飴チョコひとつぶ

ちょこちょこっと書いていきます。

「早く」の言葉は私にむけられるべき

2007年04月16日 06時29分22秒 | 雑感
 せっかくの日曜日だというのに、子どものおけいこごと剣道の総会があるから、朝5時半に起床。一日は瞬く間にすぎて、みんな寝たあとに、にのたろうが
「作っておいてよ」
と念押ししていたピアニカバッグ、作りました。
 もう一日待ってね、の言い訳を10分考えましたが、にのたろうひとり、むき出しのピアニカを持つのかと思うと・・・買い置きの布をたちはじめたのは、日付かわってから。とりあえず袋ができて寝たのは午前4時。本体はスムーズにいったのですが、手の部分から失敗続き。手の部分、2つ裁断しておいたのにどうしても片方の布が見つからない。布が少しあまっていたので、あらためてたちなおしたら、どういうわけか寸法があわない。またまたたちなおして、やっとのことで縫って、中表のをひっくり返そうとしたら、これがまた時間がかかった。
 6時に起きて月曜日の朝支度です。アップリケは、来週つけるね。

ことわざの無駄撃ち

2007年04月13日 10時46分40秒 | 中学受験の行方
 なるべく毎日、一言でも書いて更新しようと思っていますが、最近はどうにも書くことがない。いえ、書きたいことは山ほどあるんだけど、あまりに個人的で、ほんとうにどうでもいいことばかりで、困ったものです。
 昨日は、人の話を聞きにいってきました。そこでなるほどなあと思ったことがあったので、これはメモメモ。
 「子どもには本音でぶつかってよいのです。でも大人であることを忘れてはいけません。子どもと同じレベルではいけないのです。では、大人であるとはどういうことか?ことわざを言うことです。」
ほほ~、ことわざを言えばいいのか。仕事柄、ことわざなどは注意しているほうだと思いますが、実の子どもに向かっていうときって、実はテレがあるんですよね。
なんだか偉そうなかんじで、
「ほら、虎穴にいらずんば、虎児を得ずっていうでしょ。」
とかってなんだかババくさいなあって思ってしまう。

 振り返って私が子供の頃は、おばあちゃんも一緒に住んでいました。そのおばあちゃんの口癖は
「なせばなる なさねばならぬ なにごとも なさぬはひとの なさぬなりけり」
だったなあと思い出しました。縁側で茶をすするような、そうですね、
「おばあちゃんのぽたぽたやき」みたいな人では全然なくて、若いときは「烈女」ではなかったかな、と思います。なんでもこの言葉でした。嫌いな食べ物を食べさせようとするとき、勉強でわからないなあと思ったとき。背中のファスナーを自分であげられなかったとき!

 また私の父は、中学受験の前日だったかな、そのときに「平常心」という言葉を教えてくれました。後年この言葉を剣道をする夫のてぬぐいに染め抜かれているのをみて、因縁めいたものを感じました・・・
 私は、このおばあちゃんにも父にも反発した時期が長くありましたが、やはり人生の勝負!のときには、やはり二つの言葉、常に寄り添ってくれていたような気がします。今、気付いたのですが、「なせばなる」みたいな熱い言葉と、「平常心」という冷静な言葉、うまくバランスがとれているなあ。
 おばあちゃんの口癖。ほんとに口癖でした。「また言ってるよ。」って馬鹿にした記憶もよみがえってきました。

 やっぱり言い続けるって大事だなあ。私は子供たちに繰り返していっていることってなんだ?
「虎穴にいらずんば・・・」ってたしか、ホーンテッドマンションに乗りたがらないにのたろうにいったんだよなあ。ああ、こんなとこで使っていては、ことわざが泣いてるよ。
 

日本海溝ほどの深さ?

