リブ付き風防

前回作ったサイドバーナー型パンケーキが風に弱いので風防の研究中。
試行錯誤してなんとか形になったのがこのリブ付き風防。

普通の風防でサイドバーナー型パンケーキを使うと、風防内の乱流で炎が無駄に大きくなりまた揺れて鍋の底から大きくはみ出し、やたらと燃料を消費してしまうという困った問題がありました。
炎が効率よく鍋に当たるようにできないか？
てなことを考え作ったのがこのリブ付き風防です。
風防内の乱流を抑えて安定燃焼させ、かつ炎が効率よく鍋に当たるように整流しようという発想。

素材はガルバリウム鋼板です。
ステンレスシートで作りたいところですが、まだいろいろな形状を試したいのでとりあえずガルバ。
ガルバリウム鋼板は加工しやすく安い（1.8ｍ*0.9ｍで1200円くらい）ので板金工作にオススメです。
でも赤熱するほど炎に晒されるとメッキが熔けだすのが難点。
アルコールストーブの風防として使うのには向いてない、かも。

風防と鍋の隙間（排気口）が狭いかな？と思いましたがとりあえず大丈夫のようです。
この隙間には煙突効果があるようで鍋底に当たった炎が隙間に吸い込まれていき、吸い込まれた炎は鍋の側面も熱してくれているようです。



吸気口は風防を吊り下げタイプとして座面との隙間から吸気する構造となっています。
隙間を5mmくらいまで狭くしても吸気不足にならないことを確認していますが変更するかもしれません。



そしてこのリブ付き風防、ひっくり返すとカマドのような風防兼五徳としても使えてしまいます。

これはまだ全然吸排気のバランスがとれてないのでいずれまた。