故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.943 「横山寺」のお話。

2016年07月31日 | 日記

私はこれまで“大連には何回となく来ているが「横山寺」を訪れるのは初めてであった。このお寺は漢時代に開山した修行寺である。戦火で荒廃したため、2004年の秋に再興されたという。


境内は広く、建築物は手入れが行き届いているのか、10年以上経過した今も最近完成したような錯覚を覚えた。「山門殿」「元通宝殿」「天王殿」「蔵経楼法堂」の4つの主殿と「鐘楼」「鼓楼」など8つの副殿からなっているスケールの大きなお寺である。


30度を超える暑さの中、石畳の上を歩いて参拝していると汗が滴り落ちてきた。本堂では黄色の袈裟を身に着けた10数名のお坊さんが信者と一緒にお経をあげていた。名物の精進料理のような「福寿麺」が美味しいというので注文した。


テーブルに運ばれてきたのはインスタントラーメンのカップに野菜とキクラゲと油揚げが入った“うどん”であった。期待していたが、10元(日本円で約160円)では仕方がないのかもしれない。


インスタントラーメンのカップに入った“うどん”。



 

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No.942 「大連の朝市」のお話。

2016年07月30日 | 日記

大連で2日目の朝を迎えた。午前6時、私は「早朝散歩」のため宿泊しているホテル近くの“朝市”へと向かった。黒龍江大学近くにある“朝市”と同じように、ここでも多くの市民で賑わいを見せていた。


違いと言えば海に隣接している大連である。海産物の種類が多い。ハルビン市内の“朝市”では川魚が中心であるが、ここでは「ヒラメ」「太刀魚」「エビ」「アサリ」「ウニ」「ナマコ」なども販売されていた。


また長さが30㎝を超える「ナス」や、直径が20㎝程もある「ピーマン」など、日本ではあまりお目にかかれない大きな野菜が目についた。また、近郊で採れた新鮮な「桃」や「サクランボ」なども美味しそうに並んでいた。


この“朝市”では朝食を楽しんでいる市民の姿も見られた。売り子の元気な声があちこちで飛び交う“朝市”は、活気に溢れていた。


「ヒラメ」「太刀魚」など海の魚が販売されていた。

市場では朝食を楽しんでいる市民の姿も見られた。

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No.941 「教え子との再会」のお話。

2016年07月29日 | 日記

今回の中国旅行の目的のひとつが、黒龍江大学日本語学科を卒業した教え子達と再会することであった。この日は大連にある日系企業などで働いている9人が集まってくれた。男性が1人、残りは女性であった。

 

主にコンピューター関係の会社に勤務しており、毎日、仕事で日本語を話しているだけあって、流暢な日本語が会場を飛び交った。最初にビールで乾杯した後、教え子達の近況を一人ずつ、聞かせてもらった。

 

1日3交代勤務や夜勤がある者、ハードな仕事のため心身ともストレスが溜まっている者など、上司の指導を受け、ひと回りもふた回りも大きくなって頑張っている様子が伝わってきた。中には、私が思い出せない教え子もいた。

 

聞けばフィットネスクラブで20㎏の減量に成功したという。話を聞いていてようやく思い出した。懐かしさと嬉しさで私は日中友好交流の歌である「北国の春」を中国語で歌った。楽しい会は参加者の健康と再会を誓ってお開きとなった。




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No.940 「旧大和ホテル」のお話。

2016年07月28日 | 日記

この日は予定されていた観光が早めに終了したことから、急遽、満鉄直営の「旧大和ホテル」を見学することになった。ここは西洋人旅客の宿泊や満鉄の“迎賓館”として使用され、現在も「大連賓館」として営業している。

 

当初、私達もこのホテルの宿泊を中国の旅行会社に依頼したが、満室で宿泊することができなかった。天井の高い重厚感の漂うホテルの入口にはホテル専属(?)の男性ガイドが私達の到着を待っていた。(入場料50元⇒日本円約800円)

 

ガイドはユーモアを交えた流暢な日本語で、日本と中国の政治家などがここで会見したという部屋から説明が始まった。次に案内された部屋は田中角栄首相と周恩来首相が「茅台酒」で乾杯している写真パネルが飾られた部屋であった。理由は不明であるが、ここは写真撮影が禁止された。