2007年04月11日 08時38分59秒 | 中学受験の行方
 いちのひめは今、中学受験に対応した塾に行っているのですが、毎月テストがあります。今回は2教科で8位。前回の6位より下がったようですが、2教科でみれば、前回10位からはあがったので、その点は手放しでほめました。

 しかし嫌な母親なので、目をこらしてみてみるといちのひめと、すぐ上の人、ここに深い溝があるんです。先頭集団と第二グループというかんじですね。この先頭集団にどう食い込んでいけるか、いえ、食い込む必要があるのか、未だに分からないんですよね。本人は少し点数をとる楽しさが分かってきたようなので、引き続き親は暗黒面でいろいろと悩むことにしましょう。

 

学級通信四月

2007年04月11日 08時25分40秒 | 学級通信
 子どもの通う小学校に、春休みに用事があって行ったのですが、思わず息をのむ景色に出会いました。桜です。校庭の桜が満開でした。6本も桜の木があって、どれもたいそう立派な木だということを知りませんでした。
 桜は枝のそこここから、もこもことあわ立つように咲いていました。今咲きましたよ、といわんばかりのういういしいピンク色で、やわらかくてやさしい色をしています。運動場の土の色に、木々の緑、もう一色そえるとすればやっぱりさくら色!学校に桜、ほんとうに似つかわしい、組み合わせがいいですね。どうせなら、10日後の入学式まで咲き続けていれば、桜も親切というものなのに。でもそんなこと、おかまいなしに咲くのが自然なんですね。

 春休みや夏休み、学校のオフシーズンとでもいうのかな。そういうときに学校にいくと先日みた桜のように思いもかけない発見や、あらためて気付かされることがあります。PTA役員といって、学校のお手伝いを引き受けているので、小学校へ行く機会が多くあり、たびたびそういった場面にでくわしました。
 これも去年の夏休み中に学校に行ったときのこと。中庭を横切ろうとすると、知っている先生が黙々と作業をされていました。うさぎ小屋の掃除をされていたのです。背の高い先生だから、実にきゅうくつそうに背中をまるめてぎこちなくほうきを動かしておられました。
「お骨折りくださいまして。」
と、私は頭をさげました。
 ウサギの世話はいきもの係の役で、子どもがするものだとばかり別段気にもとめることもありませんでした。でも子ども達がいない間も、いきものだから世話を休むわけにはいきません。
「休み中にうさぎ小屋のそうじをしているのは私です。」
なんて、先生は言われないので、気付かないだけでした。 そういえば、4月にみなさんがもらう教科書などは、国から無料でもらえる、税金にかかわることなので、何冊必要なのかを書類に書くことは、気苦労の多い作業だと聞いたことがあります。
 「これは私がつくったごはんよ。」
とか
「これは私がならべた椅子なんだよ。」
とか、いちいち言われると、たしかに恩着せがましくておもしろくないですね。でも、私達がスムーズに何かできるようになっていることのうらには、入念な準備がされているようだ、ということは心にとめておいても損にはならないかもしれませんね。「言葉の森」から送られてきた教材もきっと「森」のだれかさんが準備してくれたものでしょうね。リスさんかなあ、くまさんかなあ。

ポケモンセンター初見参!

