Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

総豊@蘇我 遂に『塩つけ麺』も登場!


虎視眈々と着実にラーメン界を歩み続ける総豊。

創業してすでに10年以上が経つが、昨年は大改革の年でもあった。自家製麺へのシフト、つけ麺の導入、総豊の大変革は大成功だった。自家製麺はたちまち大評判になり、つけ麺の導入によって新たなファン層を獲得することに成功した。

そして、

2008年3月、遂に総豊に塩つけ麺が登場した!

値段は、通常の醤油ベースのつけ麺と同じで、麺400gまでは750円、麺500g以上だと850円。この物価高騰のご時世で値上げ等一切なし。さすが総豊!としか言いようがない。自家製麺だからできることなのかもしれない。

さて、塩つけ麺。いったいどんな味なのだろう。それ以前に、どんなつけ麺なのだろう。全く想像できない。ここの塩ラーメンからすると、白濁でマイルドでやわらかい感じのスープなんだろうな、と・・・

しかし、見てビックリ、食べてビックリの驚きのつけ麺だった。(と同時に、ユニークなつけ麺に仕上がっていた!)

麺はこれまでのつけ麺と変わりなし。のり、チャーシュー、玉子(上の写真は「半熟煮玉子(別売)」)がのっている。

スープがすごいことになっている。塩スープなのに茶色いのだ。醤油じゃないんだし、いったいどうしたんだ?!、と思わず首をかしげた。匂いをかぐと、仄かに魚介の香りがプーンとしていた。表面に魚粉と香り油がまくを張っていたのだ。かなり濃厚そうだ。

麺をスープに入れて、するっと食べると、魚介の旨味がガツンと強烈に効いている。なんと総豊の塩つけ麺は、「濃厚魚介塩とんこつつけ麺」だったのだ。しかも、魚粉が使われているので、味にインパクトがある。かなり強烈だ。とはいえ、スープそのものはここ自慢のゲンコツスープなので、臭みがなくて、意外にもさっぱりしているのだ。しょっぱさは控えめになっていて、コクと旨味で食べさせるつけ麺になっていた。

*また、別皿でショウガが付いている。これをスープに入れると、味に劇的な変化が!!! これは是非試してもらいたいかな。

チャーシューは相変わらずの絶品。半熟煮玉子はもちろん文句なし、タレが奥底まで染み渡った濃い半熟煮玉子だ。

さらに、ここの最大のウリでもある後のせ調味料。柚子胡椒、天かす、カレー粉、ごま、マヨネーズなどに加えて、さらにニンニク油が加わっていた。調味料はその人の好みに応じて投入できるので、とても面白い。ただ食べるだけじゃなくて、自分なりに色々と工夫できるのも総豊のつけ麺の特徴である。

今回は麺300gだったが、それでもかなりのボリュームだった。小麦粉の高騰によって決して楽観も贅沢もできないが、この値段で腹いっぱいに麺を食べられるなんて、本当に素晴らしいと思う。

今日はあいにくの雨だというのに、やはり客足は途絶えていなかった。蘇我駅から徒歩9分くらいと、決してあまりアクセスに恵まれているとはいえないが、それでもがっちりと固定客のファンを得ていると言えるだろう。あと、このお店は、カップルや夫婦、若い女性集団が多いのも特徴。お世辞にも女性ウケするようなお洒落な店内ではないのだが、どういうわけか女性のお客さんが多いんだよなぁ~ 

また近いうちに来なきゃ。なんとも、最近またつけ麺の味を改良したのだとか。総豊には驕りも甘えもない。これからも「攻め」の気持ちで千葉のラーメン界という荒波の中を突き進んで行くのだろう。さすが、keiの原点となるラーメン屋さんだ。


濃厚な魚介塩とんこつスープがたまらない!


これ以上の半熟煮玉子は他にはない!


スープ割りをするとゲンコツスープの質の良さが分かる!


味のバリエーションもかなり豊富です。

総豊
千葉県千葉市中央区南町3-18-9
043-266-1935
18:00~翌1:30(LO1:20)
日曜日OFF

*JR蘇我駅(京葉線・外房・内房線)から徒歩約10分。
 マルエツのななめ向かいにあります。
 オレンジ色の看板が目印。

2007年12月30日の記事はこちら おろしチャーシューとつけ麺
2007年10月31日の記事はこちら つけ麺
2007年10月13日の記事はこちら つけ麺カスタマイズ
2007年10月03日の記事はこちら つけ麺初登場!
2007年09月03日の記事はこちら 自家製麺の改良あり!
2007年07月11日の記事はこちら 自家製麺初登場!
2007年06月13日の記事はこちら おろしネギとおろし。縮れ麺ラスト!
2007年05月02日の記事はこちら ホンモノのラーメン屋さんの条件
2007年03月05日の記事はこちら 研究室2初登場!
2007年02月17日の記事はこちら なんか懐かしいなぁ
2006年12月01日の記事はこちら これぞラーメン!
・・・

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