 

パネルの前には「茅台酒」が置いてあり、試飲をさせてくれた。1本15.000円で販売するという。次の部屋ではドイツ製の時計や万華鏡、置物などを売り始めた。単なる「大和ホテル」のモノ売りのガイドのようであった。


「大和ホテル」の2階から見た広場。

 

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No.939 「水族館」のお話。

2016年07月27日 | 日記

今日から本格的に大連市内の観光スポットを巡ることになる。最初に訪れた観光地が「大連圣亜海洋世界」という“水族館ここは3つのアトラクションとアジアで最長といわれている長さが≪118mもある海底トンネルが人気の施設である。


海底トンネルの下はベルトコンベアのような動く歩道になっており、その上に乗って歩くことなく海の魚を鑑賞できる。アトラクション会場はどこへ行っても多くの家族連れなどでごった返していた。平日で学校があるというのに多くの児童や学生の姿も見られた。


1か所目のアトラクションは大きな透明なガラス水槽の中で泳ぐ白イルカと女性潜水員の踊り。2か所目はアシカとアザラシの演技。愛嬌のある大きなアザラシが腹筋運動をする姿を見て、私は思わず笑ってしまった。


3か所目はイルカと人魚のショー。イルカが空中高く飛び跳ねるショーに観客から大きな拍手が沸き上がっていた。


愛嬌のある大きなアザラシが腹筋運動をする姿を見て思わず笑ってしまった。




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No.938 「海上に架かる大橋」のお話。

2016年07月26日 | 日記

この巨大な橋の正式名称は「大連南部濱海大道跨海大橋」という。私達は大連市の星海湾の海上に建設された全長6.8㎞、片側4車線のこの橋を、マイクロバスに乗って見学することになった。


慢性的な交通渋滞を解消するために建設されたこの橋は、大連市内の濱海路からハイテクパークを結ぶ、中国東北三省最大の橋梁となっている。橋の上を走行していると途中から反対車線が見えなくなった。


これは道路が途中から立体交差し、橋の上と下を走る二層構造になるためである。橋の両脇にある歩道にはジョギングや散歩を楽しむ人々の姿が見られた。橋を渡り終わると高層ビルが林立し、ひとつの新しい大きな街が形成されていた。


この大橋が完成したことにより、交通の便が良くなったことから、現在でも大橋のたもと周辺は高層の高級マンションが何棟も建設中であった。


海上に建設された全長6.8㎞、片側4車線の橋を見学。

橋を渡り終わると高層ビルが林立し、ひとつの新しい大きな街が形成されていた。


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No.937 「新潟県大連経済事務所」のお話。

2016年07月25日 | 日記

久しぶりの「大連」訪問である。大連滞在中、時間を見つけて私にとっては懐かしい「新潟県大連経済事務所」を表敬訪問することにした。今から20年ほど前、私はこの事務所を立ち上げる業務を担当していた。


当時、大連市内のいくつかの候補物件を訪ね歩いたことを思い出した。時間の経つのは早いもので、来年で事務所開設≪20周年を迎えるという。5階にある事務所に入り、小玉所長さんと再会した。


私が黒龍江大学に勤務していた時、授業に使用するため「新潟県大連経済事務所」に依頼して何回となく新潟県の観光パンフや関係資料を送付していただいた。


幸運にも今回、様々な面でお世話になった当事務所の魏さんと謝さんにもお会いすることができた。夕方の「懇談会」で大連で働いている私の教え子9人にも、この事務所を有効に活用するようお願いしてきた。


「新潟県大連経済事務所」の皆さんと一緒に記念写真。

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No.936 「大連の早朝散歩」のお話。

2016年07月24日 | 日記

前日、私はホテルのフロントで大連市内の「早朝散歩」のコースを訪ねてみた。徒歩10分ほどで“労働公園”に到着するコースを教えてもらった。私と大島先生は午前6時にホテルを出発し、その公園に向かった。


