故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.1.066 「せんべい屋」のお話。

2016年12月01日 | 日記

この日は東日本大震災による大津波で大きな被害を受けた、宮城県宮城郡七ヶ浜町地区の震災復興状況をこの目で確かめる日程が組まれていた。観光バスに乗り、現地説明の前に最初に案内された場所が「せんべい屋」であった。


宮城県産“せんべいで有名な「海鮮せんべい塩竈」さんの駐車場には、県外から来た観光バスが並んでいた。新しくできた建物であったため、私は男性従業員に当時の被害状況を訪ねてみた。


ここは海が目の前に迫っている場所ですが、海に浮かんでいる多くの島が「防波堤」の役割を果たしてくれたため、幸いなことに深刻なダメージを受けるような被害はなかったという。


店内で10種類ほどの“せんべいを試食させてもらった。試食後、気に入った“せんべいを数袋、買い求める観光客でレジは賑わっていた。


エビやタコの入った「せんべい」に人気が集まった。手前は試食用のケース。

せんべい屋の屋上に設置された「鐘」。

海に浮かんでいる多くの島々が「防波堤」の役割を果たという。