現在入手可能なシルクラインはPhoenix(仏/英)、Thebault(仏)、Terenzio(伊)、矢野(日本)、中国と思っておりましたが、フランスでは更に3つのメーカーがシルクラインを作っている事が分かりました。
La soie des sources de Lozere
南仏の小規模家族経営のメーカーのようで、15年程シルクラインの製造を行っている様です。メーカーのサイトではsoie naturelleと、天然シルク製とありますので、間違いはないと思いますが、フランスの釣り人のサイトでこのLa soie des sources de Lozereはシンセティックの糸を編んだものとありました。そのサイトでは今はなきLa soie Robinsonもシンセティックと書いてあったのでどうかと思いますが。。。
次はSoie Chambord。2010年から製造開始のようです。製造者は個人で、もともとAu ver a soieに勤めていた様子。
上のLa soie des sources de LozereもSoie Chambordも付加価値税込みでEUR 100以下のお値段ですが、下のAu ver a soieのシルクラインはEUR 140以上になります。
Au ver a soieは1820年より今に続くパリの絹糸メーカー。それが、ここ数年前から新規事業分野としてフライフィッシングに進出、シルクライン、竹竿、毛針、タイイング用シルク、等等を製造販売しているそうです。
Hans Gebetsroither(ハンス・ゲベーツロイター)の弟子のHans-Ruedi Hebeisen氏 (ハンス-リュディ・ヘーバイゼン、HRH)のチューリヒのお店で売ってますし、フランスでも当然いろんなところで売っていると思われます。
実は、昨年の猛暑でリールに巻きっぱなしになっていたPhoenixのDT5のコーティングが大変な事になってしまい、養沢でも見やすい薄い黄色のDT5のシルクラインを買おうかなと思ってヨーロッパのサイトを見ていたらこんな事になっているのを発見したものです。やはり、フランスは奥が深い。。。。私もフランス語をブラッシュアップしなければ。
尚、上述フランスの釣り人のサイトの記事によれば、ベルギーのKaizerは2000年頃ベルギーの獣医学局にシルクライン製造機を売ってしまったとの事。何でも、ベルギー原産の牛の増産のために帝王切開用の縫い糸製造用として獣医学局が購入したとの事。なんともはや。
La soie des sources de Lozere
南仏の小規模家族経営のメーカーのようで、15年程シルクラインの製造を行っている様です。メーカーのサイトではsoie naturelleと、天然シルク製とありますので、間違いはないと思いますが、フランスの釣り人のサイトでこのLa soie des sources de Lozereはシンセティックの糸を編んだものとありました。そのサイトでは今はなきLa soie Robinsonもシンセティックと書いてあったのでどうかと思いますが。。。
次はSoie Chambord。2010年から製造開始のようです。製造者は個人で、もともとAu ver a soieに勤めていた様子。
上のLa soie des sources de LozereもSoie Chambordも付加価値税込みでEUR 100以下のお値段ですが、下のAu ver a soieのシルクラインはEUR 140以上になります。
Au ver a soieは1820年より今に続くパリの絹糸メーカー。それが、ここ数年前から新規事業分野としてフライフィッシングに進出、シルクライン、竹竿、毛針、タイイング用シルク、等等を製造販売しているそうです。
Hans Gebetsroither(ハンス・ゲベーツロイター)の弟子のHans-Ruedi Hebeisen氏 (ハンス-リュディ・ヘーバイゼン、HRH)のチューリヒのお店で売ってますし、フランスでも当然いろんなところで売っていると思われます。
実は、昨年の猛暑でリールに巻きっぱなしになっていたPhoenixのDT5のコーティングが大変な事になってしまい、養沢でも見やすい薄い黄色のDT5のシルクラインを買おうかなと思ってヨーロッパのサイトを見ていたらこんな事になっているのを発見したものです。やはり、フランスは奥が深い。。。。私もフランス語をブラッシュアップしなければ。
尚、上述フランスの釣り人のサイトの記事によれば、ベルギーのKaizerは2000年頃ベルギーの獣医学局にシルクライン製造機を売ってしまったとの事。何でも、ベルギー原産の牛の増産のために帝王切開用の縫い糸製造用として獣医学局が購入したとの事。なんともはや。
情報ありがとうございました。硬質な感じですか。これはグリースを塗ったり実釣に使えばおっしゃる通り変わりますね。因に太さ、コーティングの厚さはどのようなかんじでしょうか。表面がざらついているかどうかなど。
表面のコーティングが溶けてベタつくPhoenixは竹竿用のニス等で再度コーティングしようかなと思っているところです。
フランスのシルクラインですが、ティップ部が特に細いものがないか、お尋ねしたくコメントいたします。
古いハーディのロッドでティプガイドのアゲイトが小さい場合、#6ぐらいのシルクラインのループ・トゥ・ループでも通らない場合があると発見しました。ネイルノットにすればよいわけですが、ドライやウェットを使い分けるにはブレイデッドリーダーも捨てがたく、であれば、先端30ftの重さは一定範囲であってもティップが細いラインならループ・トゥ・ループで通るのではないかと考えた次第です。コロナも中番手がGDGとならずに低番手IHIと同じティップ径のIDIだったわけですし。
ご教示頂ければ幸甚です。
ichikennmin@gmail.com
コメント頂きありがとうございます。
私が直接触って知っているシルクラインですと、Phoenix、Thebault共に表面のツルツルさを追求してかコーティングが厚く、細さで言えばKaizer、HardyのCorona、Kingfisherがどれも同じくらいとなります。フランスシルクのAu ver a soie、Soie Chambordもどれくらいの細さなのかは正直分かりません。
シルクラインのループ・トゥ・ループで気になったのですが、これはブレイデッド・ループをシルクラインの先端に取り付けてのものでしょうか?あるいはシルクラインだけでループを作ってのものでしょうか?ブレイデッド・ループを使えばAFTM6程度のラインを使う竹竿であればまず問題なくトップリングは通るものと思います。2011年9月19日のシルクラインへのブレイデッドループの取り付け記事等参照頂ければと思います。
もし、それでも細身のシルクラインが必要な場合は、1番くらい重いシルクラインのコーティングを重曹で落とし、アマニ油だけでコーティングする方法(炊飯器を使った急速乾燥法)を使えば細くて重い昔のシルクラインが出来ます。私の過去記事の方法で行えば失敗する心配は余りないと思いますが一回につけるアマニ油は薄めにした方が確実と思います。釣りに行けない冬の期間を使って10回程度コーティングすればその後数年は再度のコーティングなしで問題なく使えるのは実証済みです。
拙文が何らかのお役に立てれば幸いです。