公園入口にはパチン・パチンという音を立てて長い“ムチ”を振り回している数人の男性の姿を目にした。ブーンという音の出る「中国ゴマ」を回していた。


さらに公園を歩いていくと、白いユニフォームを着た女性グループが音楽に合わせてリズミカルに踊っていた。これが最近人気の「ゾンビ体操」という。姿勢もよく、手足の動きも統一されていた。


その他にも「太極拳」や「縄跳び」、足で羽根を蹴る「チェンズ」などのスポーツを楽しむグループの姿があちこちで見られた。早朝から健康維持に努めている大連市民の様子をゆっくりと拝見させてもらった。


自分の「干支」に触る大島先生。

 

私の「干支」は“イノシシ”であるが、中国では「ブタ」であった。

 




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No.935 「夕食」のお話。

2016年07月23日 | 日記

今回の旅行先である大連と瀋陽の「昼食」と「夕食」は、一般市民が利用している人気の食堂に案内して欲しいと私はガイドの田龍さんにお願いしておいた。


大連に到着した第1日目の夜の「夕食」は、大連市民が利用している食堂での初めての食事であった。ホテルから徒歩で5分ほどの場所にある食堂には、既に数組のグループが食事を楽しんでいた。


食堂に入ると壁には数十種類もある料理のカラー写真と価格が掲示されていた。1人が1品ずつ注文した後、テーブルに戻り大連のビール(大連干啤)で乾杯を始めた。


続いて「きくらげ」や「トウモロコシ」など地元の食材を使った出来たての料理がテーブルに運ばれてきた。日本と比べると中国の物価は安く、ビール料金を入れても1人40元(日本円で約640円)ほどで足りた。


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No.934 「高速鉄道」のお話。

2016年07月22日 | 日記

黒龍江省・ハルビン市と遼寧省大連市を結ぶ「新幹線」が完成した。日本の「新幹線」と同じように時速300㎞を超えるスピードで走る。中国では「新幹線」と呼ばず「高速鉄道」とか「高鉄(中国読みで“がおてぃえ”(gao tie)」という。

 

この日は14時00分に「ハルビン西駅」を出発し17時35分に「大連北駅」に到着した。全長921㎞を3時間35分で走る。近くて便利になったものである。この「高速鉄道」ができたため、ハルビン市と大連市を結ぶ定期航空路が廃止された。

 

新しい高層ビルが続々と建設中のハルビン駅前で私達は記念写真を撮った後「高速鉄道」に乗り込んだ。飛行機と同じく荷物は“X線検査機を通さなければならない。日本の「新幹線」よりも揺れが少なく、快適な列車の旅であった。


 「長春西駅」と「瀋陽北駅」に停車しただけで、定刻に「大連北駅」に到着した。郊外に建設された新しい「高速鉄道」の駅周辺は「ハルビン西駅」と同じように新しい高層ビルが林立していた。


見送りに来た若い女性は大島先生の教え子。

「ハルビン西駅」から「大連北駅」まで403.5元(日本円で約6.450円)。


 

 

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No.933 「昼食会」のお話。

2016年07月21日 | 日記

黒龍江大学日本語教師で昨年まで新潟市の国際交流員をされていた韓春紅先生が私達を「昼食会」に招待してくださった。会場は最近建設された“万達広場”の中にある人気のレストラン街の一室。


このレストラン街は大モールの中の3階にあり、長さが300mを超える。ここには日本料理店や回転寿司の店も入っていた。入口から歩いても歩いても会場の「蓮素空間」というベジタリアン・レストランに到着しない長い距離であった。


この店は健康のため、野菜中心の料理で肉を使用した料理はない。勿論、ビールやお酒も提供しない。肉のように見える料理は豆腐やキノコを使っているという。健康志向の時代にマッチした、モダンなお店であった。


この「昼食会」のほか、食べやすいようにスイカなどを切った果物を私達の宿舎に差し入れていただいた韓先生の心温まる歓迎ぶりに感謝申し上げたい。


「蓮素空間」というベジタリアン・レストランの入口。


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No.932 「博物館」のお話。

2016年07月20日 | 日記

この日の午後から高速鉄道に乗り「ハルビン西駅」から「大連北駅」へ行くことになるが、それまでの時間を利用して、私達は黒龍江大学構内にある「博物館」へ足を運んだ。


ありがたいことに同大学の陳百海博士から「博物館」の責任者に連絡を取ってもらった。特別な計らいで、この日閉鎖されていた「博物館」の鍵を開けていただき、私達だけが館内を見学することができた。


