月さんを見るー」

子を納得させるためにもう一度 空の様子を見に外に出ます

「あれれー」

空の大部分は雲に覆われていますが 雨は止んでいます
雲に隠れた月の明かりが わずか見えます
雲は流れています 切れているところもあります
もう少しで月が見えそうです
急いで みんなを呼びに行きます

雲の流れの中に僅かですが顔を覗かせた月 親子揃って鑑賞です

月が見えなくなると 家に入ってお茶とお饅頭
子は 大喜びです

そして 翌日


保育所から帰った子が 半分泣きながら 言います

「先生が 『ウソゆうたらいけん』 “ゆうちゃった”」

昨夜の様子を 保育所に着くなり 先生に言ったようです
先生の答えは 

「昨日は雨じゃけー お月さんは見えんかったよ」

 

ですが 

 

「見たよ 見た!」  何度も言ったようです

 

とうとう 先生は

 

『みんなのおうちには雨が降ったけど ○○君の家だけ 晴れたんじゃねー』


悔しがり 子は 言います

「本当にお月さん見たよ ねーおかあさん」

 

“先生の言う事はちゃんと聞かんといけん”

 

日頃から強く教えていますが この時ばかりは言いました

「お前が 正しい」

 

何時までも 忘れられない 出来事でした

何はともあれ 「中秋の名月」

 

みんなのおうちが「晴れ」ますように・・・