2007年04月08日 21時25分40秒 | 子ども類聚
 おつかいで、子どもをつれて東京へ行ってきました。七月ににのたろうのバイオリンの発表会があるのですが、曲をどうしようか、と思案中です。はじめてまだ2ヶ月ちょっとなので、初歩の初歩の曲なんですが。銀座の山野楽器にいけば、楽譜がずいぶんあるよ、と教えてもらったので足を伸ばしてみました。
 二階にあがると五嶋龍さんのDVDが別置っていうのか、フェアっていうのか置いてました。「ヴァイオリンリサイタル2006」っていうので、CDは持ってますが、そうかDVDを買ってもいいんだな、と思いました。バイオリンの練習につきあうとき、いつも注意するのは「バイオリンが下がってきてるよ。」
と、「指をぴょこんと立てないで。」のこと。でもでも、指はいつも弦の上あたりっていうのがすごく難しいのです。にのたろうは、五嶋龍さんは知っているのでDVDの映像をじっと眺めていました。「ね、五嶋さんも指はピーンとしてないよね。」と声がけすると、予想以上に「ほんとだ~!」と感嘆の声をあげていました。演奏する姿をみせて、理想的なたち方って気付かせるのって大事かも。
 先生に教えていただいた弾き手(なんていうの?あ、バイオリニスト!)のCDも見つけたのですが、これはまた次の機会に。
 で、肝心の楽譜は三階に。子どもの初心者用に、たしかにいろいろありましたが、はじめてだし、今ある教本を忠実にやってみようと思いなおしました。冒険するのは来年以降でいいでしょう。
 帰りに東京駅の近くにある「ポケモンセンター」に寄りました。日曜日の八重洲側、飲食店は軒並み閉まってます。閑散としてるんだけど、東京駅前の日興コーディアルのあたり、子どもがうじゃうじゃといるんですね。場所が不安だったのですが、巣に帰るアリのように、みなポケモンセンターにすいよせられていきました。
 そして店内のあまりの熱気にびっくり。我が家では、実はポケモンのアニメもそんなに見てない。なのに子ども達はキャラクターをよく知ってます!

 ポケモンって未だにすごいんだ
 

 

超超ラッキー

2007年04月07日 21時38分38秒 | 雑感
 久しぶりに、子どもにつきそって駄菓子屋さんにいきました。すると私が買った10円ガムがあたり!子どもと私が買ったホームランバットが二本「ヒット」。これを4枚集めないといけないのですが。そしてコーララムネも当たり。大漁でした。でも、駄菓子やで買った、これこそが大人買いだと思うのですが、「コアラのマーチ」100円もするお菓子をぱっと買ってしまう。ここにまゆげのついたコアラを発見!大感動です。
 駄菓子もばっかり食べをするので、これは一度しつけなければ、と今回一緒にいきました。ほ~ら、きなこ棒もおいしいぞ~ってね。先ず親が食べて、安心させる。「これも食べてみなさい」とかって指示するんですが、駄菓子やで私は子供二人をつれて、完全にあねご状態!
 

新学期

2007年04月05日 22時20分33秒 | 雑感
 新学年がスタートしました。いちのひめは5年生、にのたろうは2年生に。にのたろうの担任は持ち上がりというのは、折込済み。心配なのはいちのひめ。
 学校から戻ってきた彼女に早速先生の印象を聞いてみると、「うまくいきそうなかんじがする」と、好感触。まずはほっとしました。
 記入することがたくさんある様々な用紙を猛然と片付けます。それからいちのひめの上靴入れを作りました。中学になったら、手作りかばんの機会もなくなるから、作るのも今のうちだけかな。
 

教則本が三つに。あ~大変だ。

2007年04月04日 23時41分21秒 | バイオリン事始
 にのたろうのバイオリンも二ヶ月たちました。ご本人、まあまあ頑張っています。音楽の素養が全くないので、先生の言っていることについていくのに必死です。「ゲードアスケールで」って言われるでしょう?すると
「ゲーってGだから、ソの線で、長調の音階か。」
と、いちいち翻訳していかないといけません。こういうのも、聞き取ったらそのまま理解できるような、まるで英語を英語で理解するように、音楽語彙もそのまま理解できないといけませんね。素朴な疑問ですが、なぜ「ドレミファ・・・」って言わないで、ドイツ語のようなものを使うんでしょうか。後々、ドレミファで理解していくと、音楽ってつまずくものなのでしょうか。

 新しく「セビシック オーパス1」と「オノアンナ」の教本を買ってくるように言われたのですが、オノアンナって?と、これは人の名前だったのですね。そしてセビシックってなんだろう、ととにかく取り寄せると、むむむ・・・日本語が書いてない。輸入ものなんですね。英語とドイツ語と、フランス語とあと分かんない!全部で4カ国語書いてました。画像にあるのが、セビシックという本ですが、大きくストラディバリのバイオリンが。クレモナという名前がついているそうです。右側の小さいバイオリンは、クリップなのですが、指板のところが、スポッと抜けてペンになります。これ、抜くといつも「必殺仕事人」の仕掛けのある三味線を思い出すんです。だからペンを使おうとするといつも、頭の中では「シャキーン」と勝手に効果音をつけてしまうんです。こんなとこで、「必殺」を思い出しているようでは、とうていバイオリンの真理には近づけない。トホホですね・・・
 聞く耳がないので、先生の好きなバイオリニストを教えていただき、それを順番に聞いていきたいと思います。