「博物館」ではご多忙の中、同大学日本語教師の韓春紅先生から懇切丁寧な説明をしてもらった。この「博物館」のセールスポイントは、何といっても巨大な「マンモス」の“牙と骨である。


また、中国の少数民族である“赫哲族”の狩猟のやり方や魚の皮で作った衣服などの生活状況が、写真パネルなどで分かりやすく解説されていた。


「博物館」のセールスポイントは巨大な「マンモス」の“牙と骨

中国の少数民族である“赫哲族”の狩猟のやり方などの写真パネル。











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No.931 「早朝散歩」のお話。

2016年07月19日 | 日記

旅に出ると毎日の「早朝散歩」が私の日課となる。黒龍江大学の8階建ての宿舎に泊まった私は5~6年前、毎日数人の学生達と一緒に歩きながら日本語を勉強した≪1周400mのグランドに向かった。


ここには黒龍江大学の先生で「黒龍江大学健康協会」に所属している友人の皆さんがジョギングを楽しんでいた。突然の訪問であったが、お互いに懐かしい顔を見ながら再会を喜び合った。


大学構内にあるベンチには早朝から学生達が参考書を片手に勉強しているいつもの姿が見られた。その後、学生食堂で大島先生の教え子と一緒に食事をした後、近くにある「朝市」の見学に出掛けた。


そこには「野菜」「果物」「肉」「魚」など、この周辺でとれた新鮮で豊富な食材が並べられ、多くの市民が買物をしている姿があった。


「黒龍江大学健康協会」に所属している散歩仲間がジョギングをしていた。

早朝から学生達が参考書を片手に勉強している姿が見られた。

学生食堂の朝食。

新鮮で豊富な食材が並べられ、多くの市民が買物を楽しんでいた。

 




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No.930 「夜の散策」のお話。

2016年07月18日 | 日記

心温まる「歓迎会」が終了した後、私達はガイドの田龍さんの運転する車に乗り込み、ハルビン市のシンボルとなっている「防洪記念塔」周辺を散策することにした。

 

時計は午後9時を過ぎていたが、多くの市民が夕涼みを兼ねて大河である「松花江」の堤防の階段に腰を下ろし、ライトアップされた鉄橋や遊覧船を眺めていた。

 

私はこれまで何回もここに来ているが、ライトアップされた鉄橋を初めて拝見させてもらった。その後、繁華街の「中央大街」に向かってゆっくりと歩き始めた。

 

ハルビン名物のアイスキャンデーを5元(日本円で約80)で買い、2人の販売員と記念写真に納まった。ここも人々の流れは切れ目なく続き、賑わいを見せていた。


ハルビン市のシンボルとなっている「防洪記念塔」周辺の光景。

ハルビン名物のアイスキャンデーを買い、販売員と記念写真に納まった。

ハルビン市の繁華街である「中央大街」。


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No.929 「歓迎会」のお話。

2016年07月17日 | 日記

この日、黒龍江大学校長助理の張暁光教授と同大学東語学院の院長・陳百海博士がご多忙の中、私達のために「歓迎会」を開催してくれた。私がお世話になった外事処の李暁娜先生からも特別に参加していただいた。


黒龍江大学の正面入口で張教授と記念写真を撮った後、会場である「東方餃子王」に向かった。このお店はハルビン市内では多くのチェーン店を持っている一番人気の“餃子専門店である。 

 

張教授が私達に用意された乾杯用の“白酒”は、アルコール度数が43%で10年ものの甘い香りのする最高級の「玉泉酒」であった。また、このお店は“餃子”だけではなく、郷土料理も人気が高い。


10種類以上の料理がテーブルの上に次から次へと並べられた。“白酒”と地元の“ハルビンビールで乾杯を重ね、久しぶりの再会を喜び合った。張教授、陳博士、李先生の心温まるおもてなしに、心から感謝申し上げたい。



 

 

 

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