いくつになっても駄菓子

2007年04月03日 22時35分45秒 | 子ども類聚
 近所に消費税をとらない駄菓子やさんがあります。100円もたせて、買いにやらせます。私も小さい頃は、お小遣いをもらっては駄菓子屋さんに日参していたのですが、買い方が違うんです。
 私は、いろんなおかしを買っていました。でもいちのひめは特に一点買いなのです。当たりくじつきのおかし、コーラ味のラムネで、一個10円なのですが、立て続けに当たったものだからすっかり味をしめて、毎回100円全部をそれにつぎこんできます。チョコエッグでも、なんでも「大人買い」といってどばっと買うやり方ってありますが、いちのひめもそれに似た買い方なのでしょうか。

 今日は、いとこの子が遊びにきて、やっぱりみんなに駄菓子やに買いにやらせました。すると一人の子が買ってきたおやつに「モンスタースタンプ」というのがありました。これがおもしろい!スタンプとして遊んだ後、食べられます、というもので、ドラキュラの顔みたいなのが、彫られているんです。はんこと全く同じ。でも朱肉つけちゃったら、食べられないよね、と思っていると、そのはんの部分をベロベロとなめるんです。すると若干とけて色がでる。そこをブイと紙に押し付けると、ほんとにスタンプ!柄がでるんです。舌が毒々しい色になります。それを見せびらかす。そして朱肉にあたるのが、唾液ですから。このきたな~いかんじが、駄菓子の本質だと思うのですが、実におもしろくてナンセンスでいいですね。
「いい駄菓子選んだね。センスいいね。」
とほめてあげると、すっごく得意げになっていました。ほめて育てる・・・

 スタンプとして遊べるくらいだから、かなり固いラムネです。それを子どもはガリガリと歯も折れんばかりに噛み砕くのです。顔をゆがめて食べる様子がとってもかわいらしい。

 私はこの春休み、いったい何本のエースバットを食べたんだろう。でも一本も当たらなかったのです。ショックです。

おなかのなか

2007年04月02日 20時56分20秒 | 書物の類聚
 実は好きなテレビ番組のひとつに「大食い選手権」があります。ギャル曽根とよばれる女の子、大好きです!身長162センチで体重45キロという華奢な体型なのに、胃袋はほんとにブラックホールか?というくらい、おしるこでもお寿司でもごぼごぼと入っていくのです。それがマジックのように消えてしまうんですね。体のおにくになったりしないのです。並外れた食欲があって、その食欲が素直なんです。いじきたなくガツガツとむさぼり食うのではなく、「おいしいおいしい」って言いながら、笑いながら、喜びながら、そしてお化粧も直しながら食べるんです。彼女の食べっぷりをみて、はじめて「たくさん食べられるって幸せかも」と思えるようになりました。
 昨日、その大食いのテレビを見たのですが、ちょっと残念でした。私が好きだったギャル曽根ではない。時折苦しそうにしているのですね。そしてカメラに向かっても、ずいぶんつくり笑いをしているような。勝ちを意識した食べ方になっていました。残念です。他人より早く、という食べ方ではない、自分の食べたいものをわがままなかんじに食べて、結果的に勝っている、というところがよかったのに。

 とはいっても、おなかのなかの宇宙的な広がりをみせてくれる彼女をこれからも応援していこうと思います。絵本でも「ママ、ママ、おなかがいたいよ」っていうのがありましたよね。ドラえもんだってそうですが、おなかからいろんなものがでてくるのって、う~ん、懐が深いというのか、おなかが深いっていうのか、ともかく原初的な面白さってありますよね。